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週末は子供たちの送迎がないのでとってもおねぼうさん。しかし送迎しないということは当然子供たちは家にいるのだ。おかげで大騒ぎで平日に片付けた部屋がもう散らかっている。トホホのホ・・・我が家では三食必ずデザートを出している。ムスメが摂食障害があったときまず口にできたのがヨーグルトやプリンフルーツだったので必ず用意していた。何でも食べられるようになった今では別になくてもいいのだが子供たちは食べないと気がすまないようになり出し忘れると文句を言われる。主食を残しても必ず要求するので「きちんと食べてから」を条件にしているのだが完食したどちらかだけに与えると大騒ぎになるので「あと一口」食べたらあげてしまうこともある。面倒くさがりやの私はだいだい三個100円のプリンやヨーグルトを買い置きしてあげている。二人ともこのくらいならたちまちペロリなのだがムスメはこのふたが開けられない。一人でやらせようとするのだがなかなかうまくいかないので途中まであけてあとは自分でやらせているがそれでも難しい。ムスコはというとやはり手では開けられない。どうするか?と見ていると彼は男らしく(?)歯で開けていた。ムスメとムスコが一番違うなぁ~と感じるのはこういうところだ。ムスコはとにかく目的のためなら手段を選ばない。牛乳が飲みたいときは手近なものを踏み台にして冷蔵庫から牛乳をとる。そしてパックのまま牛乳を飲んでしまう。ムスメはというと私にとってもらうまでとにかくひたすら待つ。「自分でとりなさい」といっても「届かないからとれない」「コップにうまくいれられない」と決して自分でやろうとしない。この違いは障害が有無だけではないと思う。ムスメは女の子で長女 ムスコは男の子で末っ子という違いもあると思う。ムスコの行動はお行儀が悪くほめられたものではない。しかしムスメに比べ生きるためのチカラがすこくあるなぁ~と怒ることすら忘れて感心してしまう。もし不測の事態が起きてもムスコだったらたくましく生きられるかもしれない。ムスコの貪欲な姿勢を少しはムスメにもわけてあげたいものだ。
2004年01月31日
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今日はムスメの学校は公開日となっている。公開日といっても要は昔の授業参観。ムスメが入学した年から学校選択制になったので就学前の父母が見学しやすいように学校公開日と名を変えているだけである。といっても昔みたいに時間が指定してあるわけでなく丸一日授業参観でき好きな時間にくることができるので親としても都合がいい。今日の時間割りは国語 体育 生活二時間に午後から道徳。午前中の授業も見たかったんだけど下校までずっと待っているのも面倒くさかったので五時間目の道徳から出かけることにした。一学期は学校待機していたのでムスメの授業の様子なども時々チェックしていたのだが最近はとんとご無沙汰だ。他のお母さんは午前中に来ていたようで教室には他のお母さんがもう一人だけだった。今日の道徳の内容は「ありがとう」と「断りかた」のいいかただった。私は挨拶だけはムスメにかなり厳しく教えているので先生の言った内容も普段私が言っていることとあまり変わらなかった。「ありがとう」は相手の顔をみて大きな声で。「断り方」は自分の都合が悪い時でもわびて理由をきちんと説明するということを図や実例を挙げて説明していた。当たり前のことだけとこれができていない大人って結構多い。子供たちも親からきちんと教えられているようで「そんなこと当たり前だよね~」という雰囲気だったがその気持ちいつまでも忘れてほしくないな~最後に隣の席の子のいいところを紙に書いて渡しましょうというのをやっていた。紙はメモ帳程度の小さな紙。こんな小さな紙に書けるのか?しかも自分の言葉を文字にできるのだろうか?とひやひやだったが何とか書き終えて隣の子に渡していたようだった。あとで隣の子の書いたムスメのいいところを見てみると「べんきょうをいっしょうけんめいがんばっている」と書かれていた。隣の席の子は幼稚園でも同じクラスだった子。彼なりにムスメががんばっているところを評価してくれているんだな~とちょっと嬉しかった。ちょっと気になったのがよく授業を見学していた一学期に比べクラス内が全体的にざわついていた。入学当初に比べみんなも学校生活に慣れてちょっとたるんでいるというところなのかな?ムスメも特に問題行動を起こさず一生懸命発言しようと手を上げたりして授業に参加していた。ただ使う必要のないセロテープがずっと机の上においてあったのが謎だった。あのセロテープは一体なんだったのだろう?
2004年01月30日
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毎朝ムスメを怒鳴らない日はない。三学期からは7時50分には家を出ようと心がけているのだが出発できるのはなぜか8時くらい。玄関から目と鼻の先の車に乗り込むのに10分もかかるのだ。原因はもちろんムスメ。今日はムスコを乗せてあとはムスメが家をでるだけというところで「トイレいってくる!」ときた。そんなのもっと早く済ませておいてよ!ムスコも寒い車中に置き去りにされているし私も玄関でムスメを待っていなくてはならない。おまけに「寒い 寒い」とぶつぶつ文句を言って動きもいっそう緩慢だ。玄関で母が震えているにもかかわらず相変わらずゆっくりなムスメ。ムスメに対して私は今まで「早くしなさい!」という一言はなるべくいわないようにしていた。一生懸命やっていてもどうしても遅くなってしまうムスメを急がせてしまうのはよくない。急いでいい加減にやるよりも一つのことを丁寧にやり遂げられることが一番大事なのだからと思っていた。しかし小学生になった今ではそういうわけにもいかなくなってしまった。小学校は当たり前だが何をやるにしても時間が決まっている。ムスメができるできないにかかわらずそのペースにあわせてなくてはならずできなかったらおいていかれるだけだなのだ。ムスメは自分の行動が遅いことになんの疑問ももっていない様子当たり前だと思っているようだ。盲学校では自分のペースに合わせてもらっていたし学校でもムスメが遅いことを非難する人もいない。担任の先生は遅くても一生懸命やるムスメをとても評価してくれていて決して怒ったりしないし友達も好意的だ。周囲の理解にかなり甘えてしまっている。遅いのは仕方がない。しかしそれに甘んじていてはいけない。「早くしなさい!弟もお母さんも寒い中待っているんだよ!弟はずっと車の中で一人ぼっちだよかわいそうだから早くしてあげなさい!」ムスメも弟のことを考え同情したらしい。あわてて支度をして玄関をでることができた。「早くしなさい!」と私もせかしたくはない。しかし最近はどうしても言ってしまう。早くムスメが自分の遅さに気づいて早めに準備したり急いだりすることができるようになってくれればいわずにすむんだけどなぁ~
2004年01月29日
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昨日批判めいたことを書いてしまったがムスメの髪を切ってしまったA先生は決して悪い人ではない。(いまさら言い訳がましいが)歩くのがやっとでまだ言葉もでていなかったムスメを丁寧に指導してくれたおかげで今のムスメがいるのだと思う。A先生と出会っていなかったらムスメが普通小に就学することもできなかったと思う。A先生は盲学校の教員一筋で私生活でも私とあまり年の変わらないお子さんもいるベテラン先生だった。とてもパワフルで「今日は天気がよかったら五時起床で家の大掃除やってきたわ~」と寝坊すけな私には想像もできないコトをおっしゃっていた。まだムスメが通い始めたころ私は玄関でムスメに「靴をそろえなさい」と注意したことがあった。しかし揃えないムスメ。いらいらしていると先生が横から「ほ~らお靴とお靴を仲良しさんしてみて?」と声をかけた。するとムスメはきちんと靴を揃えた。このときまだ言葉がでていなかったムスメは「靴を揃える」行為ができなかったのではなく「靴を揃える」という言葉の意味がわかっていなかったのだ。私はそのことに気づかずただ命令していただけなのだ。これ以外でもムスメがわかりやすいように言葉を変えて説明を加えることでムスメにいろいろなことを習得させていってくれた。髪を切ってしまった事件は行き過ぎだったと思うが私がきちんと「七五三があるので切りたくない」と説明していれば誤解が起きなかったと思う。先生もゴムに引っかかってお着替えができないムスメを歯がゆく思ったのだろう。あの事件以降はずぼらな母がゴムを忘れたりしたときのために何本かゴムを用意して結んでくれたりもした。ムスメもA先生にはとてもなついていた。先生もとてもムスメをかわいがってくれて身体測定でムスメが年下の子に身長が抜かされてしまった時も「ホントあと数ミリの差だったんですよ~」とムスメが負けたのがわが子のことのように悔しそうだった。盲学校を終了したときも「ムスメさんの明るくて天真爛漫な性格はとても素晴らしいから普通小に通うことでつらい思いをして萎縮してしまってはもったいない。いつでも盲学校に戻ってきていいんですよ」といってくれた。普通小に通うことは不安もたくさんあったが今後ムスメに何かあってもきちんと受け入れてもらえる場所があるというだけでも私はとても心強かった。何年後になるかわからないがムスメが盲学校に通うときがくると思う。そのときにまたA先生にも是非指導していただけたらと思っている。
2004年01月28日
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我が家の朝はいつも大騒ぎ。原因はお寝坊な母のせい。あと30分早く起きればもっと余裕をもって支度ができるのだがと反省する毎日だ。さらに問題なのがムスメの身支度の遅さ。毎日のことなのにどうしても早くなることがない。母ににておねぼうなムスコはムスメを起こすときにはまだ寝ている。二人同時に世話できないのでまずはムスメの身支度を済ませてからムスコを起こしパジャマのまま車にのせて出発してしまう。ムスメの身支度を一通りすませたところで最後に髪の毛を結ぶ。これが結構一苦労だ。たしか私がムスメくらいの年齢には自分で髪をとかしていたと思うのだがムスメはこれができない。やむなく私がとかすのだが痛いのかとても嫌がる。「じゃあ自分でやりなさい!」とブラシを渡しても絡まった髪の部分はあえて避けくしが通る部分のみをなでているだけなので全然とかしていない。今のムスメの髪型はおかっぱが少し伸びたくらいの長さ。弱視のムスメはどうしても前かがみでものをみてしまうので前髪が邪魔にならないように上の部分を一つに結んでいる。いわゆるヤワラちゃんヘアーだ。結ぶときも髪が引っ張られるのを嫌がってきちんと座ってくれずに動いてしまう。「ちゃんと座らないと結べないよ!」といってもダメ。毎日髪を整えるだけでも大騒ぎだ。去年七五三が終わるまではと髪を伸ばしていたのだが終わった今は手入れが楽なように短く切ってしまいたい衝動にかられる。ムスメに「弟みたいに短くする?」と聞くと「やだ!みんなみたいに長いのがいい!」同級生の女の子はほとんどがロング。ショートカットの子はひとりしかいないのでみんなと同じにしたいようだ。同級生は結ぶのはお母さんにやってもらっているだろうがブラッシングくらいは自分でやっているだろう。それができれば長くてもいいんだけどね。まあ切ってしまえばこっちのものなのだろうけど私にはもう一つ長くしている理由がある。ムスメが盲学校に通い始めたときやはり似たような長さにして結んでいた。すると先生から「結んでいると着替えるときに邪魔になるから短くして」と注意された。理由はもっともだがムスメはどちらかというと男顔。おまけに弟にお下がりできるようにと洋服も青系ばっかりだったのでよく男の子に間違えられていた。せめて髪型だけは女の子らしくしたかったので先生の注意にはあえて従わなかった。ある日先生が「髪が伸びてきちゃったから私が少し切っていいかしら?」といわれた。確かに前髪も伸び気味だったので気軽な気持ちで了解した。迎えにいってムスメの髪型をみてびっくり!私は「ちょっと(の長さ)だけ切る」と解釈していたのだがムスメは見事なショートカットにされてしまっていたのだ。「ほ~らすっきりしたでしょう」と笑顔の先生。男顔のムスメはどこから見ても完全な男の子だった。しかも私はその年の11月に三歳の七五三をやろうと思っていた。この長さでは今から伸ばしても絶対間に合わない!あまりに腹がたって先生に文句をいうこともできなかった。そのあと他のお母さんにさんざんこの事件の顛末を語りまくったせいか私の立腹ぶりが先生の耳にも伝わったらしい。以来髪型のことは一切いわれずムスメは長いままで幼稚部を修了した。障害児はどうしても一つのことをやるのに時間がかかるので周囲が工夫したり配慮しなくてはならない。そのためにできる限りシンプルな服装や髪型にすることが望ましいとも思う。ただ私にはそれが「障害児はオシャレすることは不必要」といわれているようでならなかった。単なる意地かもしれないがムスメだって女の子。少しでも他の子と同じようにかわいくしてあげたい。それは親だったらだれだってそう思うはずだ。しかし毎日のドタバタと考えると短くしたほうがよっぽどらくちんなのかな~ともついつい思ってしまう。
2004年01月27日
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いつものことながら月曜日は起きるのがつらい・・ぐうたらな週末をすごしてしまった体が元にもどらないのだ。おまけに寒いのでついつい布団から出るのが遅くなってしまう。今日は家を出たのが八時ちょうど。なんとか8時5分位に学校入り口にたどり着いた。他の子はみな登校しちゃったかな~と思ったが一人同級生がいたので一緒に登校していった。先週は給食当番だったため白衣を持ち帰っていたので上履きと体操着もあわせて三つ袋を抱えていった。どれも軽いのだがムスメにとってはかなりの大荷物だ。ムスメの悩みの種の一つが洋服である。ムスメは小柄でやせているので彼女にちょうどいい洋服がないのだ。しかも着替えるのがとても遅いのでボタンがあったりファスナーがあるものはできるだけ避けならなければならない。ムスメにちょうどいいサイズでなおかつ着脱が簡単という服が意外に見つからない。身長が105CMのムスメにはトップスは110cmサイズを着せている。しかしこれもやや大きい。問題はボトムス。体重がいまだに15kgもないムスメはウエストが恐ろしいほどない。ズボンやスカートは110cmではすぐ落ちてしまうので100cmなのだが身長はあるのでちょっとつんつるてんなかんじ。帯に短したすきに長しなのだ。同級生の女の子を見るとみんなフリフリのかわいいワンピースやいまどきっぽいブーツカットのGパンを着ていてとてもかわいらしい。ムスメにもあーいうの着せたいな~と思うのだが背中にファスナーがあるようなワンピースは絶対無理だしブーツカットもウエストにあわせたサイズになると中途半端な丈になってしまう。普通三歳違いの兄弟だったらお下がりが可能だと思うのだが我が家は二人ともすでにサイズが同じなのでそれができない。まあ性別が違うからあきらめもつくのだけど。ムスコの幼稚園の制服はムスメからのお下がりなのだが(ズボンはもちろん買い足しました)ジャケットなんかすでにパンパンで何度もボタンが取れてしまっている。ムスメが年長のときに購入した110cmサイズなのだがそれでも彼女には大きすぎていた。110cmが一番小さいサイズでやむなく購入したのだが普通の体格の子だったら年少でもちょうどなくらいなのね。あと二年ムスコは制服着られるかしら?ちょっと恐怖・・・我が家にはいろいろなお友達からいただいたお洋服があるのだがムスメにあう服は限られていて結局数枚を着まわしている。あれだけ食欲があるのだからもう少し太ってほしいな~というのが母のひそかな願いなんだけどな。
2004年01月26日
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昼食は先週もらった無料券を使うべくマックに行きました。バーガー一個買うと一個もらえるってお得な気がしたのだが無料券は一週間しか使えないしもう一度お店に行かなきゃ使えないことを考えるとマックの戦略に見事のっかってしまった気がする。徒歩5分のマックまで歩いていると選挙の看板があった。そういえば選挙だなぁ~と思って見てみるとなんと投票日は今日!ずいぶん前に投票用紙が来ていたのですっかり忘れていた!投票日だからなのか二時すぎてもマックは混みこみ!なんとか席を探して座り込んだ。夫と子供たちはセットを頼んだが私はコーヒーのみ。一応我が家では外食は月一回と決めているので予算オーバーなのだ。今回のキッズセットはなぜかおまけが二つもらえ子供たちは大喜びだった。食事を終えてから家に戻って選挙に行ってきた。今回の選挙は市長選なのだが現職と新人の一騎打ち。市長選なんでよっぽど悪評がない限り再選されちゃうのよね~夫も私もともに親が絶対選挙に行く人だったせいか必ず選挙にいかなくては気がすまない。「誰が選ばれてもどうでもいいし自分ひとりが行かなくても結果にはあんまり関係ない」という考えの人もいるが私個人としてはやはり選挙にはいくべきだと思う。確かにたかが一票で政治が変わることはない。しかしされど一票。ただ単に行くのが面倒だという言い訳のような気がしてならないもだがでも根本的には政治に魅力を感じさせない政治家の責任にも思えてしまう私の場合はこれという人がいなくても必ず出向いて白紙で出してくることもある。選挙を終えて出口に行くと投票率が表示されていた。三時過ぎなのにこの投票所の投票率はまだ10%!八時までやっているからこれから来る人もいるのだろうがそれにしても少なすぎ!北朝鮮なんか100%に近いというのにね~(ってそれもまた意味合いが違うと思うが)
2004年01月25日
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土曜日にいつも頭が痛いのはご飯作りだ。平日は二人とも給食があるので朝晩のみなのだが三食作らなければならないと思うと料理下手な母には頭痛のタネだ。しかし最近は昔に比べればずっと楽になった。子供たちもほぼ大人と同じようなものを食べられるようになったからわざわざ別メニューを用意することもなくなった。特にムスメの食事は小さいころとても苦労した。一歳半で退院したものの彼女は口からミルクを飲むことがとうとうできずいきなり離乳食からはじめたのだが当然うまくいくわけがなかった。赤ちゃんは生後半年くらいから離乳食を始めるのが一般的だと思うがいきなりではない。産まれてからミルクを飲んだり時折ジュースなどの他の味になれてからの離乳食スタートなのだ。しかも一歳半といえば普通はすでに完了食を食べているころだ。初期食すら四ヶ月以上かかっても中期食に移ることができなかった。二歳半になって後期食も食べられるようになったが一回の食事に市販のベビーフード一袋を1/3ずつ食べるのがやっとだった。ムスメが好んで食べたものといえば「納豆」「豆腐」「ヨーグルト」くらいのもので他のものは一口程度しか口をつけられない。もちろん体重も横ばいで栄養失調で死ぬんじゃないかと怯えていた。そんな過去を持つムスメだが今では大の大食漢。驚くほど食べるようになった。学校での給食もほとんど残さず食べお代わりまでしているらしい。食べるのは遅いし魚のようなもそもそしたものは苦手だがなんとか食べられるようにはなっている。小柄なのは変わらず四歳の弟にすでに体重は抜かされてしまったけどその食欲は驚くほどだ。ムスコはといえば好き嫌いも多く遊び食べをするせいか意外に小食。幼稚園でも月齢のわりには小さいほうだ。ムスメの食事にはノイローゼになるんじゃないかと思うくらい悩んだ。昼食をあげたあと「あと六時間後に夕食なんだ」と考えるだけで胃が痛くなりそうだった。子供の成長力にはホントに驚かされる。あのときの苦労も今では笑い話だ。最近はムスメのご飯の催促がうるさくて少々辟易しているくらいだ。今悩んでいるムスメのさまざまなこともきっと時がたてば笑い話になるのかもしれない。
2004年01月24日
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三学期に入ってからムスメの宿題につきあうことがそんなに苦ではなくなってきた。今まではプリント一枚に二時間以上かかっていたのだが最近はムスメも要領を覚え隣でつきっきりなることも少なくない。今までの努力がようやく結果としてでてきたのかな~と安心していた。水曜日は宿題をみてあげらなかったので昨日は二日ぶりにつきあった。なくした!と思っていた水曜の宿題は国語のプリントの中に挟まっていたらしい。私もあせって探していたのでわからなかった。国語は手つかずだったのだが算数はムスメの言うとおり最後までおわらせてありしかも全問正解!夫は見てなかったというので自分ひとりでやりとげたらしい。三学期はわりに復習が多い。国語は新しい漢字の学習が残ってはいるものの算数は繰り上がりや繰り下がりまで終わっているので今までの復習のみだ。そのせいか最近の宿題は10までの足し算だった。繰り上がりはいまだにブロックを使わないと計算できなかったのだが10までの足し算はなんとか暗算や指をつかってできるようになっている。ところが今日の宿題は10までの引き算だった。念のため算数ブロックを持ち帰ったのだが恐れたことが起こった。ムスメは10までの引き算はまったく理解できておらず一問も暗算で答えを出すことができなかったのだ。最近は順調だったのですっかり油断していた・・・しょうがないのでまず6-1 や5-5 といった簡単な計算を説明する。6-1 は一個少なくなるのだから数字を逆に一個戻った数。5-5みたいに同じ数の時の引き算は全部なくなっちゃうのだから答えは0 10-1から2-1 10-10から1-1まですべて紙に書き出して法則を説明する。ムスメもうなずいているので理解したかと思いもう一度聞いてみるとやはりわかってないようで答えが出せない。言葉を変えて何度も説明するのだがやはり理解できない様子。プリントの問題にある同じような問題をやらせてみても口で説明しながらブロックで実際みせないと答えがでない。思えば一学期に10までの計算を理解できていたわけではない。すべてブロックでやらせていたので暗算ではまったくできなかった。そのまま二学期に繰り上がりが始まったので基礎を理解してないままどんどん先に進んでいってしまったのだ。足し算はできていたので引き算も大丈夫と思っていたのがそもそも間違っていた・・・やむなくブロックを使わせたのだが暗算に比べるとどうしても時間がかかる。30分以上かかってしまった。繰り上がりが始まってから数の概念をわからせるため計算にはいつもブロックを使わせてだいぶスムーズに答えが出るようになっていたのだがムスメは単に答えを出すテクニックだけを覚えただけで計算して答えが出ることの意味を理解していなかったのだ。こうなったら基礎を一からやりなおさなくてはならない。私の教え方に大きな落とし穴があったようだ。大きな壁にぶつかってしまった。どうやったらムスメに理解できるように教えることができるのだろうか?
2004年01月23日
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最近電車に乗ってどこかへ行くことが少ない。そういえば前回観劇に出かけたのも半年前だ。独身のころは月に一回以上は都心に出かけたりしたものだったが子供がいるとそうそう時間もとれない。夫は私が外出するのは大賛成でかえって強く勧められる。専業主婦になった私の行動範囲が狭くなっているのを心配して快く送り出してくれる。こう書くと安心して出かけられそうだがそうもいかないのだ。夫は家事が一切できない。やれないことはないと思うのだが結婚するまで実家で暮らしていたせいか面倒くさくてやる気になれないらしい。外出するとき私は掃除や洗濯といった一通りの家事を済ませ夕食の支度もしておく。留守番中に夫がやることといったら子供と一緒に家にいることくらいである。昨日の歌舞伎鑑賞後 最寄り駅の一駅前で電車の待ち合わせをしていたときすでに九時を回っていた。自宅に電話を入れるとすでに寝ているはずの子供たちがまだ起きている!先ほど夕食を食べ終えたばかりでお風呂にも入れてないらしい。普段だったらもう子供たちは寝ている時間なのに!いつもどおり七時までには夕食とお風呂をすませるようにいっておいたのに!ぜんぜんやってないのだ。最寄り駅からは徒歩で20分くらい。私一人だったらそんなに苦にならない距離なので歩いて帰り道を急いだ。ところが夫から電話が入る。何事かと思うと「今どこ~もう駅の前で待っているよ~」気を利かせて迎えに来てくれたのだがこんな遅い時間に子供を外に出したくなかった私は迎えは頼んでいない。もし頼むなら連絡をいれたときに言っているのに・・・肝心なことはしてくれないのにこんなところに気を回さなくても・・・帰宅してムスメの宿題がやってあるかどうかを確認しようとしたらなぜかプリントがない。夫に聞くと「一人で勝手にやっていたのだが目を離したすきにどっかにやっちゃった」しかも今日出た宿題が何かがわからないというのだ!ムスメも出された宿題は覚えているのだがどういう風にやればいいかがうまく説明できない。そのためお迎えにいったとき教室の黒板に書いてある宿題の内容を私は毎日必ずチェックしている。ムスメに聞いたがやりっぱなしでそのまま放り出したのでわからなくなってしまったらしい。一応探してみたが小さなプリント一枚紛れこんでしまいやはり見つからない・・・あ~あ また探し物だよ。留守番といってもただ子供たちと家にいただけでどうやら一人でPCをしたりプレステをやっていたみたい。ぜんぜん子供たちの相手をしていなかったのはあきらかだ。部屋も散らかっているし干した洗濯物は取り込んではあるもののもちろんたたんでいるわけでもない。不在中の家事は進んでいることはないので次の日絶対倍以上になって山積みされているのだ。そんなわけでせっかく外出しても家のことが気になって用事が終わるとすぐに帰宅してしまう。早く家のことを気にせずゆっくり外出を楽しめるようになりたい。夫はあてにならないのでこうなったら子供たちが成長して家でお留守番ができるのを待つしかないのかも・・・でもそれって何年後のことだろう?五年後? 十年後?いやもっと先の話かも・・・
2004年01月22日
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今日はムスメの送迎は夫担当の日 送迎は免除されるがムスコのお弁当作りが待っているのであわただしい。ムスコの幼稚園は水曜日以外は給食があるので週一だからかかえって疲れる。これでも結婚当初しばらくは毎日夫と自分二人分のお弁当を作っていたこともあったんだけど今は遠い思い出。若かったなぁ~第三水曜日はムスメの盲学校の日でもあるのだが今日はさぼっちゃいました。夫がいるからいけないことはないのだけど予想どおり行きたくない様子だしこれまで皆勤賞だったのでまあ一回くらいはいいだろう。この前の土曜日に折込チラシを見ていたら新聞屋さんが「歌舞伎の無料ご招待券」を配っていた。抽選だろうと思っていたら日にちもせまっていたせいか先着順だったようで無事ゲット!実は歌舞伎って生で見るのは初めて。TVの中継で何度かみたことはあるのだがあらすじをわかってみるのが歌舞伎のお約束らしく正直よくわからなかった。でも絶対一度は本物の舞台を見たかったのですごく楽しみだった。おまけに今回の歌舞伎は新春歌舞伎で役者さんはみんな若手!しかも私が注目している中村獅童も出演するのだ.招待券は二枚あったが子供の送迎があるので妹と一緒にいくことにした。場所は浅草公会堂。新春歌舞伎なのだ。独身のころはよく演劇を見に行ったのだが野田秀樹や鴻上尚史といって現在若手の劇作家ものが多かった。客層もいつもの若い人とは違いやはり年配の人が多い。歌舞伎らしく着物を着ている人も目立った。席は3Fの一番後ろだった。招待券だからね。今回の演目は「三人吉三巴白波」「毛抜」「吉野山」吉野山は静御前の話なのでなんとなくは知っているがほかのふたつはまったく知らない。主役を張るのは獅童をはじめ若手五人。勘九郎の息子の勘太郎や七之助も出ていた。最近ドラマやバラエティなどでも見かけるがどこにでもいるいまどきの若者風。正直あまり期待してなかった。しかし若手といってもみな梨園のプリンス三歳からお稽古を始め学齢前には初舞台を踏んでいるベテランなのだ。さすが!と感動してしまった。宝塚のように歌舞伎も男役女役が決まっていると思っていたのだが若いせいか演目によってはどちらもこなしていた。女形なんか本当に女よりも女らしくてほれぼれしていまう。お目当ては獅童だったのだがほかの役者さんもすごくよかった。着物なんて動きにくいだろうに男役はきびきびと女形はしゃなりしゃなりと歩く。一つ一つの動作に意味があって奥深かった。あらすじがわからなかったのでイヤホンガイドを借りた。役者が登場したときやせりふがないときにいろいろとお芝居のトリビアネタを教えてくれるのだが音声と役者の動き どちらにも集中できなりちょっと邪魔になってしまった。ある程度予備知識をもってガイドを聞いたほうがもっと楽しめたかもしれない。開演は3時だったのだが終演は6時半!休憩が入るとはいえ三時間半もの長丁場だ。しかも私の見に行ったのは午後の部で午前の部も当然あるのだ。すごすぎる・・・しかしあっという間の三時間半。歌舞伎のすばらしさに酔いしれてしまった。今回は招待券だったら定価は3F席なら2100円!これなら自分で購入しても納得できる値段だ。来年も是非こよう!でもその前に歌舞伎座でベテランの舞台を見ておくのもいいかも?とすっかり歌舞伎のとりこになってしまった私だった。
2004年01月21日
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昨日雪が降った影響もなくムスメは今日も元気に坂道登校していきました。今日は四時間授業だから1時にはお迎えに行かなくては何かとあわただしい・・・今探し物の真っ最中。ことの始まりは昨日夫が帰宅して「俺のひげそり知らない?」ときた。夫は電気シェーバーを居間の出窓にいつも置いている。それが朝からなかったというのだ。しかし出窓って子供のおもちゃやらプリントやらごちゃごちゃ置いてありすでに物置状態。その上にいつも適当においていってしまうのでどうやらどこか隠れてしまったらしい。早速出窓の荷物をどけて探してみたのだがこういうときに限ってみつからない。「ちゃんと置いておいたのに!」と文句だらだらだがあんな雑然としたところにおいてもちゃんと置いたにならないよ!だいだい朝に気づいたのだったら昼間に電話でもメールでもしておいてくれれば夜になってばたばた探さなくてもすんだのに!結局ひげそりは見つからず私が今日捜す羽目となった。そもそも我が家は散らかりすぎ。私もずぼらだが夫はその上をいくものぐささん。脱いだ服はそのままおきっぱなし。本を買ってもしまうわけでもなく放りっぱなし。何度注意してもそのままなので結局私が整理する羽目になる。こんなものぐさ夫婦に育てられたおかげで子供たちもお片づけが大の苦手だ。ムスメの通信簿の生活欄で唯一「よくできる」がつかなかったのは「整理整頓」だった。(まあ他の項目もかなり過大評価してもらっているのだが)盲学校で一緒だった方のおうちに遊びに行ったことがあるがどこのおうちも突然いっても皆きれいに片付いている。みんな視覚障害のわが子が怪我しないように無駄なものは置いてないし空間ができるだけ広くなるようにしている。あるおうちに行った時とても素敵な家具があった。引っ越されてきてから買い換えたらしいのだが机もサイドボードも角が丸くなっていた。子供さんがぶつかっても怪我しないように配慮して色々探しまわったらしい。それに比べて私の気の使わなさといったら!ムスメは弱視なので足元の小さなものは目に入らない。時々ムスコが出しっぱなしにしたミニカーに躓きそうになっている。一応片付けてはいるのだが散らかし魔のムスコはすぐに出してしまい元の木阿弥状態。しかもすべてのミニカーを出して整列させるのが大好きなので何十台もの車が縦列駐車しているのだ。しかしムスメは我が家が散らかっているのはいつものことなので一生懸命よけながら歩いている。ある意味訓練になっているかもしれないがそんなサバイバルみたいな訓練あまりオススメできないし何より恥ずかしい・・・とりあえず髭剃り探さなきゃ!見つかるといいのだがそして心を入れ替えてもう少し片付けねば・・・
2004年01月20日
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朝目を覚ましてTVをつけるとお天気情報の人が傘を差していた。どうやら外は雨らしい ということは今日の坂道登校は中止→なので10分遅く家を出られるから余裕ね。とぼんやり思いながらカーテンを開けると外は雪!幸い積もってはいないので車でいけそう。でも学校は丘の上にあり最後の数百メートルは学校関係者以外誰も通らない道が多少不安だった。8時に家を出て校舎脇でムスメを降ろす。降りはじめだったようで道はみぞれ状態だったが凍っていなかった。お迎えの時は大丈夫かしら?ムスメが登校したら今度はムスコの登園。うちの家の前はよその幼稚園のバスも来るのだがいつもは8時20分には来ているのにまだ来ていない。20分後にようやくバスがやってきていたがかなり遅れている様子。この分だとムスコの幼稚園バスも送れそうだが意外と早い場合もあるのでいつもと同じ時間に家を出た。しかしやはり時間通りにバスはこない。う~このままでは凍えてしまう!と泣きそうになっていたら15分遅れでバスが来た。月曜日はムスコはプールの日。三学期になってから初めてだったので朝出るときに思い出してプールバッグを持たせた。忘れなくてよかった!と安心していたら一緒にバスに乗るお母さんに「あれ今日は体操着じゃないんですね?」と指摘された。しまった!幼稚園では通常登園後体操着に着替える。しかし年少は時間がかかり二度手間になるのでプールの日は体操着登園するように言われていたのだったが休みが続いていたのですっかり忘れていた!いやきっと他にもうっかりママさんはいるに違いない!とムスコが乗り込む時園バスの中に制服を着た年少さんがいないか探したのだがみんなコートを着込んでいたので確認できなかった。ううう なんて間抜けな母。登園してお着替えしてるのはムスコ一人だけかもしれない。ごめんね。ムスコ
2004年01月19日
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夫が休みの日に喧嘩しない日はない。最近はほぼ100%だ。原因はdだいたい子供に関すること。よく芸能人が離婚する時に「子供の教育方針でもめて」という理由を聞くがただの言い訳だと思っていた。しかし自分が子供を持ってからはあながち言い訳でもないな~と納得。明日はわが身かもしれない(笑)子供が何かした時に夫はすぐに怒る。感情的にただ自分の怒りを子供にぶつけているだけであれでは叱っているようにはとても思えない。ムスコが遊んでいたおもちゃにムスメも興味を示し横から取り上げる。どこの御宅でもありそうなささいなことだ。これを見ていた夫は激怒!「なんで弟が使っているおもちゃを取るんだ!謝れ!」バッカじゃないかと思う。おもちゃを取った理由なんか聞いてどうするのさ?理由?単に自分も使いたかったからだ。ムスメだってそんなことはいけないことだとはわかっているけど弟の気持ちよりも自分の欲望を優先させているだけにすぎない。私が「順番に使いなさい。弟が終わってから次に使いなさい」といえばしぶしぶながらきちんと従う。学校で使っている縄跳びが小柄なムスメには長すぎたので調節するため持って帰ってきた。夫が新しい縄跳びを調節してあげるとそのままムスメに渡した。ところがムスメは縄跳びをきちんと束ねることができない。長いまま体育袋に押し込めようとする。それを見た夫は激怒!「なんでちゃんと束ねないんだ!ちゃんと入れろ!」見るに見かねて私がムスメの手をとって一緒に束ね方を教える。弱視のムスメは細かな作業が苦手だ。ボタンを留めたり靴を履いたりするちょっとしたことも何度も繰り返し教えてようやくできるようになったのだ。夫ももちろん知っている。それなのに細かな作業を教えもせずに「ちゃんとやれ!」ではあまりにも不親切で乱暴だ。盲学校に通っていた時こういった日常の細かな作業は先生が個別に一つ一つ教えてくれた。盲学校ではそれも一つの訓練なのでムスメができるまで根気よく時間をかけて習得できるように配慮してくれる。ところが普通小に通っている今それを教えてくれる人は誰もいない。小学校は集団教育なのでできなければできないまま先に進んでしまう。ムスメのペースでは進んでくれないところなのだ。そのリスクは十分理解したうえで就学を決めた。今まで盲学校の先生がフォローしてくれた部分も素人の親が全部引き受けなければならない。夫にも「普通小に通うのなら盲学校の先生が指導してくれたことは全部私たちがやってかなきゃいけないんだよ」といったはずなのだがどうもあまり理解してないらしい。私は別に「どうしても普通小でなければいや!」といったこだわりはない。ムスメの能力を最大限引き出してくれ楽しく通ってくれるとこだったら盲学校でも養護学校でもどこでもかまわないと思っていたしムスメが普通小に通うのが楽しくなくなってしまったら明日にでも転校させたってかまわない。夫は最初から普通小に通わせることしか考えてなかった。「盲学校だとムスメの世界が狭くなる」の一点張り。確かに盲学校は特殊な学校だし人数も少ない。だからといって盲学校に通うこと=世界を狭くすることとは違う。盲学校には近所の普通小との交流もあるし学童に入れたりお稽古に通わせて別の人間関係を作ってあげることだって親次第でできるはずだ。一般的に障害者に対しての理解はとても少ないと思う。しかし親たるものがまず理解してあげないでどうすんの!子供の教育よりまずは夫の教育が先だよ!といつも思うのだった。
2004年01月18日
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朝寝坊して起きたら雪が降っていた。子供たちは「雪だるまがつくれるね!」と大喜びだが母は不安。週末だったからよかったものの学校が始まったとき車が使えなくなるのが恐怖なのだ。スタッドレスやチェーンを持っていないしあったとしても私の運転技術では雪が積もった場合車を使うことはやめておいたほうが無難。ムスメが盲学校に通っていた時一度だけすごく積もった時があった。無理に公共機関を使っていく気にもなれずやむなくお休みしようと思っていたら「臨時休校」という連絡網が回っていた。盲学校はうちよりも遠くから車で来ている人も多かったし電車通学の人だって滑りやすい雪道を通学するのは危険すぎるということなのだろう。次の日は学校再開となったのだが通学路は雪が積もっていたので先生方は早朝から雪かきをし安全確認のため数人が通学路で誘導をしていたそうだ。非日常的なことが起きた場合障害者は健常者よりも苦労が多い。盲学校だったら休校になるが普通小はそうもいかないだろう。もし月曜日も大雪だったらタクシーを利用するか雪があまり積もりそうもない国道まで車で行ってそこから徒歩で送るしかない。その場合は30分は早起きしないとダメだろう。お寝坊なハハにはかなり辛い・・・幸い雪は週末で止みそうだ。お願いだから積もらないでと願わずにはいられない。
2004年01月17日
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本日の坂道登校はちょうど最後の登校班の列になんとか追いつき班長さんもムスメが来たのをみて待っててくれ一緒に登校したようだった。ムスメの学校は全校生徒100人の小さな学校なので学年の違う子でもムスメのことは知っていて妹のように何かと面倒見てくれる。ムスメも本当のお姉ちゃんができたようでうれしいみたいだ。私がムスメがすごいな~と思うのは小学生になってからいまだに無遅刻無欠席ということだ。無遅刻は当然私のおかげ!なのであるが無欠席だけは本人が体調を崩してしまったら親にはどうにもならない。ムスメは未熟児で産まれてから一年半の入院生活を送った。その間一度も病院から出ることはできず一歳半まで病室で過ごした。そのため退院が決まったときは嬉しかったのだが不安もあった。先生からも「ムスメはまだ体も小さいし抵抗力もない。虚弱体質児なのでちょっとした風邪をひいても命取りです。絶対に風邪はひかせないでください。」と言われていた。万が一の場合は通常一般の人が入れない救急センターに個人的に来院しても入院させてあげると約束してくれた。そこまで心配されていたムスメだがあれから五年たった今も病気という病気をしたことがない。一度はあるといわれた再入院ももちろんない。盲学校では二年間一度もお休みなしで通い年長の時だけに幼稚部と幼稚園二つ通った疲れも出たのか数日休んだだけだ。その時も大学病院まで行くほどではなく近所の小児科でもらった薬を飲んだらあっというまに治ってしまった。半年に一度通う大学病院の主治医にもびっくりされ「虚弱体質児はもう返上ですね」といわれている。よく周囲から「どうしたらそんなに元気でいられるの?」ときかれるがずぼらな母がこれといった健康法など実践しているわけもないちょっと調子が悪そうだったら水分をとらせ早めに寝かせるくらいのものだ。私が推測するにムスメの強さは精神力にあると思う。学校大好きなムスメは絶対に休みたがらない。集団生活は彼女にとって疲れることもあるのだろう週末に体調を崩してしまうこともある。高熱の時はおとなしく寝ているが少し調子がいいと遊び始めてしまうので「元気にならないと学校行けないよ。ちゃんと寝てて」というと「学校行きたい!ちゃんと治す」とおとなしくなる。小さい頃嫌がっていた薬も「飲んだら元気になるよね」といってきちんと飲む。ムスメにとって学校に行けないことが何より一番辛いこと。そのために治ろうと必死のようだった。精神力が何よりも特効薬なのかもしれない。
2004年01月16日
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今日の坂道登校はとりあえず成功!すでに通学路には誰もいなかったけどがんばって歩いていきました。それにしても始業時間の30分も前に既に全校生徒が登校しているなんてすごい学校だ。ムスメはとにかく学校が大好きだ。去年年長から一年だけ通った地元の幼稚園も大好きだった。三歳から二年間は盲学校の幼稚部だけ通っていたムスメが集団生活に馴染めるかとても心配だったが本人なりに楽しんでいたようだった。私が就学を普通小に決めた理由の一つに「今のムスメにとって集団での生活経験が必要」だと痛感したことがある。ようやく言葉が出たのが三歳半を過ぎていた。5歳になった時も会話ができるのだが聞かれた事にとりあえず答えられるくらいのレベルで自分が思っていることを言葉にすることができなかった。女の子なので洋服や持ち物もキティちゃんやミッフイーなどのかわいらしいものを持たせていたが別に自分から「これがいい」というこだわりはまったくなくはりあいがなかった。ところが幼稚園に通い始めてから少しずつ幼稚園での様子を話すようになってきた。「キティちゃんは○○ちゃんも持っているよ」「○○ちゃんはおじゃ魔女持っているの 私も欲しいな」言葉とは自分自身の気持ちや要求を他人に伝える手段である。集団生活で沢山のお友達に接することでようやくムスメも自分の気持ちを言葉にすることの意味がわかってきたようだった。一年生になった今では言葉足らずではあるが毎日楽しそうに学校での出来事を話してくれるようになった。こちらが「ちょっと黙ってて!」と思うくらいよくしゃべる。昨日見に行った「ニモ」も友達に「私も見たよ!」と話して仲間に加われるのが楽しみだったようだ。今頃はきっと盛り上がっているのかもしれない。帰宅したら早速聞いてみることにしよう。
2004年01月15日
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今日は夫が休みなのでムスメの送迎は夫の担当日。学校入り口でムスメを降ろすように指示したのだが登校する生徒を見かけなかったらしく心配で結局いつもどおり校門の前で降ろしたらしい。う~ん今日も坂道登校失敗。明日はがんばるぞ!通常ムスコは水曜日が週に一回のお弁当デーなのだが今日は先生の研修があるということで午前中に帰宅するためお弁当もなし。ムスメの送迎もお弁当作りもなかったので午前中は一歩も外に出ずまたぐうたら過ごしてしまった。せっかくムスコも早く帰宅したしムスメも四時間授業なのでどこかにでかけることにした。近くの温水プールに行こうと思ったが夫が気乗りしない様子。そこで思い切って映画をみにいくことにした。子供たちを映画館に連れて行くのは初めてだ。家はTVをみていてもあまり集中していないので映画館でおとなしく見ていられるか心配で連れて行けなかったのだ。しかしムスメのクラスでは「ファインディングニモ」が流行っているらしくムスメも「見たい!」とさかんに言っていた。映画館は車で5分ほどの駅前にある。二年前くらいにできたシネコンなのだが今まで私一人でも二回しかいったことがない。人気の映画だし今日は女性が1000円の日なので混んでいるかもと思ったのだが平日だったのでがらがらだった。チケットを買うときに座席が指定されるので弱視のムスメが見やすいように前から5番目の席を予約した。しかしスクリーンも大きくあまりにも前過ぎてちょっとみにくかった。私は話題の映画というのがあまり好きではない。みんなに「面白い」といわれると天邪鬼な私はどうも反発してしまうのだ。「ニモ」も見た人は口をそろえて絶賛するので「そんなにいいのかな?」と不思議であった。キャラクターもそんな愛らしいカンジではないしストーリーも単純そう。あくまでも子供の付き添い気分だった。でもすっごくよかった!なんといってもアニメーションのすばらしさ。魚の動きなんかまるで実写をみているようでホントに海の底を覗いているみたいだった。キャラクターも動いていると様々な表情をみせてとても愛らしい。主人公のニモは右ひれが小さい障害を持っていてお父さんは子供に対してすごく過保護。なんだかニモとムスメがだぶってしまいついつい感情移入してしまった。ニモが「大丈夫!」というのに「オマエには無理だ!」というお父さん。そういえばうちでも似たような会話をしている。あんなに見たがっていたムスメだったがやはり画面に集中しているのは難しかったようだった。時折下を向いたり弟の様子を気にしたりしていた。ストーリーが理解できていないようでただ場面場面を楽しんでいるだけだった。怖がりなムスコも暗いシーンがでてくると「コワイコワイ」を連発。しかし席をたったり大声を出したりといった問題行動はなくおとなしく鑑賞していた。映画館を出るとムスメは「明日お友達にお話しよう!」と満足げだった。初めての映画鑑賞はそれなりに楽しかったようだ。映画そのものが楽しかったというよりクラスの子と同じ経験ができ明日報告できることが嬉しいみたい。まあ映画の楽しみ方はひとそれぞれ。子供たちにとってもまた一ついい経験ができたと思う。
2004年01月14日
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今日は朝からあいにくの雨。今まで雨天の登校は校舎脇の駐車場まで送っていたので今日はどこまで送っていくかちょっと迷った。ムスメは傘を差してちゃんと歩くことができないので坂道や階段は心配。結局いつもどおり校舎脇まで送ったので今日の坂道登校は中止になってしまった。たった三日目でお休みなんて悔しいけどムスメの登校はこれからも続くんだからゆっくりやっていこう!ムスメの通っていた盲学校は車通学にあまりいい顔をされなかった。地元小に通う今でも車で送迎していることを先生に話すと驚かれてしまうくらいだ(学区外の学校だし自宅から4KMも離れてるのにいったいどうやって通うっちゅうねん!)在籍中は何度も電車での通学を薦められたが子供二人を連れての電車通学は往復で二時間以上かかってしまい車で往復一時間あればいけることを考えたら絶対私には無理と思い結局三年間車で通っていた。確かに車通学していてはいつまでたっても自力通学することはできなくなってしまう。盲学校では通学することも訓練の一つであるので先生のおっしゃることももっともかもしれない。盲学校は学区がかなり広かったので電車で遠方より来ている人もいた。中でも兄弟がいたAちゃんのお母さんは上の子を幼稚園に送った後Aちゃんをつれて登校。すぐとんぼ返りして上の子をお迎えに行ってからAちゃんをお迎えに来ていた。Aちゃんのおうちは電車で往復二時間かかるところでお母さんは通学だけで毎日四時間も費やしていた。お母さんもがんばっていたが毎日その生活は肉体的にも精神的にもきつかったと思う。家族が順々に体調を崩してしまい一学期の間にAちゃんが登校できたのは数日という時もあった。通学は毎日のことなのであまり無理はしてはいけないと思う。無理をしてしまうと絶対どこかでひずみが産まれてしまう。私が出会った障害児のお母さんはみんな限界ギリギリまでがんばって体調を崩してしまうことが多かったように思う。親が倒れてしまうと自力通学ができない障害児は登校できなくなってしまう。「元気に毎日登校すること」をムスメの一番の生活目標にしている私にとっては絶対私が倒れることはあってはならないことだと思っている。そのためにも「無理は禁物」だと自分に言い聞かせている。子供とのつきあいは一生なのだから細く長くで息切れしないように時には手を抜いたっていいはずだ。
2004年01月13日
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長かったような三連休も今日でおしまい。子供たちに公園連れて行くと約束していたのに家から一歩も出ませんでした。だって寒いんだもん。子供たちは相変わらず二人で大暴れ。ムスコは電車のDVDさえ見せていればおとなしいのだが電車には興味のないムスメは退屈そう。DVDが終わるとムスコは勝手にリモコンを押してまたスタートさせている。それを見たムスメが「私がやる!」と取り上げるのだが画面のカーソルを右に移動できず四苦八苦。ムスコも操作方法を理解しているわけではないのだが親がやっているのを見ているせいかあれこれいじってなんとか操作している。弱視のムスメはこういった細かい作業が苦手。洋服のボタンもいまだに苦労しているので学校で体育がある時はかならずシンプルな格好をさせている。しかもいまだにスナップボタンははめられない。スナップボタンって意外と難しい。確実に穴と穴があっていないと絶対にとめられないしはめるときも力の加減が微妙だ。去年通っていた幼稚園は制服で登園したあと体操着に着替えるのだがスナップボタンのポロシャツになっている。これは最後までできずいつも友達か先生にやってもらっていたようだった。ところが年少のムスコは気がついたらできるようになっていた。まあかなり力任せなところはあるのだが入らないようだったら向きや押し方を変えてみてなんとかとめられる。小学生になるまでムスメはリハビリのOTに通っていた。本当なら続けたいところだったのだが六歳で医療費が有料になってしまうこともありやめてしまった。やっぱり通ったほうがいいのかな~
2004年01月12日
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昨日は夫は新年会で帰宅したのはなんと深夜二時!しかも夫は絶対鍵をもっていかないのでやむなく起きて待っていたので今日もおねぼうさんであった。ムスコの幼稚園の制服をふと見ると制服のリボンがない。いつもならポケットに入れておくのだが入っていない・・・他に置きそうなところを見回したが見つからない。金曜日に着替えた時ってどうしたっけ?と記憶をたどってみるとどうも思い出せない・・・このリボン胸元にちょっとつけるだけなのだが買いなおしたら1200円もする。ムスコに聞いてみると「胸のポッケに入れた」という。ジャケットには胸ポケットがないのでベストのポケットを見てみるがやはりない。やっぱなくしちゃったのかしら?もう一度ムスコに聞いてみると「お母さんがポッケに入れた!」という。そういえば金曜日ムスコが着替えた時私はムスメの宿題をみていて無意識に自分の来ていたシャツのポッケに入れた気もする。あわてて金曜日に着ていたシャツの胸ポケットを見てみると入っていました!ありがとうムスコ!子供の記憶力ってホントすごいと思う。先日子供を連れて雑貨屋に行った時CMの生茶パンダのようなぬいぐるみが売っていた。ムスメに「生茶パンダだよ」と見せるとムスメはうれしそうに「うばっちゃったぁ~」と言っていた。マツシマナナコがこの台詞をいってたのってずいぶん前なのにちゃんと覚えていたのね。コドモの記憶力ってホントすごいと思う。その点大人の記憶力はどうもあいまい。夫と歌舞伎の話になったのだが三田寛子のダンナの名前がどうも思い出せない顔も浮かぶし彼のお姉さんが勘九郎の奥さん。本名は浩二さんというどうでもいいことは思い出せるのに肝心の名前がわからない。二人して「○のすけだったよ」「新之助?」とのどまで出掛かっているのに全然思い出せなかった。結局インターネットで「三田寛子 夫」と検索して答えがわかったのだった。
2004年01月11日
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今日から三連休だが夫も仕事で特に予定もない我が家。こんな時こそチャンスとばかりにムスメのたまりにたまった宿題を片付けることにした。ムスメの担任の先生は毎日宿題を出す。プリント一枚や教科書の音読 日記など簡単なものばかりなのだがムスメにとってはかなり難問。一学期のころは終わらせるのに二時間近くかかっていた。最近はかなり時間も短縮できているのだがそれでも一苦労だ。昨日の宿題だった算数プリントは引き算の文章問題。問題は5問と少ないのだがムスメは問題の文字を読むことだけに気をとられて内容が頭に入っていない。それでも最近は要領をつかんできたのが一人で式が作れるようになった。答えを書く時も問題が「何個?」と問われていたら「3個」と書くお約束も理解できたよう。いまだにブロックを使わないと計算できないのだがブロックの動かし方もだいぶスムーズになってきた。今日はすぐに終わりそうだわ。と安堵したのもつかのまよく問題を読んで見ると「お兄ちゃんが13個 弟が8個風船をもっていますどちらが何個多いでしょう?」とある。答えは「何個」だけでなく「お兄ちゃんが5個多い」と書かなければ正答とはならない。ムスメにもう一度問題を読ませて答えに数字だけではなく「どちらが多い」のかを書かなくてはならないことを説明したのだがどうも納得いかない様子。ムスメにとって欠けている能力の一つに読解力がある。文字は読めるのだがそこに何が書かれているかを理解する能力が乏しい。アニメをみていてもお気に入りのキャラクターが登場しないとたちまち見るのをやめてしまう。ストーリーを楽しんでいるわけではないのだ。読解力は国語の学習力だと思っていたが算数でも必要なんだな。では読解力を養わせよう!と思ってもこればっかりは本人の能力と経験でしか培われない。なんとかなるといいんだけどな。
2004年01月10日
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今日からはムスコも幼稚園。しかし寝坊なムスコは起きずパジャマのまま車に放り込んだ。ねぼすけなハハのせいでいつも朝は余裕がなく毎日大慌てで出かけるのだがやはり明け方は冷えるのか車のフロントガラスが凍ってることがある日もあるので要注意だ。一度エンジンがあったまればすぐ溶けるだろうとふんでちょっとふいただけででかけたら全然溶けず前が見えない状態で運転するはめになりあわてて車を停めた苦い経験があるのでそれ以来凍った日は風呂場から残り湯を汲みバケツでかけるようにしている。幸い今日は凍ってなくバケツは登場しなかったのだがしかし相変わらず支度の遅いムスメ。「出かけるときはコート着てランドセルしょって靴を履いて車に乗って!」と毎日言っているのにコートすらまだ着ず玄関でぼーっとしている。おかげでいつも玄関から車に乗り込むまで10分もかかってしまう。駐車場は玄関のすぐ横なのに10分もかかるなんてうちはどんな豪邸に住んでいるのさ!昨日から7時50分には家をでるつもりで用意しているのだが出発した時間は55分。五分の遅れを取り戻すべく必死で爆走(白バイいたら絶対捕まる)したのだがこういうときに限って信号にひっかかり学校入り口についたのはすでに8時5分。歩いている生徒は誰もみかけない。昨日はもう少し早かったので歩いていた上級生が手をつないで連れて行ってくれたらしいのだがさてさて今日はどうするかしら?「一人で行ける?」ときくと「大丈夫!」と元気よく答えたのでそのままおろすことにした。今日は体操着をもっていたのだが他にお道具箱を入れた袋もあった。二つをもって坂をあがるのはきついかも?と体操着だけ渡すと「お道具箱も持っていくよ」というので二つとも渡した。どちらも軽いのだが両手に荷物を持ちランドセルをしょったムスメはかなりよろよろ。しかし元気に歩いていった。今日はちょっと様子を見守ろうと車を走らせ校門の前でしばらく待ったのだが3分待ってもムスメの姿が見えない。一人きりなので道草しているのでは?と不安になり坂道を下っていくとムスメの姿発見!荷物が重く相変わらずよろよろと歩いている。このまま見守りたいところだがこのあとムスコの通園バスもあるので時間がない車中からムスメに「大丈夫?もうすぐチャイムなるから急いで」と声をかけると「大丈夫!あとで迎えに来てね!」と一生懸命えっちらおっちらと坂を上っていた。小柄で歩くのが遅いムスメにとってはちょっとした登山みたいなものかもしれない。私はいつも車できているのであまり気づかないのだがこの上り坂歩くと結構きつい。おまけに山道でくねくねしているので校舎は見えてもなかなかたどり着かない。結局ムスメが無事登校したかを確認しないまま帰ってきてしまったが大丈夫だったかしら?
2004年01月09日
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冬休みも終わり今日からムスメの学校が始まった。しかし昨日まですっかりぐうたら生活を送ってしまった私は寝坊せずに起きられるのか心配だったので六時に家を出る夫に声をかけるよう頼んでおいた。夫は電気をつけTVもつけていってくれたのだがそれでも起きない私。ムスメがTVがついているのに気づき騒ぎ始めたのでようやく七時に起き上がることができた。ムスメを学校まで車で送っているが一学期は校舎の前まで二学期は校門の前まで送っていっていた。しかし小学生は本来自力で徒歩通学して当然。いくら学区外からの通学とはいえいつまでも車通学しているわけにもいかない。ムスメはただでさえ歩くのが遅いのだが他の生徒さんは丘の上にある学校の坂を元気よく通学しているせいかみんなすごく体力があり往復6KMはあるく春の遠足もほとんど脱落者がいなかったほどだ。ただでさえ日頃歩かないのにこのままではますます差がついてしまう。そこで三学期からは坂がはじまる学校入り口でムスメをおろし歩かせようと決めていた。彼女にも再三約束させていたのだがちょっと自信がない様子。学校入り口から校舎までは500Mくらいはある。初日からはきついかもと思い入り口から100Mくらいの車がUターンできる場所でムスメをおろした。今までは玄関が開く8時10分くらいに校門につくようにしていたのだが歩く時間を考慮するといつもより10分前に出なくてはならない。朝の10分は私にとっては一時間に相当する(大げさ)くらいつらいことなのだが毎日の積み重ねの大切さは日々痛感しているのでなんとかがんばらなくては!始業式から二週間程度は集団登校なのだが今日は初日のせいか8時にはほとんど歩いている子はいなかった。この学校は登校がみんな早く8時にはみんな登校しているくらいなので遅すぎたのかもしれない。ムスメはちょうど歩いていた上級生に先導されて上り坂をよろよろ歩いていった。この長坂をちゃんと歩いていけるかしら?心配だったので先回りして校門にちゃんと入るのを見届けてから帰ろうと思っていたが眠気でボーッとしていた私の脳はなぜか車をUターンさせ気がつくと帰宅の途に向かっていた。ムスメが無事登校できていることを祈るのみであるそれから今日から新テーマを投稿しちゃいました。題して「障害児の学校あれこれ」障害児をテーマにするのはいくつかあったのですが障害児が学校に通っている様子を綴っているテーマはなかったようなので思い切って作ってみました。でもこの題だと障害児学校のことをテーマにしているようでちょっと言葉足らずだったかな?と少し後悔・・・今から変更できないかな?楽天にHPを作っている障害児のお母さんは就学前のお子さんが多いみたいで皆さん就学にはとても悩んでいるのがすごくよくわかる。もしちょっとだけ先輩の私の日記を読んでもらえて少しでも参考になるのなら幸いです。過去の日記もテーマ投稿しているのですがムスメに関しての日記がとても少ない。これからはなるべくムスメの学校生活を綴っていきたいと思ってます
2004年01月08日
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朝起きたらなんと11時!冬休みとはいえ寝坊にもほどがある。明日から始業式なのにちゃんとおきられるかしら・・・午後から夫が初詣(今頃という気もするが)に行きたいというので私はご遠慮申し上げて子供を連れて三人で出かけていった。夫の実家は毎年車の安全祈願をするのが恒例で夫も毎年近所の不動尊に出かけている。皆が出かけている間私は洗濯や掃除に大忙し。年末にやり残した大掃除をやりたいところだが全部やっていたら何日かかることやら?とりあえず居間だけを掃除して洗濯物をたたんでいたらあっという間に帰宅されてしまった。縁日でお面を買ってもらい子供たちはご満悦である。ムスメの宿題が残っていたので夫とムスコは出かけてもらった。今回の宿題は書初め(といってもエンピツ書き)だけなのだがこれにも一苦労だった。冬休みはたまったプリントを片付けようと計画していたのだが結局一枚も手をつけられなかった。二人が帰宅してから棚を片付けているとPSXを買ったときにおまけでついていたプレステソフトを発見。購入してからDVD機能は使っていたもののプレステ機能は全然使っていなかった。実は私プレステ初体験どんなものかと早速試してみた。しかし所詮おまけのソフトほとんどが宣伝映像で体験版が入っているのは二個のみ。「ほら面白そうでしょ!この続きはソフトを買って楽しんでね。」ということらしい。体験版をためそうとするのだがやり方がなかなかわからない夫に聞いてみようみまねでやるがなかなか難しい。我が家は夫が持っていたゲーム機はファミコンだけでそれすらも私はほとんど触ったことがなかったのだが最近のゲームってすごく進化してるのね。自分で買ったゲームといえばゲームウオッチ(年がバレル)しか記憶のない私としてはゲームの発達のすごさにただただ感嘆するばかりであった。
2004年01月07日
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今日は盲学校のあいさぽーと教室の校外学習ということで動物園に行きました。動物園は我が家からは車で10分程度のご近所。しかし盲学校というところは「日々是訓練」みたいなところがあって先生方からはいつも公共機関を利用してくるように薦められる。しかし電車を使うと乗り継ぎで一時間はかかることを考えたら当然車でいくほうがめちゃめちゃ楽だし交通費も安い。私一人だけなら別にいいが子供二人連れて電車やバスに乗るのは一苦労なのだ。そんなことでストレスためたくないしね。しかし冬休みに入ってから運転は二週間ぶり。しかも普段はあまり通ったことのない道なのでどきどきだったがなんとかたどり着くことができた。いまだに車庫入れができない私だが冬の動物園はあまり人気がないようで駐車場もすいていてなんとか停められた。今回の参加者は弱視児四人+家族+盲学校の先生ここでも障害者手帳を活用し無料で入園できた。この動物園は秋にムスメの遠足でも来ていたのだがフツウの子に比べると歩くペースの遅いムスメは班長さんについていくだけで精一杯だったのであまり楽しめなかったようだった。今日は同じ弱視児のこと一緒なので楽しめるといいな。最初にチンパンジーを見に行く。一応校外学習ということなのでそれぞれ単眼鏡を持って動物を観察する練習をする。しかし動きの早いチンパンジーを単眼鏡で追うのは至難の業。ムスメは単眼鏡を使うのをあきらめ裸眼でみていた。その次にゾウをみたあとライオンバスに乗る。子供たちはバスに乗るのは初めて。ムスメは先生たちと一緒に座り私とムスコは反対側の席に座った。バスがゆっくりバックして停車したら目の前にライオンがあらわれた。あららサービス満点ねとおもったら窓の外に生肉がぶら下げられていてそれを狙ってやってきていたのだった。おまけにバスの運転手さんがさらに小窓を開けてライオンを呼んでくれる。目の前にライオンが現れ弱虫ムスコはひたすら目を伏せていた。お昼時となったのでランチとなった。いつもならお弁当持参だが今回は子供たちが自分でメニューを見て注文してみようということでレストランに行く。ムスメはお子様ランチ ムスコはうどんを注文した。二人とも歩き回って空腹だったのが見事に完食!午後からは昆虫館に行った。最初は温室で蝶を見たのだがものおじしないムスメはやたら触ろうとする。一方ムスコは蝶が目の前を通っただけで「怖いよ~」と泣きべそ。いったいどっちが男で女なんだか?この動物園は専門のレクチャー係がいて私たちのために特別昆虫を触らせてくれた。色々説明をしてくれコオロギやバッタなどを触ったあと盲学校の先生が持ち込んできた拡大読書機で昆虫を拡大してみせたくれた。昆虫館なのになぜか蛇も現れ子供たちは大喜び。しかしこの世でどうしてもダメな生き物それが蛇である私にとっては耐え難い苦痛であったためできる限りヘビ君とは目を合わせないように努力した。昆虫館を出てここで解散。私たちはサル山をみてから帰ることにした。ここで一つ謎が解けた。ムスコも幼稚園の秋の遠足でこの動物園に来ていたのだが「ワニさんみたよ」といっていた。今日も「ワニさんいるかな~」とワクワクだった。ワニ?確かここにはいないのに?とギモンだったがムスコはあくまでもワニがいたと主張する。サル山から出口に向かう時にムスコがある動物をみて「ほらワニさん!」と叫ぶ。その正体とは・・・・「ヤギ」であった。「WANI」と「YAGI]ってムスコよ~母音しか合ってないよ~四歳過ぎても相変わらず舌が回らないムスコであった。
2004年01月06日
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今日から夫は仕事初め しかしぐうたら妻は今日も寝坊を決め込もうとしていたが早朝六時からムスメがTVをつけていた。うとうとしながらなんとなくニュースを聞いていると「A市のBさん宅で火事」というので目が覚めてしまった。A市のBさんというのはムスメの盲学校で一緒だった人と全く同じ。あわてて飛び起きて新聞をチェックしたがBさんのお宅ではないよう。しかし町名と火事で亡くなった人の職業がBさんのご実家と同じだった。Bさんは珍しい苗字ではないので別のおうちかもしれないがもしかしたらと不安になった。火事と言えばムスメを出産した時同じ病室にフィリピン人のお母さんがいた。最近在日フィリピン人は珍しくないがその人はフルネームがフィリピン名で変っていたのでちょっと印象に残っていた。ムスメが退院してしばらくした後ムスメの病院近くで火事があり子供四人が焼死するという悲しい事件があった。新聞を見るとあの時のお母さんの名前が出ていた。確か四人目のお子さんだったということも考えるとあの時の人に間違いなかった。ムスメと違い元気に産まれた赤ちゃんが火事で尊い命を失ってしまうなんてとっても悲しかった私は幼少の頃団地に住んでいたのだが火の始末だけは本当に厳しく言われた。家族で外出して駅で母が「元栓しめてないかも」と言い出したときは往復30分かけて自宅まで戻り確認したこともある。火事は本当に怖いと思う一瞬にしてすべてが無になってしまうのだから。話は変って今日のお昼はマックに行った。夫の実家に行った時姪っ子がマックでもらったポケモンのこまを子供たちが欲しがったのでそれをもらいに行ったのだ。何種類かあるのだからそれぞれ違うものにすればいいのに二人ともピカチューを選んだ。まあおそろいのほうが喧嘩にならないからいいか。あれはベイブレードみたいなものなのかな?ピカチューのコマに棒を差し込んで一気に引き抜くとピカチューがくるくる回りだす。紐を巻くコマに比べれば簡単なものだが引き抜くタイミングや回転させたピカチューをきちんと床に水平に置かないとちゃんとまわらないので子供たちはなかなかできず結局私がやる羽目になってしまった。姪っ子二人はちゃんと廻せてたんだけどなぁ~
2004年01月05日
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二日ぶりに我が家に帰ってきました渋滞にも巻き込まれずおまけに夫が140kmくらいでぶっ飛ばすので一時間くらいで帰ることができた。自慢じゃないが私は高速でも100km出すのが最高時速しかも瞬間最大時速でだ。夫の運転は車間距離も短いので助手席に乗っているとヒヤヒヤする。狭い日本そんなに急いでどこへ行く。とつい独りごちてしまう。帰宅後妹が紅白をみていないというので録画した紅白を一緒に見た。勝敗が知りたいと言うのでおおとりのSMAPから見た。今年の紅白は白の圧倒的勝利だったのだがSMAPも大いに貢献していると思う。「世界に一つだけの花」はムスメの学校ムスコの幼稚園どちらでも運動会のダンスで使われていたほどだ。おおとりだったこともあってメンバーみんなが大熱唱。しかし私はキムタクの歌い方がどうもひっかかった。なんていうかひとりだけ余裕たっぷりなのだ。あるTV番組をみていたらお笑いの世界では一瞬間をおき貯めてしゃべることを「入れにいった」というらしい。キムタクの歌いっぷりはまさにそれ微妙におくれがちに歌うのだ。しかも思いっきりカメラ目線。私が「キムタクって入れにいってるよね~」というと夫も妹も大爆笑!「ほらまた『入れにいったぁ~』」と何度も大笑いしてしまいにはわざわざ巻き戻して更に大笑いしていた。日本中に感動を与えているだろうキムタクをここまで大笑いしている私達って一体?キムタクも自分の歌い方を大爆笑されているとは多分ご存じないだろう。決してキムタクが悪いわけじゃない。ひねくれてる私たちが悪いのよ。ごめんね。散々爆笑して妹はバイクで自分の家に帰っていった。
2004年01月04日
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今日は皆で温泉に行きました。今まではみなでお出かけするときは車二台で出かけるか我が家のアコードワゴン(しかも定員オーバーで私が荷物置き場に乗る羽目に)でと不便だったのだが父が八人乗りの車を買ったのでようやく一台にそろってお出かけすることができた。温泉は市営の日帰り温泉。温泉と言っても鉱泉なのだけどね。車で30分ほどの距離にあるのだが意外に混んでいる。他の利用者も県外ナンバーが多くきっとうちみたいに帰省で来ているのだろう。新年ということで抽選会をやっていた。1000円で一回抽選くじができるらしいのだが気がつくと父がビールやら枝豆を食堂で買い込んできて3000円くらい使っている。持ち込みOKだから自宅からも色々持ってきてるのに何で散財しているのだろう?せっかくなので子供たちにくじを引かせてみるとムスメは残念賞のキャンデーをもらった。ムスコもキャンデーが欲しいようだったが開けてみると三等賞!賞品の大きな紙袋は2Lの醤油と封筒のみ。しかし封筒の中身は温泉の利用券三枚だった。利用券は一枚700円だから2100円相当。3000円使った分のもとはとれたというものだ。両親は普段よく利用しているので大喜び!「この子は籤運がいいなぁ~」とご満悦であった。やっぱり無欲な子供のほうが当たるのね。温泉には計二回入った。ムスコは男風呂を勧めたのに結局女グループに仲間入り。お風呂大好きなムスメはプール気分でばしゃばしゃ泳ごうとして何度も私が怒声をあげていた。スポーツは苦手なムスメだが泳ぐのは大好き。スイミングには今年こそ通わせたいものだ。お風呂上りに体重を測ってみると私はまたもや痩せていた。昔だったらうれしいだろうがだんだん貧相な体になってきているだけでナイスバディからは程遠い。結構食べているだけどな。子供たちはというとムスメ14.8kgムスコ15.1kg僅差でムスコの勝ちでした。
2004年01月03日
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今日から実家でお泊り。私の妹も加わって五人で出かけた。前回と同様高速で障害者手帳を見せると料金所のおじさんは手帳と車のナンバーを細かくチェック!11月はノーチェックだったのに厳しくなったのね。夕食はしゃぶしゃぶにするといっていたのに気がつくと母はおでんを煮込んでいる。鍋がないので勝手に変更したらしい。気分はしゃぶしゃぶだったので文句をいったらしゃぶしゃぶになった。しかしボンベはあるがガスコンロがない・・・やむなくストーブでやることになった。火力が弱いのでなかなか肉に火が通らずじっくり煮込む羽目に・・・果たしてこれはしゃぶしゃぶなのか?食後は父のPCをネット接続してみた。意外に簡単にできたのだが久しぶりのアナログ接続。ダイアルアップの音がなんとも懐かしい。しかし画像が出てくるまでの時間がADSLに慣れている今はもどかしいったら。父に教えてあげようとしたがどうも興味がないらしい。おまけに「え!電話代がかかるのか?」と不満げ。父は今パソコン講座に通っているようで終了証も誇らしげに飾ってあるのだがいったい何を学んできてるんだ?まあ帰省した時にメールチェックできるから便利になってよかったわ。
2004年01月02日
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今年こそは早寝早起きと誓ったのにもかかわらず相変わらずのおねぼうさん。せっかくの新年なのに今年一年もまただらだらとした一年になりそうな予感。起きてすぐ年賀状のチェックをする。去年パソコンが壊れて住所録が全部消えてしまったせいで出せなかった人もいたのであわてて出す。今日は夫の実家に新年の挨拶に行く予定が気がつくと三時過ぎ。あわてて家を出るがその前に福袋を一つくらいと駅前のミスタードーナツに行くともう売り切れ・・・めげずにもう一軒途中にあるミスドに寄ってみたらやはり今日の福袋はすべて売切れてしまったらしい。がっかり。夫の実家に行くと帰省している姪二人もお出迎え。子供四人そろいかなりにぎやかだった。実家に行く前に夫ともめていたことがある。姪二人はいつも夏休みに遊びに来ていたので子供たちにお年玉をあげるのは初めてなのだが相場がいまいちわからない。二年生と年長さんなのでそんな高額を渡すこともないだろうと思い夫に「千円くらいでいいよね」と確認すると「何行ってんだ 小学生は5000円 幼稚園なら3000円くらいだろ!」え~それっていくらなんでもあげすぎでは・・・別にケチりたいわけではない。姪っ子だってフツーのおうちだしそんな金額あげたら義姉だって困るだろう。結局もめたまま実家に行ったのだがあいさつして義母がすぐ我が家の子供たちにお年玉をくれた。そっと確認してみるとムスメに1000円ムスコ500円。ほーらやっぱりそのくらいでいいんじゃないの!結局ポチ袋に用意していた1000円ずつを姪二人に渡すことで一件落着だった
2004年01月01日
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