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dokidoki1234さん
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親戚の伯父が亡くなって、昨日、うちの父と私と夫の三人で、お葬式に行ってきた。
小さい頃から、私のことを可愛がってくれた伯父で、従兄弟たちとも仲良くしていた。
その従兄弟の一人に、私と同じ歳の肢体不自由のTクンがいる。
仮死で生まれて、脳障害が残ったそうで、知的には問題ないけど、言葉は喋れない。
手足も不自由なので、ずっと車椅子の生活をしている。
そういう息子Tクンを残して、病気で逝った伯父を見送った。
告別式の時、ヘルパーさんに世話をしてもらいながら参列しているTクンのそばで、私達もTクンの心配をしながら、並んで座った。
一時、ヘルパーさんの姿が見えなくて、Tクンがなかなかお焼香に行けずにキョロキョロしていた。
すると、うちの夫がすぐさまTクンのそばに行き、車椅子のロックを外して動かしてあげていた。
夫は、今まで自分の子が障害児でも、そういうことに関しては無関心が多かったので、それを見て、正直なところびっくりしてしまった。と同時にとても嬉しかった。
また、歳の大きいおじいちゃんの手をとって、階段の上り下りを助けてあげたりもしていた。
ちょっとした気遣いって、すぐにさっと出来る人と苦手な人があると思う。
夫は、どう見ても出来ないタイプの人だったのだけど、
「あんたもやれば出来るじゃん!」と思ってしまった
家に帰ってきて、その話を娘にした。
私 「今日お父さんね、福祉活動がすごかった。」
下の娘 「うそ~?お父さんが?マジ?絶対あの人やらんと思うけど」
私
「そう思うでしょ?それがさぁ、車椅子押したり、
お年寄りの手を引いたりしてたんだよ。」
下の娘 「 ほぉ~~ 」
上の娘
「あっ、今の
『 ほぉ~~
』
っていうの、
ジーコが代表メンバー発表した時の
『 マキ
』『 ほぉ~~
』
っていうとこに似てた。
それくらい意外ってことだよねぇ」
私 「・・・・・・」
娘達も驚く、夫の変わりようだった。
一体どうしたっていうんだろう。
残された伯母とTクンのことを思うと、またいろんな複雑な思いはあるのだけど、夫の善行に、その複雑な思いも少し鎮められた気がした。
米粉パンを焼きながら・・ 2023年01月25日 コメント(4)
ネガティブなおじいちゃん 2022年07月06日 コメント(5)