クラシックどっぷり日記　～音楽回想～

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2025.12.03

二代巨匠の宗教曲

テーマ：気になるニュース＆話題(Infoseekニュース)(180161)

カテゴリ：最新・勝手にクラシック情報

日本を代表する二人の作曲家による宗教曲。

伊福部昭（1914-2006） / 伊福部昭：交響頌偈『釋迦』、貴志康一：交響曲『仏陀』　藤岡幸夫＆東京シティ・フィル【CD】

伊福部昭と貴志康一。

釈迦と仏陀という似たり寄ったりな感じがしますが、調べてみると異なるようで。
釈迦という人がいるわけですが、悟りを開いたことにより仏陀となるようです。難しいですが、同一人物のようで異なるようです。

宗教の根源ともなるものをクラシックにした二人。
年齢的には貴志さんの方が年上、当時としても珍しい日本人としてベルリンフィルを指揮した人。この作品もベルリンフィルで初演したという歴史ある作品。若くしてなくなってしまったのが勿体無い天才。

誰もが知る伊福部さんは、バレエ音楽を改定しながら、合唱ありの曲に集約したようです。

逆にこの二人の曲を一枚にした、演奏会を開いた藤岡さんに感謝しかないと思います。
両極端な二人を合わせてくれた、またなかなか演奏されない曲を現代に復活させてくれたわけですから凄いとしか言いようがないです。