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maroninsky @ Re[1]:感想『風の歌を聴け』(12/22) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
Dance in the Sky @ Re:感想『風の歌を聴け』(12/22) 羊をめぐるの方はTarshaさんも以前読んで…
maroninsky @ Re:決して取り乱さないヒトでぇ~す!(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ Re:堂々巡りになっちゃうけど(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ まあ コメントありがとうございます。 大切…

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カテゴリ: 書評、感想
 王朔著《海鴎的故事》を読んだ。頁数にして15頁、9章、短編小説。分かりやすかったし久しぶりに中文の小説で作品世界に入り込めた。


 内容。
 主人公は海軍の一水兵。友人の楊軍においしい肉をご馳走してもらい何の肉なのか分からなかった。それなら捕りに行こうといって海岸へかもめを捕りに行く。
 主人公は銃で撃ち落そうとするが、それでは全てが逃げてしまうとの事。楊軍はパチンコを取り出しそれで一羽仕留める。自分もという事で主人公が打つがはずれ、もう一弾打とうとすると老人がいきなり杖で打つ。またも打とうとするので棒を奪って倒す。気味悪い爺さんだという事でその場は帰る。
 その後自分の所属している艦にその老人がやってきて訴える。二人は民に奉仕する軍人として謝罪に行く。そこで落とした一羽が老人の手当てを受けていた。そのかもめに私は愛着を感じる。
 その後そのかもめの具合が悪化、瀕死の状態に陥る。主人公は艦の中のほうが薬があるとの事で介抱し助ける。老人に返すがそのかもめとますます仲良くなり「ヤンヤン」と名づけてかわいがる。また老人と仲良くなりなぜかもめをかわいがるようになったのかの由来も聞く。
 その後かもめも全快し、飛び立つ。主人公も指揮官の試験を受けるために南に行く事になり、そこで結び。


 描いている事が平易な事象なので読みやすかった。また海の描写がきれい。
 主人公のかもめに対する愛着によって目覚めた他者を思いやる気持ちがテーマだろうか。主人公対老人の交流、老人のかもめを思いやるきっかけ。やはり他者を思いやる気持ちが主題であろう。


…「実際…、」楊軍はきまり悪そうに舷窓に近づき、外のだんだんと集まってくるかもめを眺めながら言った。「…かもめなんて海のすずめみたいなもんさ。一匹二匹死んだところでもともと惜しむに足りないし、いても大して変わらんさ。」
「あんたに銃でも渡せば、港中のかもめを撃ち落とす所が見れるってわけだね。」
「そうだな――、どうでもいいことだよ。どう言えばいいのかな、誰を欠いたって地球は回るだろ。」
「もういいよ、楊軍。あんたがかもめを好かないとしても結構だよ。誰もあんたに無理強いはしないからさ。余計なお世話だよ。」
「誰がかもめを好かないと言った?もちろん好きさ。きれいだから。俺はお前のみみっちい感じにうんざりしてるんだ。」…

訳としてはこんな感じだろうか。面白いので訳してみたがやはり言い換えは難しい。





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Last updated  2006/07/22 10:49:14 PM
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