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イーストウッド作品らしいラストですね彼の作品を見続けていれば死生観がはっきりしている人なのでこの主人公のラストの選択には全く違和感を感じず、やっぱりイーストウッドなのだと言えるのです「ミリオンダラー・ベイビー」のラストが嫌いな方はこれもだめでしょうね私はあのラストに激しい愛情を感じましたから、、、愛する妻を失い、病魔に体を犯されているそんな彼が人生をどう締めくくろうとしたのか愚人へのこういう罰の与え方はキリスト的とも言えるようで主人公の倒れ方はまさに十字架のようでした祖母の葬儀におちゃらけた態度やへそだしファッションで来る孫に対しラストの葬儀に参列したモン族の二人の正装姿に人としての真摯さが見えますこのような佳作をさらっと作れるイーストウッド長生きしてたくさんの作品を製作してください!
May 4, 2009
今年度アカデミー賞作品昨年受賞作「ノーカントリー」は納得できなかったしかし、このラブストーリーは素晴らしい作品ですねスラムの凄まじい貧乏がドラマを作る厳しい現実を生き抜いてきたからこその納得できる数々のシーントレインスポッティングのオープニングを思い出させるような裸足で疾走するシーンとトイレのシーンねカメラワークも工夫し、考え抜いて撮影したプロの視点ラストのダンスはインド映画のお決まりだそうでイギリス人のこの監督のおちゃめさやインド映画への尊敬も感じられて嬉しくなったすべてのスタッフが心をこめて作ったというのが感じられるすべての予定をキャンセルして劇場へ行こうというのも頷きたくなる作品だった
Apr 20, 2009
うひゃぁ、途中で寝てしまいそうだった10代向けハーレクインロマンスですね二人が惹かれあったのがいまいち説得力なしバンパイアの男子も眉毛が味付け海苔みたいだし彼女をおんぶして木登りのしかたもなんか変、、、幼い頃、バレエをしていたヒロインが何故ダンスがだめなの?敵バンパイアが対立したと思ったらすぐに解散しちゃうしさ(伏線なしで説明台詞オンリー)3人敵バンパイアVS菜食バンパイア7人なら見ごたえあるのに 1敵VS7人ってさ、、、ティーン向けとは言ってもあまりに浅すぎます~コミックのようだけど日本の少女コミックは昭和の時代からこういったファンタジーラブの説得力のある作品がたーくさんありました美内すずえや萩尾先生の傑作もねラストの曲は良かったですが事故の寸前で救うシーンもどこかでさんざん見たような気がする
Apr 15, 2009
車中の男2人、片方は情報提供者で一方はインターポールの捜査官情報の確かさを確認し、一旦別れて車外に出る捜査官は興奮した面持ちで本部へ連絡をとりながら歩くその肩ごしに一瞬すれ違う男捜査官は数歩歩むと嘔吐し、崩れ、死亡した、、、国際紛争に資金投与し、武器の購入もするメガバンクの不正を暴こうとする正義の捜査官vsメガバンク契約の暗殺者美術館での銃撃戦は必見突っ込みどころも多々ありますが007の新作よりずっとサスペンスの醍醐味は上でしたラストがいまいちですがスーパーマンのような人間は出てこないし上出来のサスペンスだと思う
Apr 13, 2009
またもアメコミヒーロー物の実写化なのですしかし、これはコミックでありながらSFの「ヒューゴ賞」を受賞したらしいミステリーに押されっぱなしでSF人気はなかなか盛り上がらないから頑張ってほしいのに期待感いっぱいで鑑賞しましたが目は全裸の超人にいってしまいましたよ、、、各シーンは魅せるのですが違和感いっぱいでした現実世界にヒーローが存在していたら って話なのですがアメリカの大統領はまだニクソンでありベトナム戦争はヒーローの活躍でアメリカが勝利しソの一触即発の冷戦は終わっていないのですが、、、でっかい青い超人は人間の感情は日々薄れてゆくのに女性へのこだわりは強いままってのも、、、不必要なセックスシーンとかどうも残念な気分
Apr 2, 2009
伊坂幸太郎の短編を傑作「アヒルと鴨のコインロッカー」の監督が再び。2012年アルマゲドン級の隕石が地球滅亡を確実にする。衝突まで後5時間、、、シェルターなどに非難し、ゴーストタウンのような街のレコードショップに1975年制作、まぼろしのバンドの曲 フィッシュストーリーが流れるこのパンクの曲の間奏は1分半も無音状態なのだそれは何故?そして、全く売れなかったパンクの曲が世界を救うことになるのだけどそれは何故?まさに風が吹けば桶屋が、、、ってほら話なのだけど実に爽快曲も最高センスいいなぁ~♪「ゴールデンスランバー」もぜひぜひ この監督でお願い
Mar 30, 2009
99%女性でいっぱいの(確か、一人男性がいらした)下高井戸シネマでスイスの田舎 長年連れ添った夫に旅立たれたマルタは悲しみから抜け出せず、今夜も夫の好きだった民族衣装を着て、夫の遺影を胸に(このまま朝になったら夫の元へいけますように)とベッドに横たわるだけど、翌朝は熟睡して目覚めてしまうのだった雑貨店もやる気になれず店じまいの片付けをしていると、友人に美しい刺繍のランジェリーを見つけられるそれはマルタが若い頃の夢手作りのランジェリーショップをパリに開くこと80歳の今でも遅くはないと応援してくれる友人の強力を得てこのスイスの田舎に店を開こうと奮闘する頭の固い村の男や牧師の息子から大反対やいやがらせを受けたりと紆余曲折があったりするがいくつになっても夢を実現しようというテーマがすがすがしく愛らしい映画なのです
Mar 29, 2009
ソーシャルワーカーが出所する青年に言う「君の新しい名前をつけよう」「・・ジャックがいい」ソーシャルワーカーは自分の甥だと偽り、ルームシェアする女性に若者を紹介するそして、これから知り合う誰にも自分の事実を決して話してはいけないと固く言い含める名前を変えて生活するいったいどんな重罪を犯してしまったのだろうと過去の夢にうなされながら、運送会社で仲間や恋人もでき順調に生きてゆく若者の行く末に引き込まれる恋人に自分の過去を打ち明けることができないジレンマに苦しむ姿に何をしたかの興味よりも何事も起こりませんようにと思ってしまう、、、仕事中に事故で横転した車を発見し車中の少女を救出した若者はヒーローになるがそれがもとで皮肉にも過去が暴きだされ・・・国中の人々から憎まれる犯罪をおかした少年14年の年月を経ても人々の記憶は薄まることはなく、攻撃に転じてゆく人の命を殺めた人間は自分の命で相殺するべきだとも思うだが、少年時の異常な殺人は生まれながらのサイコパスだったり家庭環境が原因なわけでこの子たちが愛情あふれる環境に育っていたなら異なる道を行ったんだろうと改めて、穏やかな家庭に育つ意義を思う
Mar 29, 2009
人は何かに依存していないと生きられない生き物なのだろうそれが仕事であったり、恋人、家族であったり趣味やペット あるいは自分のためにならないものであったりする人間以外の生き物は種の保存が生のすべてなのだから害になるものに引き寄せられることは皆無なのに依存する対象はギャンブルやアルコール自分から搾取するだけの異性の場合もあるわけで、、、ラスベガスで酒を飲んで死ぬと決めた主人公はDVのひもがいる娼婦と知り合い、心の漆黒の穴を埋めるように薄めるように惹かれあうまさに共依存の関係で改善しようという道の選択はまったく視野にない男死に手が届きそうな瞬間にも酒ビンを放さない男そんな彼をただ愛すること性の高まりを与えることしかできないシーンは私自身が年齢を重ねたことで以前 鑑賞した時に思った軽い軽蔑感は消えうせ悲しいまでに美しいと思えたラストで流れる曲も特に耳に残る大人な傑作
Mar 20, 2009
墜落した飛行機が無残な姿をさらす現場で放心したようにさまよう数人の生存者セラピストの美しい主人公は夜中の電話に呼び出され、生存者たちのグループセラピーの担当になる病院を訪ねる主人公隅のベッドに全裸で壁を向いている生存者の一人である男性がいるこのシーンが鍵だろうな~と見ながら思った何故、この男性だけは全裸だったのかと、、、ラストでやはりわかりました♪主人公目線(異性=セックス)だよねネタバレするとこれは「アザーズ」「シックスセンス」方面ですがあそこまでのレベルに達してはいないよねでも、嫌いじゃないですね駄作でもないと思う主人公をさりげなくサポートしてくれていたすでに黄泉の世界にいる思い出の人々の描写がいい心残りだった姉への後悔が報われたのもいい知り合って数十分だったけれど人生の最後、墜落する中で深い思いやりを彼から受けたシーンもいいなぁ見る人のロマン度によってかなり評価が変わるでしょうね私は好きです
Mar 11, 2009
外野席で観戦。ビール800円は高すぎじゃないの!いつの日かシアトル観戦へと誓った友人と二人で東京ドーム「イチローーーーーー」と叫びも通じずヒットなしだよ、、、守備では華麗なキャッチを魅せてくれたけれど、やはり千両役者が打たないと盛り上がりに欠けましたイチローの凡退にドーム中から深いため息凡退するたび、隣の友人の服をつかんで引っ張ってウサ晴らししたよやけ酒を呑む気分にもなれず9回途中で帰路へ、、、あーあ、心配だ韓国戦
Mar 6, 2009
スピリッツに連載佐々木倫子の新刊コミック原作なしの佐々木倫子は久しぶりで大満足しました北海道のテレビ局に新卒の「バカ枠」に女子として初採用された雪丸花子の奮闘話 って言うよりもこの「動物のお医者さん」や「HEAVAN」と同じ流れ方で主人公は狂言回し的で周囲の人物のエピソードで展開してゆくパターンですねキャラがしっかりしているのと一こまにも手抜のないこの作者のサービス精神で笑えますドラマ化しそうだなぁ
Mar 4, 2009
アバのコンサートはアリーナで見たなぁあれこれと落ち込みだったのでこの映画を見て気分↑になりましたやっぱり、なーんも考えずにダンシング・クィーン ですね歌はオリジナルで口パクにしたほうが良かったのでは?ママ役にメリルってのが大前提だったのかな20歳の娘に60の母ではちょっとどうなのか?整形した親友の役はセックス&シティのサマンサがあってると思うよ40後半で華のある女優さんいそうだけどね~ピアース・ブロスナンは歌が下手だよ婿に華がないね 性格も悪いじゃん僕に相談なしで父親候補を呼んだって怒るとこね、、、1000円ならいいのでは?と思いますが、美しいとは言いがたい年齢女性が踊い、歌うシーン中心なので男性(日本男児はとくに)はいやかもね
Mar 4, 2009
息子と遊びに行く約束をしていた日欠勤の人の代わりに出勤しなければならなくなった母 アンジェリーナ・ジョリー(痩せすぎ!! あの髪型と帽子で気づきにくいけれど枯れ枝のような足に注目!拒食症と一時 噂が、、、)私はしかたなく代わりに出勤し早く、一人留守番をしている息子の元へ帰ろうとする彼女にまるで時間延ばしのように話しかける上司のシーンで「これは陰謀か!?」と予想したのですが、空振りでしたねロサンゼルスの恥 と糾弾を受けていた無能で横暴な権力 ロス警察長い時間を経て偶然判明した犯人この作品が優れたところは母の願い「息子を取り戻したい」という姿勢がぶれていないということだろう市民運動のリーダーになったりということもなく、最後まで一貫しているなので観客は素直に彼女へエールを送り、感情移入できる死刑のシーンが長いのはこの監督の独自の死生観かな死刑実行の直前まで犯人が息子のことを語ってくれるかもと母は思っていたことだろう美術、選曲も素晴らしい品格なのですイーストウッド出演の新作も 待ち遠しい
Mar 1, 2009
戦争を知らない子供の私でございますそして私は右でも左でもありませんが日本人ではあります戦争は知りませんが日本軍がオーストラリアに上陸しなかったことくらいは知っておりますよオーストラリア大陸はアボリジニと呼ばれる原住民が住んでいてイギリスが刑務所の囚人を送り込んで平和に住んでいたアボリジニの人たちを虐殺したんでしょ何故にこの映画では日本軍がオーストラリアで虐殺したことに摩り替えているわけ?捏造かよ、、、こんな国辱ものの間違った映画を配給するなんて、、、日本は抗議して上映しないと言えないのかねぇ
Feb 27, 2009
数奇な人生を描いたファンタジーとしては「ガープの世界」「フォレスト・ガンプ」などの傑作がありますが、80歳の老人の赤ちゃんが年齢を重ねるごとに若くなってゆくという本作もそのパターンを美しい風景やセンスのいい映像で魅せますですが、ユーモアが足りないのと冒頭から引っ張るハリケーンが何も絡まなかったりして間延びっぽい印象が強く残り3時間飽きはしませんがガープやガンプ 彼らの人生なら何度も繰り返し鑑賞しましたがベンジャミンはそうは思えませんでしたガンプの幼馴染への思いにはあれだけ深く思い続けるのにも納得できましたがベンジャミンにはそれを納得させるものが薄いのですね20歳のブラピの美しさは必見
Feb 14, 2009
30歳の年齢差の恋愛映画なのでありますペネロペ・クルスはこの作品でたくさんの映画賞にノミネートされてますね彼女の脱ぎっぷりは潔く、美しくて厭らしさがみじんもありませんでしたほんとにため息のでそうに綺麗な胸でした「美しき諍い女」の時のヌードにもため息がでましたがペネロペは「バニラスカイ」の時も綺麗な裸を披露してましたね肉体だけでなく、演技も素晴らしく主人公の教授で高名な評論家役のベン・キングスレーもスノッブなスタイルを崩さない60過ぎの男を好演してましたこの教授は過去にも美しい生徒と関係を持った経験があるようで老いても肉欲をもてあまし気味との台詞も冒頭にあります主人公の友人役に「スピード」の犯人デニス・ホッパー(この人の出演作に駄作なし)スカッシュをしながら友人が言いますいずれ破綻する交際、おまえから別れを言い出せそれは女性の為を思ってのことではなく年老いた友人(自分)のプライドを思ってのことのよう、、、この主人公は教養も地位もあるのでしょうが過去の結婚を自分にあっていない行為だったなどの言動や大人になっても傷ついたままの息子に対する冷淡な扱い方からも自己しか愛せない男なのですよね、結局ラストの展開はむりむりな感じで好きではありません再会させるべきではないと思うこの主人公には一人、失ったものを抱えて海を歩いているシーンで終わるほうが作品として美しいといえるのではないのかなぁそれを選んだのは大人なあなたなわけですからね関わる人を突き放して生きるのを選んでいたのだもん
Feb 11, 2009
日本の戦国時代の跡取り問題は正室に男子が誕生しない場合は側室(何人でも可)に誕生したらそれでオッケー。って寛容で正室の深層心理はどろどろしていようが男子を産めないからってこの打ち首になるわけじゃないし将軍様が安泰ならみんな生活保障だもんいい国日本だなぁとこのイギリス大河を見て思いましたフランスの王室を描いた佐藤賢一の「王妃の離婚」もそうでしたが厳しい宗教のしばりがある国では正室の子にだけ王位継承権利があるわけで魔女だなんだと理屈をつけて離婚し、斬首されてしまうわけだもんねロンドン塔周辺にいまもアンの霊が現われるとされるエリザベス1世の母であるアン・ブーリンと妹の愛憎劇ですがあくまでもメアリー視点で描いたほうがよかった気がするけれど今をときめく2大美人スターなので2人主役にしないとって難しかったのでしょうか?ゴージャスなドレスや演技で見ごたえ十分でした
Feb 8, 2009
ストーンズの2000人規模の会場でのライブを追ったドキュメンタリー何せ、監督がスコセッシですもの♪大昔、この監督がザ・バンド解散のドキュメント「ラスト・ワルツ」を今はなき有楽座(だと思う)で見たときはザ・バンドをまるで知らない私が鳥肌がたつほど感動してしまったスコセッシの演出のせいであ~る今回のストーンズもスコセッシがアカデミー受賞後ストーンズ・・・力入ってましたねあんなにパワフルなステージで息があがることのないミック・ジャガーこのバンドはCDより見ていたいバンドなんだねぇしかし、スコセッシは彼らに勝負で勝ってた気がする(勝ち負けじゃないけど・・・)
Feb 4, 2009
超駄作!びっくりするくらいの酷さロバート・アルトマン監督のコメディ?まったく笑えないしセンス悪くて、、、なんですかこれは?蠅男のジェフが主演なんだよね出会い系雑誌でコンタクトをとってレストランで待ち合わせた男女ここまではなにやら期待だったけど、、、、
Feb 2, 2009
嘘をつきとおすのは難しいでも、何にも変えがたい娘への愛情からくる嘘ならばずっとつきとおしてほしかったなぁたとえ、大きくなった娘にその矛盾や証拠を突きつけられてもそれでもあなたは愛の元に生まれてきたんだと、、、ユーゴスラビア解体ボスニア戦争セルビア人にレイプされて生まれてきたわが子と必死に生きる一生癒されることのない傷をもった母この娘は乗り越えてゆけるのだろうかと修学旅行へ向かうバスを見て心が痛んだ痛みを共有できる同じ経験のある多くの女性がいる母のほうがずっと恵まれている環境にあるといえるのではないのか、、、納得いきませんでした
Jan 31, 2009
若きゲバラを描いた「モーターサイクルダイアリーズ」よ再び って気分で映画館の椅子に座ったらこれは、私のような普通のおなごよりは知ってるかも って程度のレベルではなく観客を選ぶ作品なのでしたぁドラマ性を一切排除どういった経緯でキューバへの船に乗ってるのかカストロとの出会い腕を骨折したシーンそれらがまったくなくて展開が不親切ではないのでしょうかほとんどドキュメンタリーのようですですが、そんな演出なのにゲバラがいかに高潔な人間性を持った男なのかは十分伝わりましたもうちょっとエンターティンメントの香りをつけてくれたっていいじゃないよとぶつぶつ友人と愚痴りながら相変わらず肉屋のメンチカツ大行列でフライの香りが充満した吉祥寺を去ったのでした後編のゲバラ38歳はもっと戦闘シーンばかりだそうで、、、、、
Jan 28, 2009
これは静かであるけれど大きく心に響く反戦映画だ戦場イラクから帰還した19歳の息子が何故か失踪した戦地ではなく、帰国しての失踪に元軍人の父親は困惑しながら独自に息子捜索へと動き出すが異常な環境で人間がどう変わってしまうのかを描いて秀逸感覚が異常さに麻痺されてしまうのだろうし麻痺して順応し、鈍感になっていないと耐えてそこに存在しているのは容易ではないのでしょうそれにしても、息子の殺され方に先日初公判があったあの日本の事件を重ねてしまったが戦場にいたわけでもないのに自らの保身の為だけであの行為に一人で及んだこと狂気より恐ろしいと思う
Jan 25, 2009
前作カジノロアイヤルのラストシーンから1時間後のお話だそうですそれを見終わってから知ったのでいきなりのカーチェイスでボンドが運んだ男っていったい誰?と考える暇などまったく与えられないスピーディな(過ぎる!)展開でこの私の頭ではついてゆくのがやっとでござんしたよ前作は映画館とwowow で計2回鑑賞したのですが、前日におさらいすればよかったなぁダニエルのボンドは相変わらずセクシーで最高だったけれど、とにかくアクションシーンが多くて訪れる国も多くてMI6とCIAボンドの死んだ彼女とヒロインの過去の話やらで2時間弱にどっちゃり詰め込んでます前作にはカジノシーンや拷問の静?の時間があったけれど今回はとにかくめまぐるしいなのですが、ダニエルボンドは永遠に♪どこかのシネコンで前作を上映してほしいなぁ
Jan 24, 2009
ケーブルで放送していたのを再見城山三郎のエッセイをドラマ化した「そうか、もう君はいないのか」を見たばかりだったので夫婦愛物ってことで続いてしまった「ラースとその彼女」の主演俳優がまったく異なったタイプを演じていて、結構セクシーなのですよ痴呆症の役を演じる女性があの傑作「グロリア」のジーナ・ローランズで時の無常の流れを思うわけですがやはり彼女はうまいなぁ、、、
Jan 21, 2009
カンヌ映画祭で脚本賞を受賞した作品冒頭シーン、トルコの小さなガソリンスタンドを訪れる男、ラジオから流れるヒット曲男が曲名を聞くとトルコ人なのにこの曲を知らないのか?と店員らに驚かれる男はドイツ移民二世で最近ドイツから帰郷したのだ自分の国のことを何も知らないそして、一番近いはずの親と子どもはお互いのことを知ろうとしていない偶然に交差し、すれ違っては近づいてゆく3組の親子の悲劇と再生の物語練られた構成が素晴らしい
Jan 12, 2009
悲惨なニュースや先に明るさを見出せない世界状況に暗澹としてしまう今だからこそ必見の、なんと60年前の作品大きな夢の計画を実現しようと希望に満ちていた優しき主人公は諦めざるおえない事情で断念するそして数年後、再び夢を実現できそうな時またも周囲からの事情で断念それでもその置かれた状況で努力する主人公に自らの責任ではなく、最悪の事態に陥ってしまい人生に絶望 いっそ身投げをと考え、橋に立つのだが自分より先に飛び込んだ男がいるその男は彼の守護天使だった、、、ここからが抜群に面白いですね~ニコラス・ケイジ主演の「あなたに降る夢」とかはこの映画が基礎でしょうか見終わった後、映画の素晴らしさを再認識しました
Jan 7, 2009
ヤフーのレヴューで絶賛している人が多いけれど私は★3個がやっとでした小さな町のファンタジーなのだろうけれどありえないでしょう?と突っ込みいれたいですだいたいこのドールの目的はそれなわけでその人形に絵本を読ますって??子供たちに失礼でしょうよ!対人関係恐怖症と言えるラースを町の人々が温かく見守るのはええ話だわぁとわかりますが、救急車まで出す!?真実病気やけが人が出たらどうすんの?ドールをネットで購入までがいきなりなので葛藤などのシーンがないので面食らうわけですし、、、小さな町のありえないファンタジーの傑作ならば「キッチンストーリー」が極上のできだと思うこれは主人公がたくさんの町の人に甘えてるよ
Jan 3, 2009
薬物中毒で会社の金を横領していた兄は離婚後の金銭問題を引きずっている弟に両親が郊外のモールで営む宝石店の強盗計画の片棒を担がせる兄が通っていた高級麻薬吸引サロン?で血が通っていなさそうなゲイのホストに母親が危険な状態だと告げ、冷たくあしらわれるシーンがこの兄が妻も含めて人間関係を築いてないことを表し、なんとも悲しい終盤でこのサロンに兄弟で強奪にゆくのだが兄はベッドで薬物でハイになっている肥満した男の先客に自分を見てしまい逆上したように発砲する兄の根底には父親の愛情が平等ではなかった自分は弟のように外見がよくないから愛されなかったという長い思いがあった父親はそれを否定したがラストシーンでそれは証明されているようだあれから弟はどうしたのかレンタカーの忘れ物はあんなに引っ張る必要があったのか「ファーゴ」からユーモアや情愛を引いた作品だとか言いたいことはあるし、見ごたえもあったけれど好きな作品ではないなぁ
Jan 1, 2009
映画化が予定されている原作のコミック作者の郷田マモラの絵はかなり特殊であり心象風景を描いたシーンは不思議な印象を覚える主人公の新人刑務官とその事件性から世間で注目された平成の復讐鬼と呼ばれた死刑囚(主人公と同じ年)の二人を軸にした物語。宿命がテーマ 6巻目で涙が止まらなかった果たして、このように純な若者が存在するのかなとも思わせない迫力?がこの不思議な絵のタッチとストーリーにあるのですね常に葛藤している登場人物たち(刑務官や死刑囚、彼らを支援する人たち)に次第に深く感情移入してしまうしつこいけれど、この絵のタイプでこんなに泣けるのは作者の取材力からのリアリティなのでしょう宿命を描ききった名作「砂の器」に似た感動を味わったです。新作の裁判員制度をテーマにした「サマヨイザクラ」も読み応えがあって後編が待ち遠しい
Nov 8, 2008
廃刊になった雑誌「映画秘宝」の町田智浩の著「オリンピック発祥の国はどこですか?」「ええと、アメリカ?」「では、現在開催されているオリンピックの地はアジアのどこ?」「タイ?」「世界大戦は何回起こったか?」「3回」これは日本のおばかタレントの珍答ではなく教師を目指すアメリカの大学生らしい宗教による偏った思想でたらめなブッシュ政権によって崩壊した年金やおこされた戦争とその後遺症をどーすんのこれ?と苦笑と笑い事では済まされない 後の道をゆく私ら日本を思って背筋が寒くなったりする傑作コラムブッシュが崩壊した年金は国民が各自 株などで投資しろとの政策にしたというがこの株暴落でどうなったのでしょうか考えるのも恐ろしい、、、映画人にもインタビューしていてそれを絡めた映画評の文章も秀逸確かにこれで1000円は安いよね
Nov 1, 2008
随所にこだわった映画のプロが作った映画ですね!ストーリーの展開は読めてしまったけれどそれでも見て良かったと人におすすめできるただ、、、浮気してきた手で触られたわけじゃないのにあの妻の台詞は残酷すぎやしませんかね私は人をだますことなく懸命に働いている人間はすべて尊いと思うのであれを言われたらやり直せないなぁその他はすべてが★5個ですね脱いだもっくんがたくましいので意外でした
Oct 23, 2008
モーテンセンのサウナで全裸死闘シーンはリアルで殺し合いとはこういうものだろうと背中に汗が流れた100パーセント満足のど迫力映画でした★5個「ブラック・スネーク・モーン」凄まじい人間ドラマでしたかわいい話が好みの人にはおすすめできないね★5個「ブロードウェイ・ブロードウェイ」よくできたドキュメンタリーですそれにしてもダンサーたち結構肥えてますね★4個「トウキョウソナタ」期待ほどではなかった家族崩壊傾向の話なら空中庭園のほうがいい★3個「20世紀少年」なんじゃこりゃ?★2個
Oct 15, 2008
ショーン・ペンの監督作品はすべて見ている今回のを見て、熟練の域に達してきたっすねーと思った主人公の放浪に親へのトラウマと描いていたけれどそんなに重いポイントにすることもないような、、、物質欲などへの拒否だけでも若人になら十分な理由な気がするこの人は死に場所を求めていたのだろうアラスカではなくたとえば、インドなどへ行ってたらもっとおおらかに生きぬいていたのかもしれない最近、セックス&シティ ★4個 デトロイト・メタルシティ★3個強などの軽いのを見て喜んでいたのでアラスカのバスの前での本人の写真の笑顔にずしんときました
Sep 17, 2008
まだ子供の頃にテレビ中継に全国民が釘付けになった事件警察側からの視点で映画化された作品がいまいちだったけれど赤軍派側からのこの作品はすさまじい72歳の監督のパワーがすごい漫画原作ものやテレビドラマの延長もので監督しているふがいない方々はこの執念を見習ってほしいです記憶にあるのはあさま山荘事件が終結になったあとに明らかにされた仲間うちでのリンチの壮絶さと異常な残酷さそれと永田洋子の醜く怖い顔だったなぁ革命=警察との戦いに何故なってしまうのかそれでは大衆の支持を得ないと優秀な大学生の彼らはどーしてわからないのかそして閉鎖的な空間でしだいに総括という単語のもとで仲間を殺すことも正当化してゆく狂気の過程を描いている部下には総括を明示幹部の永田と森は旅館でセックスを楽しんでいてひどいもんだよね誰にも感情移入できなかったが見ごたえは十分
Aug 27, 2008
戦犯クラウス・バルビーの3つの人生ナチスの保安局の大物でリヨンの虐殺者と呼ばれた男のドキュメンタリー彼は戦争後アメリカのエージェントになりスパイ活動をしたり、ボリビアに逃亡し別人になり、農場の仕事から始めその農場を買い取って(やはり頭のまわる人間なのでしょうか)ボリビアの軍事政権成立に力を貸したりしリッチな暮らしをして老後を過ごしていたナチハンターの追跡もかわし南米に第四帝国の樹立までもくろんでいたと、、、82年に軍事政権が終わったことでついに裁判にかけられることになり老いたバルビーはその移送先がフランスと飛行機の中で知り、震えだすシーンが圧巻でしたバチカンの極右勢力がこのゲシュタボの逃亡にからんでいたりとはその闇にびっくり正反対の意見を交互にいれる編集もかなり見ごたえありただ、ドキュメンタリー好きな人にしかおすすめはできないかも
Aug 10, 2008
宮崎駿は晩年の黒沢明になりつつあるね黒澤明の「夢」「まぁだだよ」を思い出しましたそういえば、まあだだよにはポニョで声優してた所ジョージが出演してましたねぇスクリーン上の絵は確かに見ごたえありますよでも、美術館ではないのです映画なのですからストーリーで魅了し、納得させてもらいたい子供向けだとか、理屈で見るなとかは問題外過去の宮崎アニメは子供向けでも十分大人が納得できるものだったのだから宮崎、黒澤監督は神様になってしまい制作の段階で周囲がこの話はおかしいのではとかこの人物の行動は矛盾しているなどなど意見を言える人など誰も存在しないのでしょうねでも、神様が客観的になれず周囲が恐れおののいているだけではジブリの明日はないでしょう悲しいことです街が水没する、、これは初期のパンダ子パンダのネタですよねアイデアが使いまわしになっているのは否めない、、、ならばひとりでストーリーを展開させるのには無理があるわけで、、、NHKの「プロフェッショナル」で宮崎監督に密着創作シーンで ここはポニョが始めて他人に親切にする大事な場面なんだと語っていた そのシーンを映画で見て唖然としました必然がないからですそもそも二人の再会が早すぎて安易で、、、熱烈に抱き合っても見ているほうは感情移入できない黒澤の「夢」の美しいだけのシーンのようです監督だけが納得していて観客はおいてけぼりのようポニョが家を見失わないようにとバケツを掛けておいた伏線はうまくいかされないし、、宗助を乗せたリサの車をポニョの起こした嵐で自宅に戻れなくすればいいのになバケツの目印の宗助の家を見つけたのに自分のせいで宗助が見つからないジレンマそして自分のわがまま勝手を気づくでしょうポニョが人間になるのではなく宗助を海の世界に連れて行ったほうが海の汚れ問題やポニョの父親が以前人間だったなどの伏線がいきるのになぁとね
Aug 9, 2008
冒頭、ハルク誕生までの台詞なしのシーンはかなりのセンスを感じるさすが、私の愛する♪エドワード・ノートンが主演と脚本参加だけのことあるわ~とでも、見た後に何も残りませんですよ望んでいないのに超人間になってしまった男の悲しみは伝わりましたが、、、しかし、あのラストはなんだよ?他の映画のCMですかい?美女と野獣はキングコングの勝ちだよね
Aug 6, 2008
大人の鑑賞に十分耐えうるヒーローものでしたどうも主人公のバッドマンは「マシニスト」で異常に痩せてふらふらと歩くシーンが思い出しちゃって、、、いや、かなり歴代のバッドマンよりいいのですよ影のあるヒーローが似合う顔だしねそれにしても急逝したヒース扮するジョーカー 素晴らしいヒールですねアカデミー助演いくでしょー!ラストでのバットマンは人々の罪を背負ったキリストのようでした映画館で見ないとね
Aug 2, 2008
ショート・バス・・・セックスがテーマ 吐き気をもよおすかもしれないシーンから始まる ☆2個 つまらん 女優が不細工すぎるカメレオン・・・・松田雄作のために書いた脚本らしい 桃井かおりとのコンビで見たかった 藤原達也は運動神経抜群で悪くないけど 女優がひどい ☆3個地上5センチの恋心・・この監督の前作は大好きなのです 前作には落ちるけど ☆4個 魔法にかけられて・・ディズニーなのにお掃除するリアルゴキブリ登場 王子様も主人公ももうすこし若いほうが。。。 ☆4個人生は奇跡の詩・・・トム・ウェイツの歌う姿が見れるだけでいいかも 夜を一緒にとくどく男 帰ろうとする女に 「君は君に夢中な男を見物したくはないのか?」 この台詞に笑った ☆3個半
Jul 29, 2008
流星の絆・・・ドラマ化するのですね 容疑者Xの献身が☆5個ならこれは3個 甘いラストに活!女子供向き、現在の甘いドラマ向きゴールデン・スランバー・・本屋大賞 ページをめくるのももどかしいって久々 ☆5個僕の中の壊れていない部分・・これも好みです ☆4個朝倉かすみの著作・・平成の向田邦子って言いたい ☆4個北尾トロの法廷傍聴もの・・・マンウォッチングは結構好きです 他人の人生の修羅場を見物するのが趣味ってのも かなり品がないかもね でも☆4個闇金ウシジマ君11巻・・最初の頃よりえぐさは薄れたけど、人間って一番怖い☆4個西の魔女が死んだ・・評判に違わず、素晴らしい ☆5個 映画化したね
Jul 28, 2008
藤沢周平の短編をよくぞここまで膨らませてくれました庄内平野の美しい風景のシーンが多く昔の人の美しい立ち振る舞いなど日本人っていいなぁと背筋を伸ばしたりしちゃってこじんまりしたつくりのお顔の田中麗奈はあの髪型が似合います取り返しのつかない回り道をしてしまった自分の来る家はここだったのだ涙する主人公この男女二人には山桜を手折って手渡したあの思い出がすべてなんだ、、、エンドロールは涙が止まりませんでした邦画を見るならこれでしょう
Jun 29, 2008
冒頭のモノローグがしつこい、、、ここでハリウッド的駄作臭がした嫌な予感はあたり私は子供が主役ってだけでは甘くなれないし大げさに涙と絶叫的台詞で抱き合う韓流映画もいやだけどこの映画の場合って、テレパス能力者なのか?これってジャンルはSFでしたっけ?と思ってしまうとにかく都合よすぎな展開に辟易たとえばラストのコンサートですが彼はぎりぎりまで逃げていたのにいつ着替えたのでしょうか???ダブリンの街角での足元にはるか及びませんでした
Jun 29, 2008
大好きなエドワード・ノートン主演♪ああああ~、もう最高でしたね舞台はハプスブルグ家崩壊の音がするウィーン引き裂かれた身分違いの恋男は世界を放浪し、人々を熱狂させる幻影師となり帰ってくる女は皇太子の婚約者となっていて、、、冒頭のシーンからつかみは抜群ですね「サイドウェイ」に出演したポール・ジアマッティの刑事がなんともいい感じです「どうしてもわからないのが君を忘れられないこと」観客を翻弄し続けるアイゼンハイムが放つ台詞にうるうるしました
Jun 4, 2008
予告の出来の方がいいのではないのかなぁなんだかキレがないのですトム・ハンクスはイヤミなほどうまいし化粧の厚みが増したジュリア・ロバーツは金満女性のゴージャズがあったし(右翼)シーモア・ホフマンもゆとりの演技国家の未来を預かる政治家には長い展望がないと、、、、って結果なんだよねチャーリーがアフガン援助500万ドルだったのを5億ドルにしたしかし、大切なのはその後の水遣りだった日本も大赤字な国なのにたくさんの国に援助してる自国民は切り詰めて暮らしてるのに大盤振る舞いじゃないですか~?その振る舞いが、ばら撒いているだけで感謝もされどころか日本がしたって知らない国ばかりってのは、、?いかがなものでしょーかねこの映画もアフターケアなしだったから9.11につながってしまったのかなぁチャーリーの軽さキャラを説明したいのか前半がもたつく期待ほどではないけど見て損ってほどではないでも、もっと面白くできる素材だったのにね
May 22, 2008
S・キング原作 監督はショーシャンクの空に などキング作品映画化で定評のあるダラボンなので期待値も高く 自転車に乗って劇場へ、、、大きな雷の後生き物のような霧に町が包まれるスーパーに買出しに来た人々そこへ血だらけの男性が飛び込んで来る彼は叫ぶ 霧に人がさらわれた!果たして1メートル先も見えない濃霧の中にいる怪物って、、、、?とおなじみホラーのドキドキ展開なのだけれどこーんな非常時に異常体験時にその話もなしに もっと早く告れば良かったねーとばかりにいちゃつく男女とかもたついていらない展開がダラダラしててそんなに怖い感じがないっす頭の変な宗教女性がだんだんと支持を受けてきちゃって人間のほうが怖いと言いたいラストのいやーーーーな終わり方誰かを誘って行かないほうがいいですよ後味悪いからねなんでこんなの見せたのかって言われそう、、、
May 21, 2008
梶芽衣子の「女囚 さそり」をご存知な方には必見?のドラマでしたねテレビ東京の深夜ドラマ「週刊真木よう子」でこの回の真木よう子はやくざの情婦でした愛人を新しい女にチェンジしたい親分は冷酷に真木よう子愛人に罠をかけて刑務所送りにする日々、刑務所で海鮮筋子丼を食べながら恨み節の炎を燃やす!♪うらみぃぃます ですよそして脱走親分暗殺に失敗した女は死に切れずに妖怪のような体になり、再び復讐を誓うさそり のコミック版から見ていた私にとって(漫画のあの絵はあまり好きじゃなかったなぁ)こんなに大笑いしたドラマはないですねーーもう~バカらしさの極地!完全保存版でしょーいけてますね~ 真木よう子筋子肌になっても惚れている阿部サダヲも相変わらずいい感じです
May 3, 2008
まるでドキュメンタリーを見ている思いにかられる音楽恋愛映画でした主演の男女二人には役名もない父親の掃除機修理店を手伝いながらダブリンの街で穴の開いたギターで自作の歌を歌う男と日々を懸命に生きるチェコ移民のピアノを愛する女聞く人もいない閑散とした街角で夜にだけ歌っていた男の自作の曲を気に入った女は掃除機の修理を依頼する失恋ソングの内容をしつこく聞く女に男はうんざりしてあしらうように掃除機を明日持ってくればと翌日、ガラガラと掃除機を引いて来る女なんだかおかしくてかわいい雰囲気があって、、、ピアノを買えない女は楽器店の好意で時々ピアノを弾かせてもらうのを唯一の楽しみにしていて男を誘い、楽器店の片隅でそろそろと男の曲をセッションするお互いをよく知らない二人だけど音楽がゆっくりと結び付けてゆく再生に向かう物語だけどありがちなストーリーではなく曲が、詩の魅力が、アイルランドの街が人々が、、、この作品を形作っている惹かれあう二人セックスシーンもキスシーンもないピアノで女が歌った未完成の曲に切なさがあふれるハリウッドのどんな大作よりも心に沁みました映画館を出てすぐにもう一度見たいと思えた久しぶりの気持ちをありがとう
May 3, 2008
共和党にだまされるな、、がこの映画のテーマでしょうかしかし、この邦題も客をレッドフォードだから→陰謀でいいやってだましてるよなぁ、、、教授のレッドフォードが覚醒しろと諭していた見込みのある学生がラストシーンでみたニュースの映像で芸能人の離婚がメインの下に流れるテロップの嘘に気づいたのがこの映画の言いたい未来への救いなのでしょう日本も他人事ではないよね長野を走る聖火映像に映る赤い旗の数にぞっとしたもんねここはどこの国だよ?よその国を埋め尽くして狂喜しているセンスにドン引きですそのおかしさを遠慮して報道しているのにはこの大いなる陰謀よりも恐ろしさを覚えるなぁ
Apr 30, 2008
20世紀初め、石油採掘に執念を燃やす男の大河ドラマですかね主人公ダニエルは地主たちを集めた説明会で横にまだ小さい息子を立たせてよい人間のようににこやかに土地を自分に譲るように諭す他人をだますことなどになんの罪も感じてはいない男だそして、もう一人似たような精神の人間がいたいかにも胡散臭い信仰宗教を起こし教会を建て信者に説教をする男ダニエルに土地を売った地主の息子なのだがダニエルはこの若い男を異常なまでに嫌悪し愚弄し、暴力で約束を反故にするこの二人がラストまで関わり「終わり」を自らの手でおろすそれは石油山師である自分と神の降臨を預言できるというオーバー演技で救いを求める人々をたらしこめ金儲けにして生きてきた二人が同じアナの狢だったから、、、土地をダニエルに安く売ったことに腹をたて、家族の前で年老いた父親に暴力をふるう偽宗教家と自立し、出てゆきたいと話をする息子にライバル会社を作るのかと出生の秘密を唾を吐くようになじり倒す主人公この二人は似すぎているのだろうダニエルが牧師を終わりにしたのは自分を殺したようなものだったのだろうかこの監督の作品の中ではいまいちだった何故、このような人間が形成されたかを映像で描いて欲しかったかなぁ「マグノリア」や「パンチ・ドランクラブ」は大好きですが
Apr 29, 2008
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