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maroninsky @ Re[1]:感想『風の歌を聴け』(12/22) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
Dance in the Sky @ Re:感想『風の歌を聴け』(12/22) 羊をめぐるの方はTarshaさんも以前読んで…
maroninsky @ Re:決して取り乱さないヒトでぇ~す!(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ Re:堂々巡りになっちゃうけど(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ まあ コメントありがとうございます。 大切…

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カテゴリ: 書評、感想
 ヘルマン・ヘッセ著『車輪の下』を読んだ。実家に帰った時、途中で挫折し読んでいなかった事を気づき、今回読み終えることが出来た。


 地方での成績優秀の少年、ハンスが奨学金制の神学校に入学し挫折をして廃人と化すまでの物語。


中学か高校の教科書に彼の作品があり気に入って購入した事を覚えている。教科書の方の短編は少年時代の友情、過ち。友人の大事なチョウの標本を盗んでしまい後悔し、返して謝罪をする内容だった気がする。内容が自分に共感しやすかったからだろう。ヘッセの作品を読みたくなり名作といわれる『車輪の下』を買い読んでみた。
しかし当時の私にとってその内容は難読だった。受験の苦しみ、歪んだ社会の生贄になることなどなかったので、理解できなかった。
今、約十年弱のブランクを経て読んでみた。以前の記憶は鮮明で読みかけの中盤から読み出した。あの頃と違い理解しやすく、すぐに読み終えた。

 ヘッセは最後、わざと強引に終わらせた感じがある。確かに酒に酔って川に転落してしまうことはあるが、希望を見出しかけていたのにという感じがある。それに何度もお酒でぶっ倒れてしまった人間の経験からするとなんとなく首を傾げてしまう所がある。まあ、国も違うし時代も違うからありうることだったんだろう。
 あと描写がとても詩的。試験を終えて頭痛を抱えながら校庭を散歩する場面はその緑の眩しさが眼に浮かぶ。
 ただし分かり難い表現が所々にある。特に皮肉は少し考えないと分からないので笑えるとまではいかない。

 約10年のブランクを経て読み終えることが出来た。
車輪の下改版





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Last updated  2006/09/19 03:21:04 PM
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