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ワシは幼い頃から、感受性が強かった。
父方の祖母が宗教家であっせいか、
夏休み、冬休みには、電車で1時間ほどの町に兄と連れ立って
祖父の暮らす家に.出かけた行ったものだった..。
[門前の小、習わぬ教を詠む..。]
般若心経を、スラスラと諳んじていたよ。。
その兄も35歳の若さで彼の国に旅立った..。
兄がこの世から消えて行った後、
人生の様々な試練に直面した時、頼りにしていた兄を思って
何度苦しんだ事であっただろぅか..!。
今のワシは老いて
歩く事も、ままならない。。
山の神も相応に体が弱って、相応が老々介護の身の上である..。
その昔であれば、とっくに此の世に
オサラバしている..。
医学の進歩、発展により、生き永らえている訳だねぇ..。
従容と最後を迎えたいと言うのが、座右の銘の銘でもある。
自他ともに公言して憚らない..。
難しい表現だけと゜命の永遠性をひたすら信じて生きて来た..。
だから、決して悪い事はしなかったし、これからもしないだろう。。
幼い子供たちに出会ったら、
ワシは頭を垂れて[今日は、久しぶりでしたねえ...。]
[お元気でしたかぁ...。?]と、挨拶をすることにしている。。。
出会いが稀有な事であるから、縁を大切にしている訳だよ。。
その親御さ、怪訝な目でワシを推し量らっている。
この人、一体いったい誰の生まれ変わりなのか?..。
凡夫であるから、答えが分から無い。。
仏典には釈迦の輪廻転生が説かれている。
[如是我聞]...。
この様に私はお釈迦様から学びました..。
釈迦の弟子たちが告白した文章こそが、仏法の経典であるらしい。。
だから、全ての経典の始まりには
冒頭に[如是我聞]からすべて始まる。。
是の如く我は聞きたり。。
生命の永遠性を信じて、お互いの人格を尊重して、命の尊厳を
労わって行けば、決して、むごい戦争等は起こらない。。
否.、起こされないのだ。。
宗教による対立、宗教を根底とした価値。。
宗教が起因した悲惨な争い、苦しみが始まっている。
カスミを食して生きながらえば、
他の命を奪わずに済む。。
この世を命終したら、その様な環境に生まれ変わりたいものだ..。
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