私は、年長の時、自分の父の仕事場にお弁当を届けて行き、父の仕事場、仕事している姿をものすごく強烈に覚えています。
そして、このことをいつもダーリンにも云っていて、昨年の夏に、休日出勤をした時に、子ども達を連れて、会社に届けに行きました。
会社の10時の15分間の休憩を見計らって行きました。
案の定、工場の入り口で出社してる方々と駄弁りながら喫煙タイム中。
作業着に作業帽子を被り、いつもと違う仕事用メガネをした、お父さんとハナはその時始めて対面しました。
その時は終始硬直してました。
が・・・
ハナちゃんにとって、それがとっても印象に残ったようです。
その日の晩に
『父ちゃん、カッコ良かったねぇ~!!』の連呼!!
ダーリンも「おう!父ちゃん、頑張ってきたぞ!!」と、愛娘からの掛け声にご満悦
そう、私が子供のころの状態と一緒です。
それから、今まで、子供に欲しいものを”我慢をさす”時に効果が出ました。
おもちゃを見て、『かぁちゃん、あれ、欲しい~!!』
『ハナちゃん、父ちゃんは今、どうしょうる?ハナちゃんや竜くんに美味しいものやおもちゃ買うてもらうために一生懸命頑張ってお仕事してるでしょ?だから、おもちゃは、今度父ちゃんと買い物に来た時に、父ちゃんと相談しながら決めようね
と、聞いたら、素直に、
「ハナちゃん、我慢するよ」と、言えるようになりました。
そして、再々、「父ちゃんの会社(工場)にハナちゃんも行ったことあるよね!」 と、張り切って会話し、ダーリンがすごくうれしそうです。
こういう話を聞いたことがありませんか?
【一昔の子ども達は親が農業など家のすぐ近くで仕事をしていて、親の仕事してる姿をいつでも見ることが出来た。現在はほとんどの家庭が勤めに行く時代。親が家の外でそう結う風に子ども達のために一生懸命してる姿を見ることも見せることも難しい世の中である。子供の仕事に対する情熱、親心を考る機会も少ない】
ということです。
私自身、結局、父の姿をみていたので、同じように一時期、鉄工所で勉強も兼ねて抵抗なく仕事に就くことが出来た。
面接でも言ったのです。父の姿を見ているので、怖いとも思いません、と。
この工場に雇ってもらい、いろんなことを1から教わりました。
今でもその会社には感謝の気持ちでいっぱいです。
おかげで、学校に行かず、即戦力で、CADオペレーダーになって、飛躍しました。
ダーリンも、小学校であったらしく、義父の会社の工場を見学しにいった覚えがあるらしいです。
でも、思うんですが、気持が素直な、幼児期の方が、子どもの心により響くと思います。
見学までしなくても、通常勤務中にその場所に行って、遠くから親の姿を見つけることが出来ただけでも、4・5・6歳児には、一生、お父さんの頑張る姿として、心に響いて残ります。
その後、金銭教育にも結び付きます。
幼児をお持ちの親御さんは、ご検討頂ければと思います。
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