日記

2003.01.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
最近、娘は、自分でスプーンを使ってご飯を食べるのが、とても楽しいらしい。

でも、口に入る手前でご飯が落ちたり、

手についたご飯を、手をブンブン振って、取ろうとしたりと、

私は、いつもヒヤヒヤしながらそれを見守っているしかない。

なにせ、少しでも手出ししようものなら、ご飯を手に持って投げて怒るのである。

被害を最小限にくい止めるためにも、娘には、気のすむまでご飯を食べさせるかない。

もちろん、落ちたご飯を受け止めるポケットのついたエプロンもさせているが、

その中に落ちるご飯よりも、

外に落ちたり、娘についたりしているご飯の数の方が、圧倒的に多いのである。

娘が、満足いくまでスプーンでご飯を食べたあと、

私の仕事が始まる。

下に落ちたご飯を、娘が踏みつける前に素早く拾い、

娘についたご飯は、一つづつ取っては、私の口に運ぶ。

捨てるのはもったいないし、取って口に入れたほうが、片付けが早いのだ。

娘の顔や袖口、ズボンについたご飯を、一つづつ取って食べている時、

ふと、この光景どこかで見たことがある気がしてきた。

もしかして、デジャヴ?・・・

なんて、神秘的なものではなかった。

ご飯粒を、取っては口に入れている様は、

まるで、小猿の蚤取りをしている親猿のよう・・・

猿の親子に似ている、私たち親子なのだった・・・





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最終更新日  2003.01.15 08:15:11


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