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dokidoki1234さん
いもようかん♪さんキーワードサーチ
こないだの予告(笑)しました、まさか!な事件の話です。
今週火曜日、
いつものように、通所施設へ息子を迎えに行くと・・
息子と一緒に、一人の男性職員さんが出てきて、
今日、ちょっと大変なことがあって・・と、
申し訳なさそうな顔で、話してくれたんですが。
朝の会が終わって、
その日は、午前中に健康作り(歩行)でした。
5~6人ずつのグループに分かれて、
職員さんやボラさんが2名くらい付いて、
あちこちに散歩に出かけます。
その日も、グループに分かれて、
昇降口の前で、職員さんが点呼しようとすると、
かえでがいなくなっていることに気がついた・・とのこと(゜д゜;)
かえでは、いつも支度が早くて(せっかちなので)
みんなより先に外に出るんですが、
どちらかというと、臆病なので、
ひとりでどこかに行くことはなく、
職員さんの指示があるまで、座って待っています。
というか、
家でもそうだけど、
誰かが指示しないと動かない(動けない)のです。
ほかの利用者さんを確認したら、
K子ちゃんという、かえでより2歳年下の女の子も
いなくなっていました・・・
もしかしたら、二人で歩行に出てしまったのかも?
と、職員さんが3か所くらいに分かれて探しに行くと、
15分くらいして、通称“茶畑コース”に、
ふたりが黙々と歩いているのを発見して、
連れ戻した・・とのことでした。
“茶畑コース”でも、
信号のある交差点を渡らないといけなくて・・
でも、かえでは、
ひとりで判断して信号を渡った経験がありません。
必ず誰かが一緒にいるので、
飛び出さないように、
赤信号では、手をつないで抑えています。
なので、かえでが信号を理解しているかどうか、
正直、不明なのです。
そんな程度なのに、
よく無事に信号を渡って、そんなに遠くまで歩いて行ったというのが、
もう、不思議というか、驚きというか。
たぶん、K子ちゃんがわかっていたのかも?ですが。
K子ちゃんも自閉症で、
決して軽度ではないです。
どちらかというと、かえでタイプなので、
この二人がなぜに!?なのです。
まあ、事後報告なので、
事故もなく、無事に見つかったのはホッとしましたが、
(てか、その『居なくなってる!』の渦中にいたら、私はパニックになっていたかも)
(職員さんは、不手際でもし何かあったら・・とゾッとしたとのこと)
最初にも書いたように、
かえでは、ひとりでは出ていくことはないはずだし、
かえでが、自分から行こうと思うことも、
絶対にないと思うんです。
それが、重度の自閉症の女の子と二人で・・
って、なんで?
もしかしたら、
先に出発したグループがいて、
それに付いて、一緒に出てしまったのか?
いや、先に出たグループはなくて、
誰も(何も)先導するものはなかったらしい。
その謎が解けたら、またお知らせください・・と
職員さんに言うと、
翌日、K子ちゃんは、
別の利用者さんの手を引いて誘っている場面があったらしく、
あの時も、かえでの手を引いて誘ったのでは?
とのこと。
どちらかというと、かえでは、
普段から大きな声を出して、うるさがられるのに、
なんでかえでを?と、これまた疑問。
そしたら、K子ちゃんは、
そのかえでの奇声で、良くも悪くも気に掛けているところがあって、
何かあるたびに、かえでのそばに寄ってくることがあるらしい。
人に対して、あまり興味を示さない息子だけど、
こうして、集団の中にいると、
苦手を克服したり、
急に、新しいことをができちゃったりするのかなあ・・と、
ほんとにビックリでした。
たまに、よそのお子さんで、
「どっか行っちゃっただよー!」とか、
「目を離した隙に脱走したー!」な話を聞くと、
ああ、大変だなあ・・
でもうちは絶対ないから大丈夫^^
と思っていたし、
利用者さんからでも、こうして誘われれば、
あっさり付いていってしまうというのは、
ちょっとショックでした・・
それでも、ご迷惑をかけたことは間違いないので、
ひたすら謝ってきました<(_ _)>
大変なことではあったけど、
かえでが新しいことにチャレンジできたような気もするし、
逆に、柔軟になったといえば、聞こえはいいけど、
一度こういうことがあると、
今まで「大丈夫」と信用されていた部分が、
逆に目を離せなくなって、監視が厳しくなりそうで・・
ちょっと複雑な気分でもあります。
この話を、職員さんとしている時、
年配の保護者さんが、
「かえでくん、冒険しちゃっただね。すごいじゃん^^」って(^_^;)
たしかに、かえでにとっては、大冒険だったなあ・・
まあ、家ではできない行動だったものね。
********************
お風呂は、なんとか毎日、大浴場や温泉に行っています。
その事件のあった火曜日は、
いつもの市営の大浴場が休館日だったので、
ちょっと遠くの温泉へ行きました。
温泉には、寝湯とかサウナとか水風呂とか露天とか
いろいろあるので、
どれにもチャレンジしてみたら、
かえでも喜んでいたそうで、
こういうのも、いい経験になっているなあと感じました。
でも、その後、私が出てきたら、
荷物はあるけど、夫とかえでがいません。
どこだろうと探すと、
なんと、喫煙室に夫とかえでがいます!
なんで喫煙室にかえでが?(@_@;)と
慌てて連れ出したんですが、
夫 「かえでを一人にしとけなかったから」
ってさ~~
だったら、自分がタバコを我慢しろよーーーー!
ですよねっ!( ̄‥ ̄)=3 フン
私は、お風呂に行く時間とか、順番とか、準備するものとか、
とにかくなんでもかえでを中心に考えてるけど、
夫は、いつでもどこでも自分中心・・
けむりがモクモクと充満している喫煙室の中で、
夫のタバコが終わるのを、
黙って座って待っていたかえでを見て、
なんだか泣けてきました・・
う~~・・今日もがんばってお風呂に行ってきます