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2005年01月19日
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 毎年 調理師学校の1月の授業では、生徒達に1年の抱負をスピーチして貰っている。

 料理は、同じ素材を どのような味に、どのような形に表現するかの世界だが、スピーチも どのように 自分のこれから1年の夢や希望を表現するかという点では繋がっていると思う。

 スピーチで上手く自分を表現出来る生徒は、料理でも上手に表現出来る筈だ。

 案の定、いつも必ず追試を受ける やる気のない1人の生徒がスピーチを棄権してもいいかと言ってきた。やる気のない奴が作った料理なんか食べたくないのと同様、やる気のないスピーチなんか聞きたくもないので、棄権を許可した。

 毎年 このスピーチは、私が採点するのではなく、生徒達に ベストスピーチを投票させている。

 と同時に、だれの笑顔が一番素敵だったかも、生徒に ベストスマイルとして選ばせている。

 接客には 何よりもスマイルが欠かせないからだ。どんなに美味しい料理を出しても、店の人間が仏頂面で応対したのでは、客は来なくなる。

 就職試験でも そうだ。

 以前 7年程教えていた、秘書系のビジネス専門学校でも、笑顔のいい生徒から順に 就職が決まっていた。



 きょう ベストスピーチ賞を争ったのは、いつも学科試験でも 1,2位を競い合っている、元中学校の国語教師と元婦人自衛官の女性ふたり。結局 自衛官が賞に選ばれた。

 婦人自衛官は競争率も高く、かなり学力がないとなれないものだが、知能のレベルの高さを伺わせるスピーチだった。

 意外だったのは ベストスマイル賞。
 並み居る女性陣を尻目に、僅少差で 1,2位を分けたのが23~4歳の男性ふたりだった事。

 今や 女は度胸、男は愛嬌の時代なのか。

 2票の差で 惜しくも2位となった佐賀出身の生徒は、入学早々の自己紹介で(笑顔を作るのが下手で、人との間に壁を作ってしまう)と語った男性だったが、これをキッカケに自分の笑顔に自信を持つ事だろう。

 何だか とても嬉しくなった。

 帰宅後、きのう届いたスイートポテトを食べた。

 私はこのスイートポテトに目がなくて、通販や生協のカタログなどで、その名を見ると、すぐに買ってしまう。

 きょう食べたのも2種類。

 札幌の わらく堂の(北海道 皮つき!スイートポテト)と東京の不二泉製菓の(スイートポテト)。


 福岡空港で売っているロイヤルのスイートポテトも羽田空港の(東京・エアーポテト)も82点ぐらいか。

 時々 生協(Fコープ)で買う(お百姓さんが作ったスイートポテト)は 85点ぐらいだが、なかなか90点以上の これだ!というのに出会えない。

 それでも一度だけ、100点に近いスイートポテトを食べた事がある。

 小倉の ある女性と見合いをした。最初から 余り気の進まない縁談だったので、すぐにお断りしたのだが、程なく 母上が、(近くまで来たものですから)と、当時の 私の福岡の団地の住まいを訪ねて来られた。
 そして (娘の手作りですが、お口に合いますか・・・)と、スイートポテトをお土産に頂いた。



 バターがたっぷり使ってあって、甘さもしつこくなく、それまで食べた中で最高だった。それ以降も、あんなに美味しいスイートポテトには、お目に掛かってない。

 彼女と結婚すれば、あのポテトが時々は食べられるのだと思うと 縁談を断ったのを ちょっぴり後悔した。

 いや 初めにあれを頂いていれば、断ってなかったかもしれない。

 もし お料理上手なお嬢さんがいて、見合いをするのだったら、その席のお土産に、手作りの一品を持って行く事をお勧めしたい。きっとポイントが上がると思う。

 私にとって当たり外れのある食べ物の2番目は、炒飯。
 時々 これなら自分で作った方が よっぽど旨いやというシロモノに出くわす。

 大体 白っぽい炒飯は不味い。脂ぎってて茶色に近いもの程、私は美味しいと思う。そんなチャーハンに、スープでも付いていれば最高。

 最近 福岡では美味しい炒飯を食べさせる店が少なくなったような気がする。

 中華でいうと、水餃子も当たり外れが多い。
 私が 家で作る水餃子は 皮が薄く、口の中にツルリと入るものだが、街の中華料理店の物は、総じて皮が厚すぎる。

 水餃子は、酢醤油で食べるのが本道だが、時々スープ入りの物を見かけるし、通販でも わざわざ スープ付きと表示して売っているものが多い。

 ある中国人のコックさんは、苦々しげに(あんなのは水餃子じゃないよ。ワンタンだよ)と言っていたが、私もそう思う。

 中華で言えばもう一つ、芋の飴煮も ハズレの方が多い。
 本場のものは長芋を使うが、日本では殆どがサツマイモ。

 出来立ての アツアツで、飴が糸を引いているのを、ボウルの水で切り、口に入れる。
 外は堅くて甘いが、中は真っ白で柔らかく、あじも淡白だ、そのコントラストが何とも言えないのだが、サツマイモだと、大學芋を食べているようで味気ない。

 福岡では長芋を使っている所は、全体の1割も無いのではないかと思うが、たまに そういう店に行くと、やったあと嬉しくなる。

 最後に 和食での当たり外れでいうと、マグロのトロ。

 中には、赤身と殆ど変らないマグロを 中トロと称して出している寿司屋もあり、回転寿司などに多い。

 高級な(高価な)寿司屋に行くと、本当のトロが食べられるのだろうが、最近は安い所ばかりしか行かないので、本当の中トロ、大トロが食べたい。

 私が 今まで食べたトロの中で一番美味しかったのは、国会の議員食堂の中に、小さなカウンターがあって、そこで握って貰った中トロの寿司。
 口に入れた途端に、トローッと溶けてしまいそうな味わいで、こんな美味しい寿司を毎日食べられる代議士が とても羨ましく思えた。





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最終更新日  2005年01月27日 18時53分25秒
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