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Jun 20, 2005

愛しのヘソのゴマ♪

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カテゴリ：カテゴリ未分類

私は、看護業務のなかで

好きなことがたくさんあります。

また、おいおい書いていきたいと思いますが、

今日はヘソ掃除について。

私、これが大好きなんです。

開腹手術の場合に必ずするのが

ヘソ掃除と毛剃り。

ヘソ掃除と言ってもチョイチョイとするような

甘っちょろい掃除ではありません。

これを退治する。

それが、なかなか手ごわいんですよ！！

手ごわいかどうかはポイントがあります。

１、開腹の手術の経験が今までにあるか。

２、年齢。

３、触られるのに敏感かどうか。

４、でべそか、へっこみべそかどうか。

私はヘソ掃除が好きなので、以前開腹手術したことのある患者さんの場合、

ちょっと悔しくなります。

もうすでにゴマがない場合が多いからです。

クソ～～私がとりたかった！！って（＞о＜）

これも悔しくなります。

ゴマが成長していないのです。

年齢が増せば増すほどゴマがしっかりしていて

大きいことがおおいです。

ゴマは垢なので、長年蓄積されてきたものは、

また、触られるのに敏感な方の場合、

それに気をとられてうまく取れないことがあります。

これはもっと悔しい！！

取れるのに！！

デべそとへっこみべその場合は、簡単。

デべそは取りやすいけど、

ヘッこみべそは思った以上に難しい。

難儀する。

まずはオリーブオイルをヘソにたらします。

それが浸み込んでいってる間に

（ヘソのゴマが柔らかくなっている間に）

毛剃りをします。

毛が剃れた頃にはいい具合になってます。

ゴマがね！

まずは綿棒でコチョコチョします。

ヘソの入り口をきれいにします。

そしていよいよ奥にいきます。

ゆっくり、ゆっくりゴマに近づきます。

ああ！！

ヤツがいた！！

大きなゴマなら右手でピンセットを持ち、

左手で綿棒を持ちます。

ピンセットでつまみ、綿棒でゴマの周りを押しながら

ゆっくりヘソとゴマを剥がしていきます。

このとき注意するのが、

引っ張らないこと！！

引っ張って、血がでたら手術に支障がでてきますのでね。

きれいにゴマがとれたらいつも患者さんにみせて

一緒に喜びます。

長年連れ添ってきたゴマなので、しっかりみてもらわないとね。

大抵、見せたら見てくれはるので

嬉しいです。

私が一番喜んでいると思うけど！！

きれいに取れなかったら

取れた中でも一番おおきな部分を見せます。

手術のあと、とって来た細胞を患者さんに見せる医者のように、

私はゴマを見せます。

これが好きなことなのです。

汚いことかもしれませんが、

わたし、好きなんです。

これから何十人というゴマを取り出していくことでしょう（＾O＾）

今日はもう寝ます。

おやすみなさい♪

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