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真面目でやさしいマイケル小さい頃から一生懸命働いてきた。お客の求めているものが解るから、細かいところにこだわってステージを作っていた。その途中で亡くなったんだなあ。でも50回の公演に耐えられる体力には見えなかった。実施されていれば、お客が熱狂するすごく楽しいステージであったことがうかがえる。お客が見たいマイケルを彼自身よく解っていた。ダンスのキレが良いマイケルと、疲れているというか、だるそうというか、はっきり言えばジャンキーな感じのマイケルが両方映し出されていた。薬の調整がうまくいったときにはキレがあり、元気もある。でもそれは本当の元気ではない。そのことは誰よりも自分がわかっていたと思う。死ぬ前にチャレンジしてくれて良かった。ファンに言いたいことをきっちり伝えていったんだと思う。この映画でみんなと「さよなら」が言えたね。オーディションで選ばれたダンサーや、年若いバンドのメンバー・関係者に何度も「ありがとう」「God bless you!」と言っていたマイケル。何だか涙があふれる映画でした。ありがとう、さようならマイケル。【激安宣言!25%OFF♪】【5本以上で送料無料】卓上マイケル・ジャクソン 2010カレンダー【即日出荷】マイケル・ジャクソン / キング・オブ・ポップ-ジャパン・エディション 新品未開封CD追悼【キング・オブ・ポップ】マイケル・ジャクソンJACKSON 5/ULTIMATE COLLECTION : ジャクソン5/アルティメイト・コレクション
2009年11月08日
パルコの抽選で当たったから6月にシネクイントへ。なんか、「お呼びじゃない?」という感じでした。観に来る客層が自分とあまりにも違ってて(笑)脚本は宮藤官九郎、細野ひで晃という監督さんの第1回作品とのこと。浅野忠信のキャラが良く出ていて面白いのですが、一番面白かったのは、北村一輝の濃いキャラ♪ 北村さんはクセになるよね。これは、自由な若者が、自由にワハハと笑いながら見る映画だったんだろうなきっと。何も感動はしません。時間がたっぷりある人は、落ち込んだときにぼんやり観ると少し前に行けるよたぶん。鈍獣
2009年10月02日
遡って記録しているので、古い話ですみません。DVDを観るときにご参考になればいいなあ。6月に観ました、ハゲタカ♪NHKでやっていたシリーズの劇場版ですね。中国の勢いというか、力というか、国が後押ししているから何事も早いところが素敵。中国を今後押ししている幹部の方たちは、皆様若い頃アメリカで勉強しておられるから、仕事が速いんですよね。GDPが世界2位になられるのはもうすぐそこですね。問題は、衣食住が満ち足りた後、幸せが来るのかどうかですね。日本はそこで目的を無くしちゃったからなあ。幸せってなんだろう?そんなことを考えながら観ていました。ハゲタカ(「日本を買い叩け!」編)映画 ハゲタカ
2009年10月02日
6月に観た映画。「最近見た」と言ってよいのやら...。4号三角点は「点の記」に記載されないから、大きい三角点を建てないといけないんだけど、山が厳しくてね~、命がけなんですよ。無理なんですよ。でも富山の山並みが四季折々に本当に美しい。2年間ロケをしたとのこと。人がこちゃこちゃ考えていることなんか愚かしいと自然が言っている。それが伝わる。配役も素敵。★5つ、満点です。山と渓谷社 YAMAP 立山・剣岳・大日岳・五色ガ原・薬師岳 531050劒岳〈点の記〉新版
2009年09月26日
「男と女の不都合な真実」とどちらを観るかちょっと考えてこちらにしたのですが、残念でした。「火天」は「ひてん」ではなく「かてん」なんですね~。西田敏行演じる熱田の宮大工 岡部又右衛門がプロとして妥協を許さない素材、建築技術を以て一門総出で安土城を建築するという長い長いお話です。西田敏行の、感極まって泣くシーンが何度も何度も出てきますが同調できないんですね~。何だか嘘っぽく見えてしまって。すみません。大竹しのぶが又右衛門の妻 田鶴を演じています。こちらの演技は自然に見えるのに、椎名桔平の織田信長も自然に見えるのに、なんで西田さんだけ嘘っぽく見えてしまうのかなあ。先日観た「TAJOMARU」と同じくらいの上映時間なんですが、時間がたつのが遅くて遅くて。一方、エンドロールが回り始めて、「え、これで終わり?」と驚く幕切れ。こんだけ見ていて「それで何?」と思ってしまうのは感性が貧弱なのかしら?描きたいものが何だったのか今ひとつわかりませんでした。原作でも読んで復習してみます。★は二つで。火天の城
2009年09月25日
ご先祖さんと再会する日が刻々と近づいている気がします。砂時計って、終わりのほうは急いで落ちていくような気がするね。ご先祖さんとお会いするときに「あんさん、あれはいかんやろ」と言われへんように、お仏壇の周りを少し整理しました。それから、NHKのドラマスペシャル「白洲次郎」を観ました。かっこよく生きるのは、かっこいいね。がんばろう。白洲次郎を演じる伊勢谷友介ってごっついかっこいいね。友人(女性)が、「しばらく周りの男たちを薄目で見ることにします」言うてたわ(笑)風の男白洲次郎白洲次郎の生き方CASSHERN / 伊勢谷友介
2009年09月24日
小栗旬が主役でなければ誰も見ない映画?!芥川龍之介の「藪の中」が原作とのことですが、芥川とか川端康成の「伊豆の踊子」とかは、今の10代の日本人に理解できるのでしょうか?日本人のナイーブな心は多分今も生き続けているのですが、「他人がどう考えているか」に興味が無い人が圧倒的に増えている中、この映画理解できんのかなぁと思って観ていました。ただし! 小栗旬のかっこよさは冴え渡る映画。萩原健一の「ミカド」も、妖しさ満点。「★★★だなあ」と思っていましたが、エンドロールに流れるB'zの「PRAY」があまりにも素敵な曲で、腹に来るギターテクニック!フルコーラスを聴き終えて「やっぱりギターいいなぁB'z」と思って席を立つことが出来たので★がひとつ加わりました。結成20周年を迎えるB’z。超ベストアルバム「B’z The Best “ULTRA Pleasure”」が6月18日に発売決定!初回盤は2CD+特典DVD。ビーイング BMCV-8020 【中古】DVD 1.世界ウルルン滞在記 小栗旬小栗旬アクタ-事典(2008)
2009年09月24日
7月に観ました。イタリアには行ったことが無いが、この映画を観ればもう行かなくていいかな。わたしは年寄りなので、そんな遠い所まで行けないですから。イタリアの美しい街並みがいろいろ楽しめます。特にナポリは夢のように美しかった。もちろんアマルフィも。ママ矢上(天海祐希)は3回もバックをかっぱらわれて隙がありすぎと思ったが、イタリアに行った友人に聞くと、イタリアでは街を歩くときに日本のようにぼんやり歩いてはいけないんだと強力に言われた。やっぱり行けないな(笑)「ミキアモクロダ」織田裕二はイタリア語の台詞がたくさんあってエライ!イタリア語がわからないわたしにはとてもフルーエントリィに聞こえました。ママ矢上は黙って携帯電話を黒田さんに差し出すので良いが、ママ矢上の友人藤井(佐藤浩市)は後半に、英語の少し長い台詞を緊張感を持ってしゃべっていたので、ぎこちなさが意外でした。お話も映像も面白く、お勧めです。サラ・ブライトマンの歌も耳に心地よい。オペラのDVDを観たくなりました。送料・代引手数料が無料!アマルフィ 女神の報酬 オリジナル・サウンドトラックアマルフィhttp://rd.rakuten.co.jp/cow/?R2=http%3A%2F%2Fitem.rakuten.co.jp%2Fbook%2F6106406%2F&D2=67.3294.35434.747890.10361762
2009年09月18日
観ました。★★★です(満点は★★★★★)。時間が長いわりに感動なかったです。特に、エンドロールの後の画面はなぜエンドロールの後になったのか意味わかりませんでした。それでも、お話としては「2」よりうんとよかったです。「3」のロードショー前に、TVで「2」の「もうひとつの20世紀少年版」をやってましたが、オリジナルではなく「もうひとつの」にした意味がよく理解できます。漫画を読まないと全体像がつかめないのかも。「1」の感動を超えることは有りませんでした。税込\2000以上のご購入で全国送料無料!!※代引き手数料を除くナビゲートDVD「20世紀少年」秘密大図鑑 上巻■唐沢寿明 【中古】B6コミック 2)20世紀少年 / 浦沢直樹 【28aug09P10】☆☆☆☆☆☆この半年、映画はたくさん観ましたが、ブログにアップできずに居ました。ぼちぼちアップしていこうと思っています。
2009年09月17日
もう観ました?早く観たいと思っていますが果たせず...花粉症で頭もぼんやり...観たらまた感想書きます。
2009年03月05日
なんだか毎日寒くて元気が出ないなあ...きっと春までもう少しだよ。頑張ろう。やずやさんから無料の雑穀を頂いたので食してみました。混ぜご飯みたいにきれいな色が混ざり、何だかご飯がおいしく食べられる。腹持ちも良いような...明日から3月。「マンマミーア!」「少年メリケンサック」「ベンジャミンバトン・数奇な人生」は観たいなあ。面白かった分だけ★の数をクリックしてくださいね。★ ★★ ★★★ ★★★★ ★★★★★◎やずやの発芽十六雑穀◎トラックバックでプレゼントキャンペーン【食べて、書いて、もらっちゃおう!】2009年3月15日(日)まで無料試食の感想をトラックバックするだけで抽選で当たる!>キャンペーンについて詳しく見る>他のキャンペーンの参加者のブログを見る>ブログは持ってないけど試食したい!
2009年02月28日
昨夜スマステで稲垣吾郎さんがNO.1に推していたせいか劇場が満員だった「チェンジリング」。感動した。1928年ロサンゼルス。とてもきれいな美しい町。でもロス市警は腐敗していた。アンジェリーナ・ジョリー演じるクリスティン・コリンズは9歳の息子を持つシングルマザー。極めて常識的で真面目でこつこつ生きている人。息子が居なくなったときの警察のいい加減な対応にだいぶ長い間我慢し大人の対応をしていたが、その我慢に胡坐をかいて、警察がとんでもないことを仕掛けてくる。「喧嘩は仕掛けてはいけないが、売られた喧嘩には立ち向かわなければいけない」と息子に教えていた彼女は、長老教会の牧師(ジョン・マルコビッチ)とともにじりじりと悪を追い詰める。シングルマザーが生き難いのも、小さい子を一人にしておいては危険なのも、官のなあなあが行き着くところまで行っちゃってるのも今の日本と一緒。アメリカってずいぶん昔から真面目でこつこつの人が生き難い場所だったんだなあ。クリント・イーストウッド監督の「ミリオンダラーベイビー」は、なんだか救いようのない映画だと思っていたが、今回の「チェンジリング」を見ると、彼は「真面目にこつこつ生きるのは誰のためでもない、自分に正直に生きることだ」と言っているように思えた。「自分の人生をごまかすな!」と真っ直ぐなクリントの目で言われたように感じる。ちゃんと生きよ~っと思う映画です。アンジーはアカデミー主演女優賞取るね、これは。★★★★★!!!【枚数限定&両面印刷】[枚数限定ポスター] チェンジリング (アンジェリーナ・ジョリー) [DS]アカデミー賞主要4部門を独占受賞!クリント・イーストウッドが監督・主演を務めた衝撃のヒューマン・ドラマ!【洋画特別セール】■ミリオンダラー・ベイビー■
2009年02月22日
今日はアンジェリーナ・ジョリーの「チェンジリング」初日。楽しみです。クリント・イーストウッド監督は信頼できますから。信頼できるといえば、ダロワイヨのマカロン!外はカリッと中はふわっと。いつもデパートで買っていましたが、楽天でも買えるじゃないですか!しかもいまはホワイトデー関連で送料が安い!早速ゲットしよ~
2009年02月20日
これは面白かった!!!レッドクリフ。「三国志」って高校の頃歴史とか漢文とかで齧ったけどまったく興味無し。それをジョン・ウー監督が長い話を分かりやすくスペクタクルにまとめてくださいました。2時間25分、ずっと前のめりになって観ました。中国人てすごいなあ。中国4千年の歴史っていいなあ。勉強になるなあ。諸葛孔明は当初トニー・レオンがキャスティングされ、衣装もトニーに合わせて作られていたが、いろいろあってトニーはいいもん(白い人)代表の周ユ(孫権の重臣で美人の奥さんを大切にしている)で出演。結果このキャスティングとても良かったです。ゆったりと孔明の衣装を纏っている金城武が、飄々としてなんだか仙人みたい。その美人奥さん役の「リン・チーリン」を見ると、「理想の女性」の定義に「ふーん」と思う。清くか細く、目元涼しくたおやか。でも強い意志を持っている女性。どの国もどの時代も「どこかに居るとは思うけどあんまり存在しない人」を理想にするんだなあ(笑)気候が激変し撮影に時間がかかり予算超過。ジョン・ウー監督は自身の私財10億円を投じたと。総額100億円といわれる制作費はアジア映画ではあまり観られない規模ではないでしょうか?こんな贅沢な映画を同じ料金で見られるってお得だなあと思いました。まだロードショーしているし、DVDでも観られます。早く続編が観たい。お勧め★★★★★。
2009年02月03日
とてもがっかりしました。2時間20分が苦痛なくらい面白くなかった。話が長すぎる。だらだらしていて話に進展がない。夢が無い。「この人の登場に何の意味があるの?」とイラっとする人物多すぎ。カンナと一緒にともだちランドに行く同級生小泉さんと、英語教師として突如出てくるユースケサンタマリアのサダキヨと、ニューハーフのブリトニーって何のために話に絡んでいるのだろう?あと、墨汁で漫画書いている二人組も。第1章はとても斬新で面白いから、この第2章は観ないで8月の最終章を観ればよいかと。ああ、「マンマミーア」にしておけばよかった。
2009年02月02日
ようやく「ザ・ムーン」観てきました!!!(今日は「ザ・ムーン・サンデー」で500円だったせいか、館内は満員でした!)今年は月面着陸40周年、世界天文年2009(ガリレオが望遠鏡で天体観測を始めた1609年から400年後の節目の年)ということで、人類はぜひこれは観なくちゃいけません!1969年から72年までアメリカで「アポロ計画」により12人の民間宇宙飛行士が月に降り立ちました。そのころのコンピュータって、今自分らが使ってるパソコンよりどうかしたらチャチでっせ!容量も小さいし、計算も遅いし。ヒューストンの画像で月までの軌道を手書きで書いてましたから!手書きで!アポロ11号が月の周回軌道に乗り、いよいよ月面着陸船「イーグル」で「静かの海」に着陸しようとしたら誘導コンピュータが「1202」というエラーになった。4桁エラーコードというだけで「大丈夫?」と思う。どんな小さな容量や!しかもそのエラーは「二つの軌道を同時に計算していたらオーバーフローしちゃった」という意味!ほんと大丈夫~~?でも朝鮮戦争ほか実践でいろんなトラブルを切り抜けてきたクールな二ール・アームストロング船長は冷静に操縦を手動に切り替え、なんとか着陸してしまう!着陸しちゃうのもすごいけど、その際「1202」「1201」って続けてコンピュータトラブルが起きてるのに、ヒューストンも「大丈夫だ、ゴーだ」ってものすごいアバウトな指示。マニュアル部分が多かったからこそ事故が少なかったんだろうと思える。一人一人の飛行士の気合が違う。ヒューストンの指示が来なくともなんとかしちゃう。アポロ計画ってもともと月面着陸を目標としていたわけじゃないのに、ソ連に次々先を越され、もともと「地球周回軌道に載せる」ことを目指してたロケットを「月の軌道に載せて着陸までしちゃう」計画に修正されたんだって!!!無理じゃない?この気合ってすごい!人間ライバルが居るとそこまで力が出るものなのか?そのころに比べたら、コンピュータが進化した分、確実に人間が退化しているのを感じる。しかもそのころアメリカは、ベトナム戦争もやっていた。アメリカってほんと、真面目!ケネディ大統領が「我々は月へ行く!」と演説したとき、今思うよりずっと荒唐無稽な発言だったのだろう。それを実現したアメリカって、ほんとすごい!1930年生まれで今年79歳になる元宇宙飛行士のおじいちゃんたちがきらきらしてる。「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。」というあの有名な言葉を残した二ール船長は当時の画像のみですが、一時ひどいうつ病で入院もしたバズ・オルドリンは、柔和なお顔で登場されています。何度も何度も目頭を熱くする映画です。トム・ハンクスの「アポロ13号」の話もされています。気合で帰ってきた話です。立花 隆の「宇宙からの帰還」をあわせて読むと面白いです。
2009年02月01日
【宇治茶・抹茶スイーツ】京都・宇治 辻利兵衛本店前回の多数の入札の感謝と新年のお祝いで送料無料です【送料無料】宇治抹茶庵まん1袋(6個入)【オークション王0115】【1円スタート】【大量】今月これから観たい映画は二つひとつめ:ザ・ムーン。ガリレオのころ月は冷たく光る夢の場所。40年前、アメリカの宇宙飛行士がそこに立ったんですよ。これはすごい。ふたつめ:20世紀少年のその2寒いのでカテキンたっぷりの宇治茶と食物繊維たっぷりの饅頭をいただきながら映画のことを考えてました。
2009年01月13日
地球が静止する日何回か涙しました。生きるってことに感謝して。キアヌとジェニファー・コネリーと、子役のジェイデン・スミス(ウイル・スミスの息子。こないだ「幸せのちから」で父子共演、映画デビュー。今回の映画が2作目。)がいい。地球に居るどの動物も植物も一生懸命生きていて美しい。それは神様から見て「よし」とされた。人間だけが唯一、邪悪で乱暴で地球に害を与えてる。から、「抹殺」することが決定された。その前に「よし」とされたもの(人間を除く)たちが続々と光る方舟に呼び込まれていく。かぐや姫がそうだったように、キアヌ演じる宇宙からの使者クラトゥは短い時間に成長していく。自分も自分の親もその親もその親も、神様に「よし」と言われるように懸命に生きてきた。神様に「あなたの生き方では残念だけどよしと言えないよ」と言われないことが大事だと思いました。大事なのは感謝。死んだら感謝の気持ちだけがそこに残るように思う。次の人生が赤とんぼで、その次の人生が蝿、その次が北極熊だとしても、だからこそ感謝の気持ちで日々生きる。次の人生が人間である可能性は少ないし、腹いっぱい食べられる状況にある可能性はもっと少ないんだし。北極熊のお母さんに生まれたら誰でも小さな子供を連れて凍らない(食べるものがない)草原を腹をすかせてどこまでもどこまでも息が絶えるまで小走りに歩き続ける。自分を生み育ててくれた親や、その親を生み育ててくれた先祖に感謝したくなる作品でした。1点気になったのは巨大ロボットのイメージだけがあまりにも漫画だったこと。そこだけふと現実に戻ってしまいました。
2009年01月10日
【楽天VIDEO会員は見放題】チェ 28歳の革命見てきました。チェ・ゲバラ。とても真面目な映画です。裕福な家庭に生まれたフィデル・カストロが「みんなが幸せになるために革命を起こす!」と言っているのをやはり裕福な家庭に生まれ、医者の免許も持っている、清く正しいエルネスト・ゲバラが「こんな夢のようなことを一生懸命考えているこの男に着いていこう」と思うところから始まります。でも、長いです。革命には長い長い抗争があるのですから。2時間以上戦い続けます。これでようやく「前半」なのです。メキシコからキューバにプレジャーボートで密入国した最初の戦いで80人以上居た同志が17人になっちゃいます。それから苦しい苦しい密林での行軍です。チェは喘息なのです。一生懸命生きて駆け抜けたチェは天国で安らかに眠っているのだろうか。革命って何だろう?考えたとおりに回っていくものではないと思う。だってみんな考え方はいろいろだもの。チェは例えばカトリックの司祭になったら違う頑張りで世の中に貢献出来たかもしれない。マザーテレサのように。だってすごく真面目に生きているんだから。でもみんながチェのようには生きられない。みんなが王貞治になれないように、みんながタイガー・ウッズになれないように。革命を頑張るって難しいなと思いました。申し訳ないが「後半」の「チェ 39歳 別れの手紙」は見に行かないと思う。
2009年01月10日
お正月なので暇にまかせて映画を見ています。本当は007をお正月のうちに見たいなあ。今回、公開が遅いんとちゃうか!?さて、K-20怪人二十面相・伝ですが、お正月映画っぽいはちゃめちゃさで、楽しめました。まず設定。第2次世界大戦が起きなくて、戦前の日本の体制(華族とその他大勢という階級社会)がそのまま続いている1949年の物語というのが面白い!身分を超えては生きられないという前提の会話が、実は今の2極化しつつある日本の社会をはっきり表している。サーカスの少年が「働きづめに働いても食うのがやっとで、このまま一生終わるんだろ!」と。食べられない子供たちにお嬢様の松たか子が炊き出しをするのも、なんだかリアル。次が金城 武!彼が主役なので成り立つはちゃめちゃさです。どんなときでも口角が上がっているのが好き!36歳なのにさわやかなのは本当に不思議。最後のシーン、バッドマンのラストシーンに酷似しているけど、金城だから全く違うテイストです!ぜひ味わってください。最後に脇役の皆様!松たか子のノーブルだけど親しみやすい、はちゃめちゃもさもありなんと思えるキャラがいい!明智小五郎の仲村トオルは、とっつきにくくお高く留まっている感じ、遠藤平吉(金城)とは身分が違いますっていう感じがいい!サーカス団のからくり師 源治とその妻菊子夫婦がいい!お正月の間にわはははっと笑いながら見るのが幸せな映画でした。「K-20怪人二十面相・伝」公開の絶好のタイミングのリリース!二十面相に、明智探偵ともに少年探偵団BD7が挑むTVシリーズ!ビクターエンタテインメント 少年探偵団 BD7 DVD-BOX
2009年01月04日
見ました!デカプリオのワールド・オブ・ライズ。フェリスという名の現地の部下(デカプリオ)に、安全なアメリカから指示を出す、アメリカ企業を体現したような上司ホフマン。(Felizとはスペイン語で「幸せ」の意味。新年オメデトウは「フェリース・ナビダ!」)ずるくて頭が良くて自分の昇進がすべてに優先するデブ上司ホフマンがラッセル・クロウだと、映画を見ている間はぜんぜん気が付かなかった!ワールド・オブ・ライズこの役作りのため、20キロ太ったという。さすがプロ。でも戻せるのがすごい。戻せるのか...?世界が大変なことになっているとよく分かった。真面目すぎるって困るなあと思う。儲けるとか、昇進するとか、ほかの国を裁くという作業を力の限り行うということは、周りの大勢の人を蹴散らすことになる。デカプリオは「ディパーテッド」「ブラックダイアモンド」とこの「ワールド・オブ・ライズ」で完全に復活を遂げたと思う。よかった。素晴らしい。「ギルバート・グレイブ」「バスケットボール・ダイアリー」「太陽と月に背いて」「ロミオとジュリエット」「タイタニック」のレオ様と、今のデカプリオは違うキャラクター。その間の映画では倒れそうなつまらないものもあった。正直「ザ・ビーチ」は途中で席を立ってしまいました。「アビエイター」も話としては面白かったけど、デカプリオである必要は無いと思ったし。今回は良い映画でした。じっくり見るとよいです。
2009年01月04日
初日一回目を見に行きました。60歳台の女性がお友達と連れ立って来ている・定年後の夫婦はお二人で・30歳台の女性はひとりで来ている感じでした。頭が良くって野心的な姉アン・ブーリン(ナタリー・ポートマン)と、賢い男性に従い、結果幸せが巡ってくる妹メアリー・ブーリン(スカーレット・ヨハンソン)。ヘンリー8世の奥様、スペインから来ていたキャサリンは、至極まっとうな人で、ヘンリーは結果、このまっとうな、何の非も無い奥さんを追い出した自責の念を最後アンに丸投げして、首をはねたんだなあと思いました。だからその後奥さんにしたジェーン・シーモア以降の奥さんたちに対しても歯止めが利かなくなっちゃって、我慢しないで次々丸投げ。思うんですけど、今も昔も男って、お金があって家柄があって教養があってこそ男じゃないですか。だからお金も家柄も教養も無くともまっとうな男はがんばる。自分の心に手をあてて「俺大丈夫」と言えない男はかわいそうにも自分の上の蜘蛛の糸を切ってしまう(by芥川龍之介)。大事な蜘蛛の糸を切って次の人生蟻になってしまう。でもそのことを死ぬときじゃないと思い出さない。男は遺伝子の設計図にそう書いてあるんで「自分が一番偉い」と思っているが、自分の人生・パワーは無限じゃないことをどこかで悟る。ヘンリーは先に丸投げした奥さんたちを、自分が死ぬとき心の中でどう整理したんだろうか?少なくとも顔も知らないお母さん(アン)をエリザベスは最後まで心に留め、お母さんの分も生きたんだろう。CGを使っていない淡々とした映画でしたけど、60歳のおばあさんの心にはきっちり残りましたね~。しみじみと良い映画でした。ブーリン家の姉妹(上)ブーリン家の姉妹(下)
2008年10月25日
アンジェリーナ・ジョリーの「ウォンテッド」観ました。CGにお金をかけたことは素晴らしいと思いますが、かなり作り手の自己満足なんじゃないかと。まったく面白くない(怒)!!金返せ!!なんでイタリアロケが必要なんだ!?銃・ナイフの乱用。乱用することに意義も見出せないし。これをみたアメリカの田舎の高校生がまた銃を乱射するのが予想される。その乱射で殺される高校生の親はこの映画を作った人に賠償請求してよいと思う。観た後に何も残らない上に、気持ちが悪くなる。アンジェリーナ・ジョリーのセクシーさ、力強さはきちんと出せている(予告編観れば十分)。でも、UNHCRの親善大使を引き受けたり、貧しい国の子供を何人も養子にしている彼女の生き方とこの映画は接点が無い。自分の生き方を見せてくれるハリウッドセレブなんだからオファーに気をつけてほしかった。でも、ひとつ理解したことと言えば、アメリカのサラリーマンで、人を蹴落とすことが苦手な人、はっきりした生き方を持っていない人は「負け犬」となり、ウェスリーのように「砂を噛むように味気ない」人生を送っていること。そしてアメリカの「勝ち犬」は短期的な利益を出すが結果今回のサブプライムに端を発する世界を巻きぞえにして恐慌を起こすような自分本位を行っていること。日本が戦争に負けたときの正しくて豊かなアメリカはもうどこにもいないということ。モーガン・フリーマンにも同様にがっかり。仕事を選んでほしかった。
2008年10月12日
あまり期待しないで行ったらすごく面白かったです。まず出演者がゴージャス!3部作だから、今回ちょこっとしか出ない人も次作で活躍するのかなと期待でワクワク!吉行和子さん(キリコの恋人の母)とか佐野史郎さんの双子(ヤン坊マー坊)とか。渋い中年続出!香川照之さん(ヨシツネ)とか佐々木蔵之介さん(フクベエ)、生瀬勝久(ドンキー)!次に時代!日本が元気だった1970年あたりの過去と、2015年くらいの未来、それから劇場(2008年)がめまぐるしく行き来する。わくわくした子供時代を過ごして人は大人になるんだなあと思う。ケンジたちが原っぱで遊んでいたころ、おかあさんはみんな家でごはんを作ってた。おかあさんの働き口なんか無かった。おかあさんが働いているおうち≒仕事は内職のホンコンフラワー作り≒貧乏≒ドンキー?でも貧乏でも楽しかった!最後に唐沢寿明さん!彼は日本のトム・クルーズ。映画を楽しみ、演技を楽しみ、そして観客を楽しませる!劇場は20歳台のカップルでいっぱいだったけど、おじさんおばさんが見ると、原作脚本の浦沢直樹さんが言うように「3度泣く」!
2008年09月28日
壁紙を花火からワンちゃんに変えました。急に寒くなって、夏が終わったなあ~と感慨を覚える今日この頃。「ダークナイト」観てきました。アメリカではあっという間に大ヒットらしいですけれど、ハリウッド映画好きでフランス・韓国映画苦手な僕はやはり、暗すぎる内容にお金を払い、すっきりしないで映画館を出るのがどうもきらい。ロードショーからしばらく経っているのに人気のようで、映画館は混んでました。ジョーカー役のヒース・レジャーは「鬼気迫る」演技。「あんなに役に入れ込んでいたら、そら具合も悪くなるやろ」と何だか気の毒になりました。こだまひびき師匠ではありませんが「そんなやつおらんやろ~」と思う。ジョーカーのように憎しみや不満や幸せな人を壊したい気持ちを何十年も持ちつづけるって、単純な僕には「人生の時間がもったいない」と思える。いつまでも悪い気持ちでいると、自分の身体が痛むよ。そういう意味でブルース家の執事アルフレッド役のマイケル・ケインは救いでした。1933年サウスロンドンの貧しい家に生まれ、学校中退して演劇の道に入り、18歳で徴兵され、20歳で除隊。それから沢山の映画と芝居に出て、2000年にはナイトの称号をもらって、そして75歳の今も楽しんで演技している。目が静かに笑っている。幸せそうな目。癒しの目。同じ事なら白い人で居たい。自分の中の黒い人に向き合ったまま時間を過ごすのはもったいない。
2008年08月23日
高校野球をTV観戦すると、何だか若い力が湧き上がる気がします。(でもたぶん、甲子園のアルプススタンドに本当に座って観戦していたら熱中症になって救急車に乗ってしまう病弱な自分です)今日の沖縄代表浦添商と北神奈川代表慶応の戦いを見ていたら、アルプススタンドに、60代慶応OBのおじさま達が沢山座って応援していました。命がけの観戦!そのくらい嬉しかったんだろうなあ。生きているっていいなあ。慶応の投手はいつもの先発田村くん(小学生みたいにニカッと白い歯で笑うけど、戦う目になるとキットして、それも野球アニメみたいなお顔)ではなく、物静かな只野くんでした。7回ウラから浦添商のエース伊波くんが出てきて、田村くんとのエース対決で、田村くんの目はホントにキットして、ヒットを飛ばした後、1塁の田村くんはまたニカっと白い歯で笑ったけど、その直後攻守入れ替わった8回表、投手田村くんが出てこなくて、ドクターが走って来て、10分くらい左足のマメの治療をしていた間、ファースト守備に回っていた只野くんに伝令が飛んでファースト用のミットをピッチャー用のグローブに取り替えられて、淡々と3回くらい投球練習をして、また伝令が来てピッチャー用グローブよこせと言われファースト用のミットを渡され、また淡々としているのが、本当に、只野くんだなあと思いました。惜しくもサヨナラ負けしたけれど、泣きもしない、ニカッと白い歯で笑って甲子園を去るチームがいてもいいと思いました。明日は準決勝。浦添商頑張れ!
2008年08月15日
スーザン・リネット・ブリー・ガブリエルの四人に似たマダムは全員日本にもいるように思いますが、わたしはブリーに一番シンパシティを感じます。きっちりやりすぎるのはやはりマダムの王道ではない。ブリーはもっと人生を楽しんで良い。(スーザンほど天然ボケでなくても良いから)でも、賢いブリーはどこかでそのことに気が付くと思う。それに気がつくことがブリーの人生の旅。子供の居るマダムはスーザンのようにお気楽に生きるのが一番。母は賢すぎては子供が痛む。子供が居ないマダムはガブリエルのように自分優先で生きるのが一番。だって自分の人生じゃないですか。リネットは結局器用すぎて自分の人生のポイントを絞りきれていない。最もマネしてはいけないパターン。そんなふうに思います。シーズン7まであるそうなので、まだまだ目が離せません!http://item.rental.rakuten.co.jp/dvd/pr=affili-inc1/1006146/?dev=dafl1006146
2008年08月13日
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