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maroninsky @ Re[1]:感想『風の歌を聴け』(12/22) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
Dance in the Sky @ Re:感想『風の歌を聴け』(12/22) 羊をめぐるの方はTarshaさんも以前読んで…
maroninsky @ Re:決して取り乱さないヒトでぇ~す!(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ Re:堂々巡りになっちゃうけど(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ まあ コメントありがとうございます。 大切…

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カテゴリ: 書評、感想
 想人に貸していた『カラマーゾフの兄弟』4巻が帰ってきた。全て読み終えたことになる。

「トルちゃん(注;トルストイ)は人物描写がすごいって思ったけどドスちゃん(ドストエフスキー)は吸い込まれるほどではなかったかなぁ。まろにんに説明されてやっと大審問官の意味するところがわかったけれど、とにかくイヴァンの思考が理解できなかった。」

去年はトルストイ著『戦争と平和』を貸した。劇中でアンドレイが戦いの中旗を持って駆け抜け、ぶっ倒れそこで見た空の描写が大好きでその話をした。それが痛く気にいったらしくて4巻をものすごいハイスピードで読みきっていた。余談だが想人は読むスピードがとてつもなく速い。

 今、返してもらって折り目をつけたところ(当時の自分が印象に残った所)を読み返してみた。入るところもあり、入らないところもある。
 考えてみるとドストエフスキーの作品は彼にしかない熱に浮かされたような饒舌さを持っている。その感覚が好きだった。どの言葉が名言というわけではないがその作品が持つ雰囲気が当時好きだった。

 読んだのはもう5年も前のことになる。あの当時、飛行機があるビルに突っ込む事件が起きて衝撃を受けた。さらに衝撃を受けたのは私の留学先の世界ではまだ話題にも上らず、大して大騒ぎもしていないことに驚いた。そこで漠然とした疑問を抱いた。

「世界って何なんだろう?」

その頃は世界とは繋がっていてひとつの現象が全ての世界に影響をもたらすものと思っていた。しかしその場所の人々の態度は

「だから何?」


 そんな時に読んだ。彼は一緒に思考してくれる仲間だった。だから気に入ったんだと思う。好きな本の一冊にこれを挙げるのはそのせいだと思う。

 今はなぜなんだろう?あまり入ってこない部分も増えた。「人類の平和への道とは?」「全ての人間が幸福になるためには一体どうすればいいのか?」というのを考えなくなったせいだろうか。最近、そんな大上段に構えて考えることはなくなった。人間が小さくなったのかな?考えても悪くはない事だと思うんだが、なぜか恥ずかしさを感じる。これが大人になるということなのだろうか?でも決してむなしくはない。あれ?ミスチルの歌詞にあったような…。かぶったかな?

 たぶん、私はこれを読むことで自分の中に没頭することを覚えたんだと思う。その門を開いてくれたのがおそらくこの本だったのだろう。
 久々に飛ばし読みしてそんなことを感じた。





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Last updated  2006/10/14 05:28:35 PM
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