全国の名物研究所

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2006.01.16
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カテゴリ: 北陸周辺の旅
昨日の話の続きです。

 白鳥を見て、そのあと公園で遊び、新湊に新しく出来た「 天然温泉 海王 」という温泉浴場へ行ってきました。

 この温泉、かなり賛否が分かれるところではないかって思います。

 天然温泉とうたっているだけに、温泉の泉質(ナトリウム塩化物強塩泉)はもちろん、その提供の仕方にもこだわりがあるようです。

 提供の仕方とは、要するに「源泉かけ流し」です。

 源泉かけ流しは、泉温や流出量などの条件がそろってはじめて可能となり、むやみにかけ流しをすることは温泉資源の枯渇や温泉を垂れ流す下水の汚染という環境問題にもなりかねません。そしてたくさんの人が一度に入る公衆浴場ではかけ流しだけのお湯の入れ換わりでは衛生的にも問題があるようです。

 つまり、町中の温泉公衆浴場では源泉かけ流し100%なんて奇跡に近いことといえます。にもかかわらず、相変わらず「源泉かけ流し」を至上のものとして扱っているテレビや雑誌の温泉特集が多いこと。

 これは旅館の話ですが、今、露天風呂がない宿にはお客さんが来てくれないそうです。「露天風呂付きの宿」をテレビや雑誌が喧伝しまくった影響です。もともと湯量が少ないのに無理して露天風呂を作り、足りない湯量を水を足してまかなっている……。バカらしい話ですがどこにでもある話です。



 で、海王に話を戻しますが、ここは町中にある温泉公衆浴場にもかかわらず、「源泉100%かけ流し」という奇跡を起こしています。

 それはどのようにして成し遂げられたかというと、浴槽を露天風呂だけに限定しているんです。それも、浅めで小さい風呂です。

 互い違いになって横に並んでかなりつめてようやく8人くらいは入れるでしょうか。ぎゅうぎゅう詰めです。それでも黄土色に濁ったかなりしょっぱい質のいいお湯をかけ流しで楽しめます。

 ここの内湯は全てさら湯。かなりきっぱりとしています。
 たぶん、循環ろ過式にして水で割れば全ての浴槽を温泉にすることも可能でしょう。でもそれをしなかった……。

 私はこの温泉、至極真っ当だと思いますが、「NO」って言う人も多いんでしょうか。





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最終更新日  2006.01.16 22:54:25
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Re:天然温泉 海王(01/16)  
そうですね、町中の温泉で、源泉100%かけ流しといったところはないですね、、ふむふむ、、。

限られた資源を守ろうとしている「天然温泉海王」
さんの姿勢は、正等だと思いますよ。 (2006.01.16 23:21:11)

Re:天然温泉 海王  
石仏太郎 さん
最近の偽装温泉の影響か、源泉掛け流しと言うのが温泉選びの重要要素になっているのは否めません。折角行くのだから泉質の良い所に行きたくなるのは私も同じです。温泉宿に二泊すると体調が悪くなると言われます。所謂湯あたりというやつです。一泊では気分転換にしかならないと言われます。観光と温泉療養では目的が違うのに、色のついた温泉じゃないと入った気がしないだとか、源泉掛け流しじゃないとダメだとか…それにしても日本人は温泉が好きですね。ちなみに前職場では自家源泉はありましたが、露天、内湯とも加水加温処理をしておりました。 (2006.01.17 14:19:31)

ララオ0181さんへ  
米スタア  さん
 やっぱり身の丈にあった温泉というのが一番ではないでしょか。
 そうなると、地上深く掘ってポンプでくみ上げているというのも問題ありなのでしょうか。まあ、あんまり固いことを言っていたら温泉に入れなくなりますし。
 ララオ0181さんのところは町中を外れると、かけ流しの温泉も多そうですね。北陸には湧いている温泉をためただけの本物の天然温泉もいくつかあります(ぜ~んぶ冬は雪に埋もれては入れませんが)。 (2006.01.17 22:09:56)

石仏太郎さんへ  
米スタア  さん
あちゃー、石仏太郎さんは元温泉のプロでしたね。「釈迦に説法」とはまさにこのことですね。ハズカシイ。

 でも前職場のお風呂が、露天、内湯とも加水加温処理とは、ちょっと驚きました。天に昇る位のお湯がある温泉を代表するホテルなのに……。

 今日は久しぶりに、知り合いで信州の観光業界に詳しい方と電話で話をしました。信州もなかなか大変なようですね。北陸と違って観光産業の占める割合も大きいのでしょうし。 (2006.01.17 22:15:18)

Re:天然温泉 海王  
石仏太郎 さん
温泉旅館の実状は大変ですよ。団体客の激減と小グループ客の多様化するニーズは、弱体化している旅館にとって対応出来ない事の方が多く客離れに歯止めがかからなくなっています。高級旅館か激安旅館かの二極化が著しく、中途半端な所は淘汰されてしまうのが現実です。信州は意外と売るのが難しく、よく言われたのが料理の目玉がないとか観光施設がないとか…自然や温泉だけでは客は集まらないと…元職場では売上、客数とも年々落ちているとの事。運転資金で膨れている旅館に新たに設備投資の融資をする銀行もなく、悪循環です。温泉旅館の将来は? (2006.01.17 23:52:57)

石仏太郎さんへ  
米スタア  さん
 旅行誌の編集をしてたとき、信州と北海道の特集さえ組めば売れていました。信州は旅行誌を読むような人たちには好まれていたんでしょうが、物見遊山的な人種には受け入れられにくいんでしょうね。
 旅館経営については石川県もひどい状態です。幸い料理の目玉もあるし、イメージも悪くない……。そんな環境にあぐらをかいていた経営者たちは、状況の変化に気がつくのが遅れてしまったようです。

 温泉旅館の将来は厳しいものも多いでしょうが、今や温泉旅館とは日本の文化です。だからしっかりと残して行きたいと思います。

 ちなみに石川県にはギネスブックにも出ている日本最古の温泉旅館があります。 (2006.01.18 22:13:47)

Re:天然温泉 海王  
石仏太郎 さん
旅館業は昔の体質が抜け切れず、経営らしい経営は皆無に近いドンブリ勘定でした。バブルが弾けてむやみに巨大化した要塞は沈み、今日の低迷に至っているのです。ここ最近、その様な廃墟を買い取って新たな戦略で再開したり、他の旅館も待ちの営業からの脱却を必死になっている所だと思います。しかし、経営者の舵取が問題ですね。私が辞めた理由もそこにありました。あまりにもいい加減、無責任…愚痴になってしまうのでこれ以上は…
修学旅行では旅館を使う様になりました。洋室しか知らない子供がいる為、畳の部屋での修学旅行が増えている様です。 (2006.01.19 10:33:07)

石仏太郎さんへ  
米スタア  さん
政府登録旅館が一番多いのが長野県です。では、二位はどこかと思えば、私の住む石川県なんですって。

 私が知らないだけで石川県もかなり大変なことになっているんでしょう。うわさは聞きますが。


>修学旅行では旅館を使う様になりました。洋室しか知らない子供がいる為、畳の部屋での修学旅行が増えている様です。

 そうなんですよ。私はずっと賃貸でしかも畳がないと嫌なんですが、最近和室ってないんですよ。日本はこれでいいのでしょうか? (2006.01.19 23:07:54)

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