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maroninsky @ Re[1]:感想『風の歌を聴け』(12/22) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
Dance in the Sky @ Re:感想『風の歌を聴け』(12/22) 羊をめぐるの方はTarshaさんも以前読んで…
maroninsky @ Re:決して取り乱さないヒトでぇ~す!(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ Re:堂々巡りになっちゃうけど(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ まあ コメントありがとうございます。 大切…

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カテゴリ: 書評、感想
 スタインベック著『二十日鼠と人間』を読んだ。去年の夏に翼氏のお薦めで映画(DVD)を見ていた。原作を読んでみたくなり購入。短編なので一日で読めた。よくできた作品。


 内容は切れ者のジョージ、少々頭の弱いが人が好い大男のレニーの二人組がある農場にやってきた4日間のお話。
 具体的事件としては老犬の銃殺、カーリー(農場主の息子)の因縁付け、カーリーの妻の事件、レニーに対するジョージの決断、という流れで進行する。


 非常に凝縮されていてよくできた作品。短いが内容が詰まっている。読み手の想像と続きへの興味を駆り立てる。

 原作を読んでいる途中で、レニーの人物像から中国の作家・老舎が書いた『駱駝祥子』の祥子を連想した。
こちらの作品も悲劇として分類される。正直で朴訥、大きな体だけが資本の車引き、祥子(シァンツ)が懸命に生きようとするが、腐ってゆくというもの。この人が好く朴訥な人間が世間では生き難いという部分で連想したのだと思う。

 さまざま事件が起こるが時間的には短いという部分は『罪と罰』などのドストエフスキー作品によく見られる特徴。解説の中に『罪と罰』が入っていた。しかし構造は全く違うのでそうとは気づかなかった。ドストの特徴は熱に浮かされたような饒舌だと思っている。そのような部分はなかった。それに長くない。短い台詞で人物の特徴を表現している。

 ラストには映画で観たときも同じだがとにかく考えさせられる。これしかないと認めるのが嫌で、無意識にこの結末以外の道を探すからだろう。映画でも小説でもジョージの苦悩は痛いほど伝わってきた。

 自分は映画を観て原作を読んだが、どちらもよくできている作品だと感じた。





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Last updated  2007/02/07 02:38:46 PM
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