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2020年11月26日
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カテゴリ: 文庫
今日は良い天気でした。
私はバイトはお休み。
外出予定も無の連休2日目。
がっつり休みました。

昨日は・・・ 動画等を少々見ていたら
あっという間に時間が過ぎてしまい
更新し損ねました(;一_一)

レディとは、まったりした時間
過ごせました(*^.^*)



それでは、本日の紹介はこちらの文庫です。

以前読んだ重いテーマの文庫3冊目。

『十字架』
(講談社文庫/講談社)
 重松清著

以前読んだ重いテーマの文庫3冊目。
(最近紹介した、小林由香氏の“ジャッジ
メント”、“が1冊目”“罪人が祈るとき”が
2冊目です)

いじめを苦に自殺した少年。
少年は遺書に4人の名前を書いていた。


少年。
少年は遺書に、自殺した少年の
親友と書かれていたが、幼馴染で
クラスメートではあったものの、
中学になってからは、親友などと

いなかった。

2人目と3人目に書かれていたのは、
いじめを行ってた少年達の名前。

4人目は、死んだ少年が好きだった
少女の名前と謝罪。

親友と書かれても、何故そう書かれたかすら
理解出来ない少年。
しかし、死なれた家族は、そんなことは
知りはしない。

死んだ少年の父親からは、攻めるような
言葉を言われ、母親からは、親友としての
少年の来訪を求められる。

騒ぐマスコミ。

悩みながらも死んだ少年の家を、
やはり遺書に書かれていた少女と
来訪し続ける日々。

思い出話を、嬉しそうに語り突ける
死者の少年の母親。
親友と書かれた少年をキツイ目で
見てくる父親と弟。

それでも生者は生き続けるしか無く、
成長していく少年達。
遺書に名前を書かれた故、いつまでも
見えない“十字架”を背負い続ける。
卒業し、社会人になろうと、それは
無くならない・・・

遺書で謝られていた少女にも、負い目が
あった。
奇しくも、少年が死んだ日は彼女の
誕生日であり、少女は、少年から
渡したいモノがあると電話を受けるも
断っていた。

親友とされた少年も、謝罪された少女も
死んだ少年の縁で、共に過ごす時間が増え、
付き合う様にもなるが・・・

死んだ少年は、どんな思いで、遺書に
少年と少女の名を残したのか・・・

いじめが与える社会への影響、残される
モノ達への影響。

色々考えさせられます。
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こちらも苛めによる自殺と残された者がテーマの物語です。
『罪人が祈るとき』(双葉文庫/双葉社)小林由香著
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罪人が祈るとき (双葉文庫) [ 小林由香 ]
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目を覚ましたら、私の顔の横でレディが
私の手を確保し下僕観察中でしたΣ( ̄○ ̄;)
  • 201126_090740.jpg

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最終更新日  2020年11月27日 00時17分13秒
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