有朋自遠方来、不亦楽乎!

有朋自遠方来、不亦楽乎!

PR

×

Calendar

Comments

maroninsky @ Re[1]:感想『風の歌を聴け』(12/22) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
Dance in the Sky @ Re:感想『風の歌を聴け』(12/22) 羊をめぐるの方はTarshaさんも以前読んで…
maroninsky @ Re:決して取り乱さないヒトでぇ~す!(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ Re:堂々巡りになっちゃうけど(07/05) Dance in the Skyさんコメントありがとう…
maroninsky @ まあ コメントありがとうございます。 大切…

Archives

2026/06
2026/05
2026/04
2026/03
2026/02
2026/01
2025/12
2025/11
2025/10
2025/09
2007/09/07
XML
カテゴリ: 映画評
 アル・パチーノの某ファンサイトでこの名前を見たことがあって、観ることに。

 舞台は1970年代、NY警察はマフィアとの癒着が進んでおり、マフィアからの上がりで私腹を肥やすのが当たり前、上はそれを見て見ぬ振りをすると言う雰囲気さえある状況だった。
 新米刑事セルピコは婦女暴行の犯人を見つけ、一人を捕まえる。その一人は何もしていなかったのに不合理な暴力を取り調べのときに受ける。セルピコは驚き出て行く。
残りの犯人を見つけ応援を求めるが「相方が休暇」との事で来ない。仕方なく危険を冒して二人を捕まえる。しかし「私的な行動を取った」として手柄を横取りされてしまう。
あまりにひどい状況なので転勤を求める。しかし転勤した先々で賄賂、怠惰まみれの現状に直面してしまう。
上に訴えるが聞いてくれない。仲間内では自分らを売る裏切り者として居場所が無い。
そんな中でも理解者が数人いて、協力するが上手くいかない。
最終的にタイムズ紙に訴え、マスコミが騒いだことで明るみに出てゆく。
その後セルピコは麻薬捜査班に加わるが犯人を捕まえるときに顔を打たれてしまう。奇跡的に助かり、その間に諮問会が開かれ、証言を行うのがクライマックス。


 集団というのはおかしなもので、時々明らかに正しいと思うことが通らないことがある。
 汚職は罪だと分っていてもなくならない。どんなにこちらが正しいと思っても、力がなければ通じない。
 正しいことをしたいなら全てをなくしても続けられる覚悟と信念がいる。セルピコは実在の人物で汚職との闘いに勝利したと言えるが、その代わり自分の私生活を犠牲にし、その後の人生は生まれ故郷で過ごせないようになってしまった。
 そのようなことは歴史を見れば昔からあった。例をとれば尽きない。ローマ時代の農地法を成立させようとしたグラックス兄弟など、正しいことをしようとしただけなのに殴り殺されてしまった。
 60年前の日本だって正しいことが通らない状態だった。
 今だって『踊る大捜査線』がヒットするような時代だからいたるところでそう感じている人は居るのだろう。しかし正しいことは声を上げにくい。それなりの覚悟が居る。さらに具体的な説得力も。
 勇気と覚悟はどう違うのだろう?勇気は生きようとする感情に基づく行動、覚悟は死の可能性を頭に入れた行動。
 前者は自分にとって難しい。後者でもできるような気がするが土壇場でよく揺らぐ。
 とにかく、今は力を蓄えるとき。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/09/17 02:24:13 PM
コメント(4) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:『セルピコ』(09/07)  
映画、実際には観ていませんが、ここのあらすじで、なんとなく理解しました。

それより、このような映画を観た人それぞれが、自分の生活と当てはめて・・・とか、どのように感じるかは興味深いですね。

「警察モノ」ということで、ちょっと社会派かじった雰囲気を味わう人もいるかもですし、カッコ良さ?とかの雰囲気もあるのでしょうし、自分の職場での個人的な立場を重ねて分析する人もいるでしょうし・・・
まして実在の人がいたとなると安易に答えは出しにくいですよね。

maroninskyさんの集団と個人、勇気と覚悟に関する考察、共感しました。 (2007/09/17 08:19:42 PM)

ありがとう  
maroninsky  さん
>あらすじ
一つ書き忘れました。
セルピコは最後、結果的に同僚の裏切りにあって打たれるんです。

>このような映画
うん。感じ方は色々だと思いますし、それでいいと思います。

嬉しいです。
作品が良かったので真面目に考えました。

(2007/09/18 10:24:17 PM)

Re:『セルピコ』(09/07)  
「セルピコ」は、必ずしも正しきがまかり通るとは限らない、という後味の悪さが残る作品ですよね。

アル・パチーノの出演作品ではありませんが
シドニー・ルメット監督の「殺人調書/Q&A」も
「セルピコ」を見た時に感じた感覚と同じような感覚を覚える作品です。
他には、「プリンス・オブ・シティ」などもそうかもしれません。
余計なことはせず黙って長いものに巻かれとけ、というのが
共通項でしょうか・・・。
(2007/09/29 04:47:35 PM)

Re[1]:『セルピコ』(09/07)  
maroninsky  さん
ポスペのモモさんコメントありがとうございます。
>「セルピコ」は、必ずしも正しきがまかり通るとは限らない、
そうですね、私は正しい事を為そうと思うのなら、それなりの覚悟がいると受け取りました。

>シドニー・ルメット監督の「殺人調書/Q&A」
>「プリンス・オブ・シティ」
知らない作品ですね。モモさんは色々と観られてるようですね。素晴らしい。

>余計なことはせず黙って長いものに巻かれとけ、
それが一つの考えであることは理解できますが、それに染まることのできないものはセルピコのようにいきるしかないのではないでしょうか。
なんだか反論のようになってしまいましがそんなことを感じました。
(2007/10/08 04:57:00 PM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: