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2019年04月26日

こんにちは！
毎年４月の第二土曜日に開催される、手力の火祭に行ってきました。

手力の火祭は岐阜市蔵前にある手力雄神社で開催される、
岐阜県の重要無形文化財に指定されている３００年以上の歴史があるお祭りです。

各町内で趣向の凝らした神輿を作り、当日、鐘と爆竹を鳴らしながら神輿を担ぎ、

夕方になるといよいよお祭りが始まります。

最初は御神鐙への点火です。
これは高い柱につけられた、御神鐙と呼ばれる行燈に仕掛けを使って火を点けるものです。

雨が降っていたり、風が吹いていたりすると点火は厳しいため、
点火に成功させると歓声が上がります。

今年は、少し風が吹いていましたが、ほとんどの地区が一度で点火を成功させていました。

続いて行われるのが、滝花火への点火です。
これはその名の通り、滝のように降り注ぐ火の粉の下を、各町内が神輿を担ぎます。

こんな火の粉の下に上半身裸で入るなんて、観ているだけで熱くなりますね
神輿にも仕掛けが施されていて、神輿からも火の粉が噴出しますが、その様子は壮観です。

毎年、各町内がそれぞれのテーマで山と呼ばれるものを作ります。
こちらも夜はライトアップされてとてもきれいです。

この山の上で手筒花火に点火し、山から降る火の粉の下を
各町内の鐘の持ち手が一斉に鐘を鳴らします。

この後は山焼き花火や仕掛け花火へと移ります。

神輿の宮入から、仕掛け花火まで、最初から最後まで目が離せないお祭りです。
お祭を見たいという方は、手力雄神社で毎年４月第二土曜日に開催されていますので
是非観てください！

夏には長良川でこの火祭を再現した「手力の火祭・夏」が開催されるそうなので、
長良川で観るのもおすすめです！

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