全43件 (43件中 1-43件目)
1

ひとつ 斬え ふたつ 斬え みっつ よっつ ・・・ 視えるものだけを 幾時も追いつづけて 最後に残るのは 無色の残骸 オマエには 視えないだろう 妄想のSEPIA HIDERΦW
2007年10月12日
コメント(2)

わたしは 左腕を 切りおとす きみのほか だれが どうできる HIDERΦW
2007年09月30日
コメント(2)

右手で巻きもどし 左手で先おくり REW⇔FF ENDLESS STOP 伸びたTAPEは 変わり果てた声を 吐きだして 同じ事のくりかえし あの声じゃナイのなら ココロの底から泣けやしない 化膿した傷口を ふさぐための手じゃないのに この手をふさぐには 誰を抱きしめればいい Worsd Y.M HIDERΦW
2007年09月27日
コメント(2)

心臓を焦がしてやまない月色の欠片 つま先で欠片を消すこんな風にしかアナタを消せない ナイロンの造花に水を挿す見える夜と見えない夜 足首に絡みつく哀しい引力が違和感を残してずれた 眼をとじる。瞬間。中心が集中する。 もう一度悩んでくれないかな? Words Y,M Photo by kitakitune07さん HIDERΦW
2007年09月26日
コメント(0)

アナタの眼が見ている アタシの中は 虚栄と自尊心で 錆び付いた歯車に 知ったかぶりの油を注して 無理やり走らせてるだけだ。 狂おしく、怖くなってでも、愛らしく、愛おしくって くやしいけど アタシの中はアナタでいっぱいだ。 Words Y.M HIDERΦW
2007年09月25日
コメント(4)

見えないものは 見ないでいい。 ねぇ、言いたいことを もっと声に出しなよ。アンテナ伸ばして 跳び撥ねてる。 オオカミを起こさないよううまく猫の鳴き真似をしてさ。 切りすてることも 必要だって知ってる?? Words Y.M HIDERΦW
2007年09月24日
コメント(2)

薔薇が 一輪 死にました。 ひっそりと 其処に佇みはらり はらりと花弁を堕とし 心も堕とし 其の死様の 美しい描写に椿は 朝露を堕とし 心も堕とし其の晩 ポトリと花を堕として 死にました。 頭が堕ちたポトリと堕ちた 心持たない 飛べない天使心がないから 涙がない羽根がないから 命もない 此の世が 朽ちる 其の様を死ぬ事も出来ずに 這い足掻く はらり はらりと羽根を堕とし 躯を堕とし 薔薇が 一輪天使に微笑み 死にました。 Worsd M.Y Photp by kitakitune07さん HIDERΦW
2007年09月14日
コメント(2)

夢幻の世界まちがいな蒼 空は セロファンのように世界を脚色しては 1日という木に無数の時間という蔦が幾重にも絡みつく 境界線など カレンダーの中でしかないのか 大気を直線で突き刺す紫電 自分を視詰めるもうひとつの眼に錯覚させるには・・・ 焦燥に捕らえられて身動きが利かない夢幻 Photo by kitakitune07さん HIDEΦW
2007年09月08日
コメント(2)

がんじがらめのワタシの昨日うるさく付き纏う今日という道化師嘘を嘘で塞がれて掻き毟る赤く染められた爪の痕から薙がれだす嘘まみれの真実 そんな真実なら要らないそんな嘘ならもっと要らないお願いだから触らないで Worsd Y.M HIDERΦW
2007年09月04日
コメント(4)

・・・アナタは アタシの中に 何を 視てくれたの?・・・ その瞳は 鏡のように アタシの中の空洞を哀しく 透明に 映してアタシの中の何かを 解ってくれた。アタシの中の何か・・・ それだけで・・・それだけで・・・充分・・・ 本当に 泪が出そうなほどにうれしかったの・・・ Words Y.M HIDERΦW
2007年09月02日
コメント(2)

愛を 実付け哀を 択ぶ 愛しい 人形哀しい 心音 紙一重の 安らぎと哀しみ 其の儚さ故のガラスの塊は 己を優しく 責め立て易しく 切り刻む ガラスのヒビに沁みる 哀の色 其の一滴が降り堕ちる 其の時まで 愛は 哀を 鈍らせ ゆっくりと此の躯に 染色する Photo by kitakitune07さん HIDERΦW
2007年09月02日
コメント(2)

哂い掛ける鸚鵡起きないライオン堕落したパンダ浮遊し続ける疲れたラッコ ガラス越しにじっと動かない子供の溜め息 堕ちた泪の主はずっと視護る此処の麒麟 狭く透明な箱から生えた美しい黄色と黒の哀しみの瞬き Photp by kitakitune07さん HIDERΦW
2007年08月17日
コメント(2)

色んなココロをガラス細工のマドラーでカラカラと混ぜて彩りどりの想いが判らないくらいに色味を変えてほんとのココロを偽装すればこんなに苦しいと感じるココロも嬉しさと雑ざってただの錘になってしまうかしら… 何色ものココロを空かして視える器にカラカラと音をたてて回るマドラーマーブルなココロを惑わすガラス細工の冷たいマドラー Words Y.M
2007年08月17日
コメント(4)

泪も声も亡くなるほどに 其れは 衝き刺さる。 眼に視えない旋律を辿り奏でる弦は シルクのように繊細で 囁きかける音色は心地好いリズムでゆっくりと速度を益して近づき麻痺させる。 ゆっくりと・・・ゆくっりと・・・傷みが棘に変わるのを泪も流せないままに亡くしていく・・・ 其の声を喪うくらいなら・・・ 泪も声もすべて・・・亡くしていい。 Words Y.M Phot by kitakitune07さん 友人Y.Mも忘れているくらい昔の言葉の綴り。タイトルがほとんど無のものばかり。 HIDERΦW
2007年08月11日
コメント(2)

この眼に 拡がる 欲深い 萌黄 背中に 映る 卑怯な 瑠璃 カラダを 霞める 白檀の呟き ・・・ワタシハ ダレ・・・ じっと 視護る 銀狐の番 ・・・イツマデ ココヲ トビツヅケル・・・ 慈しみの雫に 羽が染まり羽の重みに 色が宿る 蝶と孵る ・・・ワタシ ノ ユメ・・・ HIDERΦW Photo by kitakitune07さん
2007年08月04日
コメント(6)

碁盤の檻に 夜も深けた駒 何色にも染まらぬと己惚れ白の濃さを侮り 嘲笑う 汚れは 消える 消せる 気得る其の眼で 捉えるかぎりに消え失せる 其れでも 麗しく残る黒を愛でては 消せない碁盤の駒 HIDERΦW
2007年08月01日
コメント(2)

紡いだ記憶を架け違えたあたしは・・・何度も同じ場所で目眩に覚醒する。 あの時のヴィジョンが スライドしすぎて 巻きもどしの利かない 壊れた映写機に 纏いつくばかりの 突然 『プツリ』 と途切れる感覚。 哀しくなんてない・・・何も 感じない・・・ただの夢として 片付けられる。 現実と空想の狭間で曖昧に記憶を紡ぐのはあたしに操られる 光を視ないマリオネット。 Words Y.M Photo bykitakitune07さん kitakitune07さん。写真ありがとうございます。 HIDERΦW
2007年07月30日
コメント(2)

水面の足跡。積もり重なる 非常の雨と 天女の羽衣。泥水に呑まれる 悲恋の錘と 願いが叶う羽根。洗いざらい 汲み摂り煌々と 凛として 水面の壁に 咲き誇る 忘れられた オトシモノ。 HIDERΦW
2007年07月27日
コメント(5)

敷き詰められた深紅の花弁一挿しだけの択ばれた白い存在 哲学と呼ぶには 儚く偶然と呼ぶには 理不尽で 何故、摘む何故、択ばれたどうして 此処でどうして 其れなのか 択ばれたことを 恨むにはあまりに 白すぎてあまりにも 美しい HIDERΦW
2007年07月26日
コメント(2)

光の鬣白と藍のコントラスト闇に靡く 幾ばくもの絹不可能な夜の不可能な戯れ言振り還る翳 抜け堕ちた鬣 HIDERΦW
2007年07月22日
コメント(2)

泪が 海へと 還る。 泪は 私が 産みその泪が 海へ 還りそして もう一度 私を 海が 産み地球の目(海)からも 泪が 産まれる。私の海から 産まれる泪は悲しみが まだ不充分で『海と空の境界線が 捜せないの・・・』 と悲しい陽射しに 問いかける。 words Y.M photo by kitakitune07さん
2007年07月22日
コメント(2)

見えない靄が 絡み付くもがき足掻いても絡まり続けるだけの心と思考 ちぎれた羽が蠢く 靄の先に飛べたことさえ忘れ還るところまでも何処なのか・・・ 思い出すことすら出来ない靄の中 Photo by kitakitune07さんこの写真で言葉を綴れたらと思っていました。kitakitune07さん。ありがとうございます。 HIDERΦW
2007年07月16日
コメント(2)

しがらみ掬う 下弦の月が私に映る 上弦の月。 無感情な漆黒が 月に腰掛けて 笑いかける。 ・・・本物の 月は どっち?・・・ ひんやりと泳ぐ 下弦の月が私を撫でて 空へと返る。 しがらみ 救う 下弦の月が 私の月に 変わるまで・・・ words Y.M Photo by しっぽ2さん 色々とお手数をお掛けしました。しっぽ2さんの写真を使わせていただきます。ありがとうございました。 HIDERΦW
2007年07月15日
コメント(4)

鬼が 巣喰う思想の空間 孤独を嫌い膨れ上がる傲慢 蜘蛛の糸ほど 細く我 理想 重すぎ 支えきれず 粉砕する HIDERΦW
2007年07月03日
コメント(2)

青 い 鳥 逃 げ た --- ど こ へ に げ た --- あ お い 空 飛 んで 蒼い 月 仰い で 葵 啄み 青 い 鳥 消 え た HIDERΦW
2007年06月07日
コメント(2)
光も闇も 感じない冷たく褪めた 塊 邪智に獲り付かれた 盲亀との出逢い 浮かんでいるなら それでいい・・・ 蜘蛛の糸に 絡まった 愚かな塊 飛べないのなら それでいい・・・ ・・・・・ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ・・・・・ 熱を籠めた 塊の慟哭 喰われるのなら それがいい・・・ words Y.M 蛹・・・蝶・・・屍 そして、孵る。 HIDERΦW
2007年06月05日
コメント(2)
斧を擡げる 千里の目 垂れた蜘蛛糸 裂く夢想 節の繋ぎ 溢れ出る思想 か細いパイプ 無限迷路 地に這う後足 振り払う 蟷螂之斧 HIDERΦW
2007年06月04日
コメント(2)
赤=蝶 黒=蜥蜴 紫=スカル 記憶の断片 蠢く手の鼓動 乾いた舌 潤す血涙 躯に絡みつく蛇影 邪な魂探す 憐れな骸 HIDERΦW
2007年06月03日
コメント(2)
真冬の ’沁’ とした 音の無い吐く息さえも 凍えてしまう 無情な空気やせ細った 枝が奏でる青い夜 少し 力弱く夜を愛しむ 蜘蛛の星膜を張った月が 掬う無常 私の生まれた 青い夜 words Y.M 会者定離 愛しめば慈しむほどに 強くなるのか・・・ HIDERΦW
2007年06月03日
コメント(2)
何度も傷つけて何度も触れるから 治りかけた私の傷は何度も 何度も膿をもつ。 膿を吐き出した閉じかけた傷があなたを 忘れたくないと 又 同じように 膿をもつ。 words Y.M 変わらない声のまま、変わらないリズムで聴いた発音を うれしく思う。 HIDERΦW
2007年05月31日
コメント(2)
爪が 折れてしまったの。 あなたに彩られて 染まった美しい爪が・・・あんなに愛しいとあなたに触れられた冷たく伸びた私の爪が・・・ 広いシーツの中あなたの手を捜すの。 何色にも染まる事の出来ないままに伸びた爪が・・・・・ あなたが居ないと泣く事も出来ずに あなたの色に染められたまま 私の爪は 折れてしまったの。 words Y.M 再会出来たことが、1番の奇跡。冷たいままに溶ける事なく、周りを暖めていって欲しい。良き出会いが、今の彼女の支えとして飛び続けるのか・・・気になる方が、止まり木なのか・・・ HIDERΦW
2007年05月29日
コメント(2)
羽のちぎれた天使が微笑む「 君に 心無き 微笑を 」 鬣の抜け落ちた獅子が吼える「 おまえに力なき 威嚇を 」 瞳の潰れた 聖女が「 あなたの心のすべてに 光射す なみだを・・・ 涸れる事なきなみだを 」 そう呟いて 太陽に背を向ける。 words Y.M 彼女の存在が、自分にとってとてつもなく大きな興味。‘眉目秀麗’ 女性ながら 今もなお この言葉のまま自分の中で、存在する。 HIDERΦW
2007年05月28日
コメント(2)
うっすらと空を覆う灰色の霧が月の光を遮り下界への道を邪魔する。 私の月をとりまく灰色の霧が少しづつ 私の光を浴びながら鱗のようにキラキラと一筋の道をあなたの場所へと光射す。 words Y.M
2007年05月24日
コメント(0)
夜 屋根の上不完全な目をした銀色の猫が笑う 誰も私の嘘を見破ってくれないのでいつになっても眠れない words 大橋清美
2007年05月22日
コメント(2)
恋 触れたらとける雪のよう 触れたらおちる花のよう そっとみつめているけれど それでも消えてしまうなら 触れてこわしてしまいたい words 大橋清美
2007年05月22日
コメント(4)
きっと 好きとか 嫌いとかそんな気持ちを 全部包みこんで大切に 失わないように傷つけないように そっと 守りたい そしてあなたにとって私は 空気のようにただ 普通に 存在すればそれだけでいい
2007年05月09日
コメント(6)
花は楽しいとも悲しいとも辛いとも・・・何も 言わない・・・ ただ咲き ただ散る 咲きいそぐこともせず散りいそぐこともせず その花をいつまでも愛でていたいと大切に想う彼女の我がまま
2007年04月23日
コメント(2)
止まる事のない時間と置いてきぼりをくってる自分といつの間にか 変わってしまった世の中に戸惑いを感じて身動きが出来ないまま今に流されて それでもがんじがらめになった 自分の夢が枯れ果ててしまわないように涙で潤す いつになれば楽になるのだろう このままじゃ自分の存在すら 見失いそうになる
2007年04月15日
コメント(2)
懐かしさの中悲しく涙が 流れ微笑み浮かべて 瞳は 宙を舞う。 行く先のない視野消し去る事の出来ない時代(とき)に光を知らない 少女が一人想い出の中 踊り続ける。 瞳で追う現実(いま)に涙 流れるのに帰り道すら 判らないままこの時代(とき)に身を投げる。
2007年04月10日
コメント(0)
どうしようもなく抑えきれない衝動躊躇なく引き金を引く私の赤 泣き顔の裏で薄ら笑みを浮かべ冷たい心臓が脈打つ私の青 ・・・もう・・・戻る事の無い私の白
2007年04月10日
コメント(2)
汚れてしまったこの空に今の君には 耐える事が出来なくてあの草原と澄んだ湖の無くなった荒んだ環境に蘇った小さな君の命は今の地獄を生きる事が出来なくて 生きてた時代を想い やすらかにこの時代に 風化する
2007年04月06日
コメント(0)
ありがとう。って一度も 言えなかった。 今 言葉にしても涙が 流れて 声が 出ない。 逢いたくても声が 聞きたくても あまりにも 長すぎた沈黙とそれが 叶わない現実が死ぬほど くやしい。
2007年04月04日
コメント(0)
毎日 毎日 決まりきったように1日が 終わって時間に 流されてるだけの 僕達は何か 焦りだしている。 前から ずっと 夢見てたものずっと 求めていたものを探し続けて探しあてて そして この風景(けしき)を 変える事が 出来ないのかなって 今日も 又 仕事に出る。
2007年04月04日
コメント(0)
全43件 (43件中 1-43件目)
1

