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2006年03月02日
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 銀行に用事があって 午後から出掛けた。

 やたらと 道路が混んでいた。

 私の家は 福岡の陸の孤島で、1時間に2~3本のバスが来るだけで そのバスも 道路の幅が狭い為 通常のバスよりもやや小さいミニバスを運行している。

 勿論 片側1車線だが、その道路があちこちで掘り返されている。

 毎年 年度末の2月から3月に掛けて 年度内に予算を使い果たす為か、紅白の旗を持ったおじさんが 片側一方通行で 渋滞した道路の交通整理をやっている。

 きょうは 1キロ足らずの間に 3箇所も工事をしていて 急いでいる私としては 非常に腹が立った。

 天神に着くと いつもの1時間100円の駐車場は満車で、仕方なく30分100円の所に停める。

 2時前だったので、お気に入りの(鮨金)で 一半寿司を食べる。

 お目当ての みずほ銀行に着いたのが2時半頃。



 三菱では 実印だけでOKだったのに、融通の利かないこと極まりない。

 三菱とみずほの格の違いを見せられたが、今回は免許証もカードも持って、万全の構えで臨んだ。

 順番待ちも1人だけで すぐに受付をしたのだが、たかが定期預金とカードローンの解約に50分も待たされた。

 もう一軒行く予定だった銀行も 閉店となり また出直さなければならなくなった。

 こんなに要領が悪いなら 先にその銀行に行くべきだった。

 でも 解約して こんな銀行と 完全に縁が切れてすっきりした。

 駐車料金は500円だった。いつもの駐車場が空いていたら、200円で済んだのに。


 きょうの映画  「いぬのえいが」

 犬と人間とのふれあいを描いた映画。

 犬童一心ら6人の監督がメガホンを取り、12のエピソードをミュージカルあり、アニメーションありのリレースタイルで繋いでいく構成になっている。

 冒頭はアイリシュ・セターを連れた佐野史朗と 4匹のヨークシャー・テリアを連れた渡辺えり子が 公園で出会い、歌と踊りで お互いの犬を褒めあうナンバーで始まるミュージッカル仕立て。



 ドッグフードのテレビCMのプランナー役を中村獅童(小林旭の息子?)が演ずるストーリーも面白かった。

 一流モデルの伊東美咲を起用したCM作りに悪戦苦闘する山田は、少年時代を回想し ある犬との思い出に耽る。

 喘息の治療の為に 田舎の学校に転校した彼は、ひとり 空き地で アンパンを食べようとする自分を じっと見詰める柴犬と出会う。

 仕方無しにその犬にパンを与えると、犬はくわえていたテニスボールで遊ぼうと 彼に促す仕草をする。

 その犬にポチという名前を付けて ボールにも名前をサインしてやった彼は それから 毎日その広場に来て ポチとボール遊びをするようになる。



 しかし ある日 遠くまで投げすぎたボールが 雑草の草むらに入ってしまい、ポチが探すのに手間取っているうちに 大雨が降りだし、彼は喘息の発作で倒れてしまう。

 少女の通報で駆けつけた救急車で 彼は東京の病院に運ばれる。

 ボールを見つけられなかった自分に責任があると思ったポチは必死になってボールを探し出すと、少年のあとを追って長い旅に出る。

 途中 脚を怪我して ポチが運び込まれた東京の病院が 偶然にも少年が入院していた病院だった。

 一足違いで退院した少年のベッドで その匂いを嗅ぎつけたポチは それから毎日 病院の玄関で少年の帰りを待ち続ける。

 それから数年が過ぎ 老犬となったポチは病院の玄関で 看護師や入院患者らに見守られ 静かに息を引き取る。

 傍らに、ポチと書かれた古いボールを残したまま。


 CM作りに疲れ果て 会社を辞めようと思った かつての少年・山田君は、懐かしの場所を訪れる。

 しかし 空き地だった場所には大きなスーパーが建っていて 昔の痕跡はなかった。

 ただ 空き地の向かいにあった あのパン屋は残っていて、そこには 成人した あの少女が 今も働いていた。

 そこで 我々をジーンとさせる あるエピソードが披露されるのだが、ここでは書かない。


 この映画 前半は単なる愛犬物語かと思って観ていたのだが、後半 この話あたりから ぐっと盛り上がってきた。

 実はビデオを観ている途中で 他に いい映画を放映していたので、テープを巻き戻して録画した。

 だから この映画の 前半は重ね撮りで消えてしまった。

 もし この映画を最後まで観ていたら 絶対に保存にして、重ね撮りなんかしなかったのに誠に残念だ。

 最後のストーリー、死んだ愛犬マリモに 飼い主の少女が語りかけ マリモも少女に答えるという 詩のような一篇も切なく 感動的だった。

 チワワ シーズ バグなど50種類90匹の犬が登場するこの映画を観ると、犬を飼いたくなる人が多いと思うが、少女の(何故 私よりあとから生まれて 先に大人になるの、何故私より先に母親になるの、何故私より先に逝ってしまうの? もう犬なんか飼いたくない)という叫びを耳にすると、躊躇ってしまうだろう。

 心の通い合った愛犬の死は 肉親のそれ以上に寂しいものかもしれない。もし自分が先に死んだら、残された愛犬はどうなるのだろうと考えると、死んでも死に切れないだろう。

 そう考えると やはり私は犬は飼えない。 






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最終更新日  2006年03月03日 03時45分52秒
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