ヴァカンス移住 ~ 琉球で暮らす
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沖縄の60代から70代の人たちの中には英語が話せる人が結構多いです。第二次世界大戦後、沖縄は20年以上に渡ってアメリカに統治されるという、いわゆる「アメリカ世(ゆー)」の時代があったからだと思います。アメリカ人相手に商売をする人が多く、日々、アメリカ人と話しているうちに英語を必然的に憶えていったのでしょう。その英語というのは書き言葉としてではなく、耳でおぼえた言葉なので、ネイティブの発音!!例えば今でもよく使っているが、トゥーナー(ツナ)ストゥー(シチュー)など。缶切りはオープナーといいます。ワラーは水だし、相槌は「オーケー」「アンダーストゥン」といった具合。引っ越してきた時にお世話になった大山の米軍中古家具やさんの素敵な「アンティー」=おばさんは、いつもすごく派手なムームーを着て、お店の中はハワイアンソング♪言葉は英語混じりの日本語で、趣味はウクレレですって。アメリカ人相手の商売が長いのだと感じました。あと、英語読みで表記している店の看板が、面白いです。例えば喫茶店だと「コーヒーシャープ」=「コーヒーショップ」シャープと伸びているあたりがいい感じ(笑)でもこの間驚いたのがコインランドリー店の看板で「ルゥンドリー」になっていた こと。確かに「laundry」なので「ルゥ」と発音するはずだから。他にもいっぱい面白い言葉が存在します。うちの近所の酔っ払いおじィ(いつもお酒のんで酔っ払ってるみたいに見える)だって、普通にアメリカ人と談笑しているし、マックで隣の席に座ったおばぁが突然英語で話しかけてきたりします。ある意味、沖縄のおばぁ&おじぃはアメリカンでカッコイイ♪
December 13, 2006
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