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新年開けてから、まず シネマ歌舞伎 [ 阿古屋」 を見て、 やっぱり本物を見たくなり歌舞伎座に駆けつけ玉三郎を見ました。 それ以来、毎日歌舞伎のチケットを探しています。 少しでも安く、しかし良い席を取りたいので [チケット キャンプ]まで、 日に何度も確認しています。 中村勘三郎も坂東三津五郎も今はなく 勘九郎、七之助、巳之助にはほとんど興味が湧かない。 玉三郎も年を重ね……。 こうなると、たとえば10年後、 私はもう歌舞伎に行かないのではないかな? とにかく、今のうちに行っとかなくちゃ! 去年まで、暇つぶし@銀座で 一幕だけ見たりしていたことを後悔することしきりです。 ちゃんとお金を出して、 良い席で見るべきでした。 今月の歌舞伎座、一等席の定価は19,000円。 二月は18,000円。 チケット キャンプで当日の値下がりに賭けるしかないかなあ? 当日でも残っているチケットは、 どう考えても13列目より後ろ。 13列目がギリギリのラインだと思う私。 ほんとは5列目あたりが好きなので、 高くても決心するしかないのかも。 先日の歌舞伎座で少し気になったことがあります。 それは、イヤホンガイドの質が落ちたのではないか? ということです。 役者さんのセリフに少々かぶったところもありました。 語り口がかたいのは仕方ないとしても 瞬間に差し込む雑学みたいな楽しい話が あまり無かったようにも思いました。 観劇中、“大向こう” からのおじさんたちの掛け声 『成田屋っ!!!』 とか、 『音羽屋っ!!』 みたいなのも、無かった。 昔のご贔屓さんは今はもうおじさんではなくなり お爺さんかあちらの世界の方に なってしまわれたのかもしれません。 馴れないうちはギョッとしてしまったあれらの掛け声も 今となっては懐かしい。 今日の読書。 天才と名人中村勘三郎と坂東三津五郎 [ 長谷部浩 ] 知らなかった歌舞伎会のこともわかって なかなか充実の内容です。 この二人が亡くなったことは 本当に大きな損失。 伝えてゆく人が居なくなるのですもの 伝承ができなくなってしまいます。 ところで、⬇ これは何の足跡でしょう? ここから近いお宅の玄関前にも…… 積もってしまった雪景色の中、 ご飯を探して鹿くん、キツネくんかしら? ……………… 大向こうについて調べていたら 大向こうグループというのがあると わかりました。 ……………… 「大向こう」には「大向こうグループ」と呼ばれる団体が活躍しています。 現在東京には3つの会があります。 1.弥生会(12人) 2.寿会(9人) 3.声友会(6人) ―2007年2月現在― 関西には「初音会」 名古屋には「八栄会」 博多には「飛梅会」(とびうめかい) という大向こうの会 があります。 ……………… とのことです。 10年前の資料ですね。 今は、どうなっていますでしょうか。 掛け声は、男性ならば誰がかけてもいいそうです。 女性は、だめー らしいです。 ………… これは2017.01.28に書いた日記ですが [歌舞伎]というカテゴリーを作ったので 今日アップし直しますm(_ _)m
2017.01.28
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つい先日、東銀座でシネマ歌舞伎を見てしまったせいで やはり歌舞伎座で本物を見たくなりました。 去年は一幕見席や3階席でしか見ていません。 “どーでもいい時間潰しで見た” という感じでした。 今回は久し振りに、 歌舞伎の為におめかしして出かけました。 でも、わけあって、和服には着替えず。 お正月の 壽 初春大歌舞伎 なので、 本当は和服に着替えて行きたかったのですが……。 こうして見ると、窮屈そうな歌舞伎座。 今では、文明堂のランチもなくなり寂しい限りです。 さて、中に入ってみます。 1階の13列目というのは、微妙です。 ギリギリのライン。 ここより後ろだと、役者さんたちのまばたきや表情を うまくキャッチできないだろうと思います。 かつては前から5列目を目安に取っていました。 今回は招待券なので、仕方ありません。 次は必ず、“とちり席” にしよう! そうそう、 招待券は “チケットキャンプ” 経由で買ったものです。 私が招待されたわけではなく、 我が家は歌舞伎座の株主でもありません 一等席の定価は、19,000円です。 それを1,1000円で買いました 歌舞伎揚と同じ色の緞帳。 近いと言えば近いような。 13列目は遠い!なんて言っては失礼? 真後ろから、『うわぁ~、こんなにいい席だあ‼』 と、歓声があがっていました。 ちなみに、天皇皇后がおみえになると 2階の最前列からご覧になるそうです。 1階の13列目は、2階の最前列よりも 少し舞台との距離が近いです。 2列分くらい前にあたるだろうと思います。 美智子様は、 本当はとてもおきゃんで情熱に溢れた方なので きっと、かぶりつきでご覧になりたいでしょうに、 高貴な方は我が儘が言えずお気の毒です。 (私のピアノの先生のそのまた先生のお住まいが たまたま御用邸のそばなので、 美智子様に時々ピアノを教えていらっしゃいます。 とても感情たっぷりに演奏されると聞いています) 越後獅子の役者さん、とても躍りが達者でした。 一本足の下駄を履いての動きの早い踊りでも 不安定にならず上手! 下駄の足は、普通は二本ですから、 一本というのは相当難しいはずです。 幸四郎の井伊直弼については 私には良し悪しがわかりませんが、 「もしまた生まれ変わっても… 間違っても大老にはなるまい」 とお静をいだいて慟哭する場面が 深く胸に残りました。 この北条秀司さんの原作では 井伊直弼は、悪く書かれてはいません。 とにかく玉三郎が素晴らしかったです。 彼は、奇跡です。 現在は67才のはず。 なのに、あのしなやかで艶やかな美しさは いったい、どうなっているのでしょう。 夜の歌舞伎座をあとにして新橋近くまで歩き 美登利へ。 日本酒をいただきながら、冬華にぎりを食べました。 大トロ、中トロ、イクラにぼたん海老、えんがわの炙りなどが 順々に出てきました。 穴子や数の子は入っていないのでラッキー! 好きなものばかりでとても美味しく、お得でした。 ………… 作品紹介 (歌舞伎座HPより) ホーム歌舞伎座壽 初春大歌舞伎みどころ 壽 初春大歌舞伎 平成29年1月2日(月・休)~26日(木) 昼の部 一、将軍江戸を去る(しょうぐんえどをさる) 慶喜の心の葛藤を描いた重厚な一幕 朝廷に大政を奉還した徳川慶喜は江戸出発を明日に控え、上野寛永寺で恭順謹慎していましたが、幕臣の主戦論者の意見に心が揺らいでしまい出発延期を願い出ます。そのことを知った高橋伊勢守や山岡鉄太郎は、慶喜を諫めにやってきます。恭順を翻意すれば江戸で戦が起こり、罪もない人々が血を流すことになると鉄太郎が必死に説得し、慶喜はようやく自らの誤った決断に思い至ります。慶喜は江戸を官軍に明け渡すことを決意し、その名残を惜しみながら、水戸へと旅立っていくのでした。 大政奉還から150年という節目の年を迎えて上演される、真山青果作品ならではのせりふ劇にご注目ください。 二、大津絵道成寺(おおつえどうじょうじ) 5役を早替りで魅せる変化舞踊 近江の三井寺では鐘供養が行われ、外方が唐子を従えてやってきます。外方が酒宴を始めると、藤娘が鐘を拝ませて欲しいと現れ、外方は舞を所望します。藤娘は舞を始めますが、いつのまにか消えてしまい、今度は鷹を追って鷹匠が現れます。その後、犬とじゃれつきながら座頭が去り、いなせな船頭が現れて踊ります。船頭が去り、再び藤娘が現れたのですが、落ちた鐘の中に姿を消します。しかし、弁慶が祈ると鐘から大津絵の鬼が現れ、駆けつけた矢の根の五郎が祈り伏せるのでした。 大津絵の中に登場する五役を一人の俳優が踊り分ける演出がみどころの舞踊劇をお楽しみください。 三、沼津(ぬまづ) 生き別れた親子の悲しい再会の物語 東海道を旅する呉服屋十兵衛は、沼津のはずれで出会った雲助の平作に頼みこまれ、荷物を持たせることにします。しかし、年老いた平作は怪我をしてしまい、十兵衛は印籠の妙薬で平作を治療します。先を急ぐ十兵衛でしたが、平作の娘お米にひと目惚れしてしまい、平作の家に立ち寄ることにします。その夜、平作から薬の話を聞いたお米は、病に臥している夫のことを思い十兵衛の印籠を盗もうとします。お米と平作の話を聞いていた十兵衛は、驚くべき事実に気づき…。 偶然が重なって起きた悲劇を巧みに描いた義太夫狂言の名作をご覧いただきます。 夜の部 一、井伊大老(いいたいろう) 国難に立ち向かった男の心情を描いた名作 開国か攘夷かで国中が揺れていた幕末。大老井伊直弼は、開国を断行し暗殺の危機にさらされています。雛祭りの前夜、幼くして命を落とした娘鶴姫の命日に、直弼の旧知の仲である仙英禅師は井伊家の下屋敷を訪れ、側室お静の方に直弼に危機が迫っていることを明かします。下屋敷に現れた直弼は、これから起こるであろう自らの運命を悟り、しんしんと雪が降る中、お静の方と酒を酌み交わし二人きりで語り合うのでした。 北條秀司の名作の一つで、井伊直弼が桜田門外で暗殺される前夜の様子を描いた作品です。美しい桃の節句の雛壇の前で通わせる夫婦の情愛が心を打ちます。 二、上 越後獅子(えちごじし) 旅芸人の哀愁を軽妙な踊りで表す舞踊劇 江戸日本橋。遠く越後の国からやってきて、踊りや軽業を見せて稼いでいる角兵衛獅子が現れます。角兵衛獅子は浜歌やおけさ節、最後には布を波に見立てた布さらしを披露するのでした。 五世中村富十郎が得意とした演目でこの度、七回忌追善狂言として上演いたします。 下 傾城(けいせい) 吉原の情景を艶やかな舞踊で魅せる一幕 吉原仲之町の廓のとある座敷に、吉原一の美貌を誇る松の位の傾城が姿を現します。傾城は愛しい間夫への心情や吉原での出来事を移りゆく四季の詞章に乗せて艶やかに踊ります。四季折々の風情あふれる美しい舞踊をご堪能ください。 三、秀山十種の内 松浦の太鼓(まつうらのたいこ) 四十七士の活躍を陰から見守るもう一つの忠臣蔵 元禄15年12月13日、俳諧師宝井其角は弟子で赤穂浪士の大高源吾に出会います。源吾は「明日待たるるその宝船」と詠んで、その場を去っていきます。翌日、松浦鎮信の屋敷で句会が催されます。鎮信は赤穂浪士が一年経っても未だ仇討ちをしないことに腹を立て、源吾の妹で松浦家に奉公しているお縫に暇を与えますが、其角から源吾の付句の話を聞き、その意味を思案します。そこへ、隣の吉良邸から陣太鼓が鳴り響き、鎮信は赤穂浪士の討入を悟るのでした。 秀山十種の一つであり、赤穂浪士の吉良邸討入の前日から当日を描いた、忠臣蔵外伝物のなかでも屈指の名作です。 公演詳細ページへ戻る
2017.01.20
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軽井沢からも近い四万温泉。 その一番奥の [つるや]さん。 先ずは、お正月バージョンの夕食の写真から ああ、また食べたい、豪華な伊勢海老。 この八つ頭も、素晴らしいお味でした。 あまりに素敵な夕食だったので、 また写真を載せてしまいました。 🍂鹿覗きキセキノ湯 つるや🍂 たくさん身がついている伊勢海老や 200g以上はあったと思える上州牛のステーキなどなどで 大満足した翌朝、 早朝にお部屋の露天風呂に入り、 部屋食の朝ご飯を待ちました。 朝ご飯 くさみのない大トロの鮪や、栗きんとん。 昨夜の食事に、中途半端な鮪や烏賊が出てこなくて良かったよね、 天麩羅もなくて良かった。と 長女も言っていましたが、 朝の大トロは、大歓迎~(^_-) (夫曰く、天麩羅が出る宿は二流! 私 “天麩羅が美味しいお宿もあるよー”) 湯葉と穴子のこのお鍋にも脱帽!! 何を食べても美味しすぎて、 ほんとに、大人の宿です。 スタッフはみなお若いので 老舗旅館という感じがしませんが 創業は古く、 隣接する薬王寺の宿坊から始まっているとか。 他にも、歩いてすぐの場所に 10数年前に一の宿倶楽部の会員にはなっていますが、 つるやさんの会員にもなりました。 お料理と温泉に惹かれて、また必ず行きます
2017.01.06
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