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スペイン人の子どもたち指導を始めて 1週間ちょっとが経った。最初は子どもたちをコントロールすることに悪戦苦闘したものの、最近はAlevín(11歳~12歳)の子どもたちを主に指導するため、コントロールに関してはさほど大きな問題はなくなった。 ただやはり言葉の壁は大きい。 聞き取りに関しては、頭の中で日本語に直さなくてもすんなり意味が解釈できるようにはなってきたが、話すことに関しては、まだ頭の中で言うべき言葉を反芻している状態。 自分の言葉でしっかり伝えたいという思いと、上手く伝えられないというギャップにもがき苦しむも、監督が、 「今は頭の中で考えていることと、言葉とが一致していないんだろう。時間が解決してくれる。焦らずに今できることをしよう。もしコントロールが難しいならAチームを指導してみるかい?Bチームよりは飲み込みが早いから少ない言葉で伝わるはずだよ?」 なんてあたたか~い言葉をかけてくれるものだから、さらにやる気は出る。素晴らしい監督にめぐり会えただけでも感謝しないといかん。しかも指導の後のinfantil(13歳~14歳)やcadet(15歳~16歳)の練習は、説明がしっかり理解できだしてから学ぶことがさらに多い。 監督のためにも、もちろん自分自身のためにも、さらにポジティブに生徒に接していこうと思った。 監督はああ言ってくれましたが、そのままのチームで頑張ろうかと。自分の言葉でしっかりと伝わるまで、後ろ指さされながらも頑張らないとね。 色んな葛藤を蓄えて、経験を太らせて帰りたい。
2008/02/02
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月に1度のペースで更新しているような気がしますこのブログ。笑 1月に入り、予てからお願いしていた、スペイン人の指導を開始。 想像以上だな。笑 ボールを持って走りだす子、プロレスを始める子、喧嘩を始めたかと思えば、すぐにじゃれあいになる姿は可愛いものの、いくら練習中だと注意しても、笑顔でそれらを続ける。 「サッカー」に熱がある子ども、「遊び」に熱がある子ども。両方いる状況。日本人学校の指導で経験したことが直接生きるであろうこの環境。問題は言葉の壁。高い。 子どもであるからこそ、むきにならずに、上手に遊ばせながらサッカーというスポーツに興味を持ってもらいたい。サッカーに熱意のある子は尚更。違った動機付けを勿論する必要があるし、対極するモチベーションの子どもたち(特に低い年齢)を同じように練習させることは至難の業である。 まずは「コントロールする」こと。これが暫くの目標になりそうな。事情は勿論色々あり、今のチームの下部組織ではない。だからこそ、「楽しい」「遊べる」そういった、スペインに来てから初めて学んだサッカーの指導感覚をダイレクトに伝えられるのではないか。 先は長い。だけど、ちょっとした「遊び」が、すべての「興味」を支えている。
2008/01/26
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そういえば最近ブログ書いてないな~って思ったら、1ヶ月も経っていました。w チームの方の年内の練習も一昨日で終わり、クリスマス前にゆっくりとした時間を過ごしています。 さて、先日は初めてスペインにて一人旅をしました。4泊5日で北部ビルバオへ。目的は勿論サッカーです。気になっていたんですよね、バスク人だけで構成されるアスレチック・ビルバオの実態が。育成が。マドリー、バルセロナと共に、2部に落ちたことない秘密が。 ビルバオにて素敵な人との出会いを果たしました。この人なしではあの旅は語れません。 倉本和昌さん。現在彼は、ビルバオにて、二つのチームを掛け持ちしながら、一方のチームではアシスタントコーチ、一方のチームでは監督をされています。いや~、サッカーに対する情熱が物凄い。 そんな彼にべったりとひっついて、ビルバオにてサッカーの実態を学ぶと共に、色々なことに気づかされました。 自分はこれまで、「サッカーを介してしか語ることのできない人間にはなりたくない」ということを思ってやってきましたが、彼と会ってその考え方をもう一度改める必要がありそうだと。。 「サッカーを介して?いや、俺、サッカーのこと実際何も知らへんやん・・・」 幼い頃、サッカーマガジン、ダイジェストを読み漁り、毎週欠かさずJリーグを見て、選手名鑑に目を通し、新聞で移籍や勝敗をチェックし、ノートにメンバー表をビッシリと書き込んでいた・・・あのときの瑞瑞しい気持ち・・・一体どこに行ってしまっていたのでしょう。 いつからか「サッカー監督」を目指す傍らで、サッカー以外のことからのアプローチにばかり目が行き、肝心のサッカーの情報を自分の中に取り込むことを怠っていた気がします。 彼のサッカーに対する姿勢、サッカー監督である前に、純粋にサッカーが好きで好きでたまらない一人の人間としての姿勢、それに終始見とれていました。 そして、そんな彼にべったりくっついたお陰で、たった4日間の間でしたが、信じられない数の人と接し、お話する機会を頂きました。これも全てがサッカーで繋がっているのだから驚きです。 移動のバスの中、レストラン、バルの中、スタンド、ずーーっとサッカーの話。あそこまで無邪気になってサッカーの話に没頭できたのは何年ぶりか・・・。出会いは財産です。彼を介して出会った人と、先日バルセロナでお食事をしながらこれもまたサッカーについて熱く語る機会がありました。忘れかけていた何かが、彼らとの会話によって、自分の中で沸々と燃え上がっていっています。 もう一度、純粋にサッカーを楽しめるように。サッカーを本気で好きになれるように。彼らにもらった刺激を行動に変えてみようかと思います。 ありがとうございました。 って結局、育成のことなどに全く触れない日記になってしまいましたが、追って掲載しようと思います。悪しからず。
2007/12/22
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バルセロナ市内から北に向かって伸びる一本の線路、Ferrocarrilsと呼ばれる、市内から郊外まで出るための電車に乗り約25分、Sun Cugatと呼ばれる駅にある、Colegio Europaというスポーツの専門学校のグラウンドで、Josep Maria Genéのトレーニングは行われる。 今日も学校までの約1時間半の道のりの間中ずっと、どこに焦点を絞って見るかを考えていた。 スペインにサッカーを学びに来た明確な理由はない。ただ日本とは体格もスタイルも似ているし、目指すべき方向性だと思うことと、世界一のリーグを有する国での育成に興味があった、ただそれだけ。現地でチームに入って、見えてくるものから考えようと思っていた。 ただここに来て思うことは、「練習メニュー」や「技術」を学びに来ているわけじゃないということ。以前も記したように、サッカーに関する専門書や、練習メニューの情報は、日本の方が簡単に入手することができる。 「オリジナル」という言葉の大きさ、それが「生きている」この国で、日本で自分が行っていた、行おうとしていたことに近い、それを極めようとしているチームに属し、はっきりとしたものを「得た」という感覚で帰りたいと思っていた。 ただ具体性を求めれば求めるほど、「メニュー」や「理論」の範囲にとどまってしまう。 やはり精神面、その国での選手一人ひとりの哲学、日常の意識がどのようにピッチに影響を及ぼしているのか、それを探りたいと考えている。 ただそのためには、もっと深くチームと関わる必要性がある。しかし、時間や日数が限られており、大学に通いながらの生活のため、この一年では難しいかもしれない。 だからこそこの一年では、「確認」という意味も踏まえて、日本で皆が、自分がやろうとしていることは、世界のレベルの中でどういった位置づけなのか?日本だけのオリジナルのヒントは? そういったところを現地で「考えて」帰りたいと思っている。 全てはすごく抽象的で、今の段階では上手に言葉にはできないが、漠然と思っていることはそんなこと。日本のスタイル「考えて走る」は定着したが、日本のサッカー選手の在り方はまだまだ確立されていないと思う。 中田英寿という素晴らしいモデルから学ぶべき要素は多々あったと思うが、今の日本に彼の発想がフィットしないということは、現地に来て何となくわかったこと。それをもうちょっと具体化し、言葉にできるようになって帰りたい。
2007/11/23
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工事中のサグラダ・ファミリアが左手に見える。一方で、前を向いて坂を上り始めると、タバコの吸殻が散漫し、大型のゴミ専用のコンテナと路上駐車が道を塞ぐ。いつもと同じこの道も、いつかまた、特別になる日がくるに違いない。 そして、そんな今日この頃、こんな道を歩くとき、スペインにいることを強く実感する。それ以外では、ほんとふとした瞬間。 駅の改札を抜けた時、学校の階段を上がる時、トイレに入った時・・・・。ふっと意識してスペイン語を聞かない空間に入った時に、頭で認識していることと、無意識に持ち合わせている感覚とが顔を合わせる。 「慣れ」って怖い。ちょっと前までは特別なことだったのに、今では真新しさの欠片もない。サグラダ・ファミリアも同じ。初めて見た時のもの、今左手に見えるもの、同じものなのに、あることが「当たり前」になっている。 そんなマンネリを一新する出来事。ふとした瞬間に訪れるもの。 日本人学校にて、特別ゲストとして鈴井智彦さんがいらっしゃった。雑誌Numberなどで活躍されているプロのカメラマン。その方が一日コーチをしてくださった。 いくらカメラマンとしてはプロだとは言えど、指導となれば別・・・なんて見方も勿論あると思う。しかし、やはり一つの物事のプロは枝分かれした時にこそその経験を生かせるもの。ましてや「素人」も「玄人」もないこの世界、いい指導かそうでないかは子供が決めるもの。 彼の指導が始まって、最初の一声で全てがわかった気がした。「ああ、これはすごいわ。」 子供の心を掴むことがとにかく上手。「遊び」をよく知っている。自分のスタイルがしっかり確立されているので、子供たちから必死でついていこうとする。 そんな印象かな。自分はまだまだ子供たちを「惹きつけよう」としている。彼はもうすでに開始2分で「惹きつける」作業は終わらせ、そこからは一緒になって楽しむ作業に従事しているようだった。 フィルターを通していない、生の子供たちは一体彼の目にはどのように映ったのだろう。彼の中に刻まれている一コマ一コマが、頭の中で、次の新しいイメージへと変化していくのだろう。だからこそ、子供に対してもクリエイティブに接することができる。 彼が練習メニューを組み立てて、準備してここへ来たとは到底思えないほど、機転が利いていた。 工夫、努力は勿論かかしていないつもりである。だけど、やはりどこか変化の起きない自分に、生徒に、意識はなくともマンネリを感じていたのかもしれない。今日は改めて、「プロの業」を拝見することができた。 ちょっとずつツマミ食いをして、柔らかい感覚を手にしたい。 慣れの中に新しい発見を。毎日少しずつ少しずつ。
2007/11/21
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2日前くらいまでのネガティブシンキング。霧が晴れたわけではないが、ある程度気持ちの整理はついた。 「最後までやりきれない」「無理ができない」ってもどかしさが全ての原因。自分には障害がある。指導者を目指すことになった理由もそれ。結局は妥協や我慢でしかない。 勿論、そう思ってここまでやってきたわけじゃない。心から「指導者になりたい」と思ってここスペインにやってきたのだが、同じような悩みを再び繰り返す。 体調管理をしようが、バランス良い食事をしようが、結局は「危険信号」がどこかで出てしまう。限界がはっきりと自分でわかってしまう。無理することが大切、ちょっとした無理が効く「若さ」がある時期に、とっても痛手だと、深く落ち込んでいた。 仲間に相談した。同じように、志を持って日本からやってきた友達。学校の先生や友達が体調を心配してくれ、電話をくれた。家族が話を最後までゆっくり聞いてくれた。 ああ、悩んでられへんな。自分でできることはここまでってわかってるなら、その範囲の中で納得するまでやって、そこからまた上を考えればいい。 そして何よりも 気にかけてくれる、彼らのために頑張ろうと思った。人のために頑張ること、やっぱりここに帰ってくるんだね。 障害を持つことは確かに不利です。でも優しさをこんなにも肌で感じることができる。これは何にも変えがたいもの。 サッカーを通り越え、自分と向き合った数日。スペインに来てやっとスタートダッシュが切れた気がする。 また悩むかもしれない。その時は少しだけ甘えさせて下さい。 いつもありがとう。
2007/11/17
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風が冷たくなってきた。少し大きめのジャンバーに身を包みながら、あどけない笑顔で走り回る彼ら。中には半袖で走り回る元気な子もいるが、我慢しきれずにもう一度身を包む姿が実に可愛い。 子どもが苦手だと思っていた自分が、いつのまにか子どもの指導の虜になっている。変化や素直な表情を観察することはとても楽しいものである。 さて今日は、先週の日記でも紹介したように、拗ねてしまった1年生の男の子の様子を伺うことからスタート。やはり注意をされたからか、挨拶をしても返事がない。最もな行動だ。自分が幼い頃も、怒る先生=嫌い という概念が、少なからず存在した。 フルコート(フットサルの大きさの)で20分間の試合をすることからスタートしたが、彼に変化が見られた。周りの子に対しての言葉の掛け方が、以前よりも柔らかくなっていた。はっきりとはわからない。でも、表情や態度から見ても、明らかに変化が伺えたのだ。 試合後、彼の元に行き、「今日の言葉の掛け方良かったよ」と手を差し出すと。ちょっと照れながらも握手を返してくれた。その後の表情は説明も必要ないほど。率先して体操のリーダーをしてくれたり、誰よりも大声で皆を鼓舞してくれた。勿論、柔らかい言い方で。 人間って不思議。高校生であっても、小学生であっても、勿論、大人であっても、少しの言葉や少しの叱責で、劇的な変化が生まれる。ただそこに指導者のエゴがあってはいけないと思うし、今日の変化だけに満足せずに、継続的に観察していきたい。 そして、あの時にかけた言葉は本当に正しかったのか?しっかりと頭の中で反芻し、次に同じようなことが起こった場合に備えたい。それが彼に対しての感謝の印になると思う。 小さな小学生が、僕を大きくしてくれた瞬間でした。ありがとう。
2007/11/13
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やはり若い。別に見た目でもなんでもなく、「若さ」というものが指導にも出てしまうことはよくあること。情熱や行動力で勝負したいと思ってきた。勿論、その気持ちが消えたわけでもなんでもない。ただ、経験や言葉の重みを求めてしまうのは、これまた若さ故であろう。 監督って厳かなイメージだけど、もっともっと様々なタイプの監督が日本に生まれてほしいと願う。イメージやスタイルを越えたところに、その哲学が滲み出るような。 指導書やビデオ、サッカーを「学ぶ」環境は、日本の方が整っているのではないだろうか? ただ、こっちはサッカーを常に「考えて」いる。そこら辺りに小さな専門家が散らばっている。自分のオリジナルな考えをぶつけ合い、時には喧嘩をする。テレビや本から言葉は借りない。 討論をしたい。若いが故。そして、まずは型を作り、それを徐々に壊していきたい。何十年とかけて。 100を知ることはできない。いくら望んでも。ただ、1のオリジナルを創り出すことはできる。柔らかい気持ちで頑張りたい。勿論、目の前の選手を中心に。 監督ってそんな感じの繰り返しなのかな?今はよくわかりませんが。
2007/11/09
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今日から小学校3、4年生を担当することになった日本人学校。新たな発見に期待しながら、グラウンドに向かう。 監督の意向で、低学年全員で、徒競走を行うことに。 「徒競走」と聞くと。あまり心地のよい感じがしない。幼い頃から運動制限があったため、いつも列で応援していたり、配慮を受けてほんの少しの距離だけを走って、不思議な目で見られたことが思い出されるから。 今日もサーキットを作り、はしゃぐみんなをみながら、同じような年代だった頃の自分をオーバーラップさせる。 今日は彼らを見て、どんな気持ちになるだろう。。 ボールをバトンにして、ヨーイドン! コースをはみ出る子、バタバタと足の裏をしっかりつけて走る子、足の速い子・・・。色んな発見がそこにある。純粋無垢な表情、汗をかきながら、必死になって相手に勝とうとする姿に、いつしか自分が誘導役をしていたことも忘れて見入ってしまった。 あっ 思い出がダブらなくなってる。。 あれだけ納得できず、整理のつかなかった「自分」を、完全にそこから消すことができていた。ちょっとコーチらしくなってきたかな。親心に似た、彼らをしっかり見守りたいって気持ちが先行した瞬間に、何より自分自身が一番ビックリした。 時間って凄いね。こうやって過去に落としきれなかった心の垢が、いつの間にか洗われていっているんやから。もっともっと、過去の自分ではなく、現在の彼らの気持ちにシンクロしていきたいと、素直に思いました。 そして、今日は、一人上手な子が、周りの子が試合がうまく運ばないことに腹を立てて怒ってしまいました。彼自身がすごく納得できなかったんでしょうね。表情が明らかに曇り、眉間に皺を寄せていたので、練習後に話をしようと名前を呼べども呼べどもどんどん無視して進んでいく。 自分が悪いってことは理解してるな~。。 「怒らないからこっちおいで」 あれだけ逃げていた彼も、こっちにやってきました。子どもの反応って実に素直。涙を堪えながら僕の話に耳を傾ける彼の表情に、胸がいっぱいになりました。 恐らく彼は納得はしてません。来週の彼の表情と態度をしっかり見て、言葉掛けや練習を考え直そうかと思います。 どこにスポットを当てるべきなのか。彼らの納得できるような「試合」って?課題は山積みですが、色んな発見と、子どもの純粋な態度に、すがすがしい気持ちで帰り道を歩くことができました。
2007/11/07
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時代は移り変わるもの。 国見が予選で負けた。滝川第二が予選で負けた。そして新しいチームがそれを足掛かりに全国大会へ。 どちらのチームにも共通して言えること、指導者が変わった。その影響力は計り知れない。 でも、 それは必ずどのチームにもやってくること。 培ってきた伝統、残してくれた財産、新しく見直すべき点、それを整理。 指導者が変わったからこそ、継承すべきは何かを理解し、また新しい伝統を自分たちの力で築かなければいけない。 伝統があるからこそ重圧も相当だったろう。この負けが先での起爆剤になるように。名門校は頑張ってほしい。 次は挑戦者として。
2007/11/04
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ルームメイトの風邪がうつったのかそうでないのか。ついにスペインに来てから寝込んでしまいました。38度の熱、耐え切れないほどの腹痛。 そんな中、manzanilla(マンサニージャ)と呼ばれるお茶のような、何なのかはよくわかりませんが、ホストに半強制的に飲まされw、その効き目が凄いんです。 吐き気を物凄い勢いで促進させ、それによりスッキリって。食事中の方、ごめんなさい。しかし、ここ10数年、一度ももどしたことのないプライドがそれを阻止したため、恐らくスッキリしたであろうその瞬間を通り過ぎ、ほぼ一日半の間、苦しみ続けました。楽じゃねぇ。 ということで、サッカーはお休み。今日は学校でおもしろい討論がありました。 「あなたの国から見て、~の国(クラスメイトの)は、どんな印象ですか?」というもの。 うちのクラスには、スロバキア、アメリカ、ドイツ、韓国、ルクセンブルク、フランスの人たち、8人で構成されています。それぞれの国の印象を伺うもの。 私はサッカーを介して知ったそれぞれの国の印象を述べたのですが、改めて他の国に対する知識の浅さに焦りを感じました。興味を持つことが勉強に、勉強が経験に繋がっていくはずです。 そして注目すべきはJapanの印象。 「よく働く。しっかり勉強する。」 そこまでは、確かに良かったんです。イメージとしては悪くはないはず。しかし、その後が。。 「多くの男性がコスチュームを着た若い女の子が大好き」 日本ももはやこんな印象です。アニメや漫画の文化は素晴らしいのですが、違った捉えられ方をしているのは間違いないでしょう。 思ってたよりテクノロジー関係の印象が出てこなかったのが不思議でした。みんなNikonのカメラ持ってるのに・・・。 サッカーだけじゃなく、幅広く日本をPRする必要を感じました。勿論、そのためには他の国についてもっと知らなければいけません。興味を持ってもらえる国になるためにも、多くの日本人が自国の伝統や文化を深く知っていく必要があると思いました。
2007/11/02
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寒くなってきました。風邪も流行っています。うちのルームメイトのアメリカ人も昨日から熱と腹痛でダウン。日本の寒さはいかがなものでしょうか。 さて今日は、前日に記載したように、日本人学校の小学生の指導。小学生と言っても、僕が指導させてもらっているのは4歳~小学校一年生までの7人。その7人にコーチ二人でつきっきりで戯れています。 最初は衝撃を受けたものの、最近ではどのように言葉をかければどう反応するのか、どのようなメニューが喜ぶのか、彼らの視点が少しずつですがわかってきたので、以前よりは練習がスムーズに運ぶようになりました。 今日はハンカチ落としや、ボールを高く投げて地面すれすれでキャッチ、ワンバウンドリフティングやスローインで投げあいっこなど、体全体を使って動作するメニューを組んでみたのですが、やはり彼らはどうしても試合がしたいようで・・・。笑 そこは大人も子どもも全く同じなんですね。いつもと同じようにいつもの子から「つまんない、早く試合がやりたい」って言われました。 工夫って彼らの視点や考えに近づくことだと思っていましたが、それ以上ですね。時間配分からテンション、誰とペアーを組ませるかまでさらに事細かく見ていかないと、「楽しい」サッカーには変化していきません。 また、要求通り試合をしてみると、ずば抜けて上手な一年生が一人で試合を決めてしまうため、ボールに触れない子、ピッチの中で座りだす子が出てきてしまいます。 いや~大変だ。w でもそれこそが自分たちへの直接的なメッセージ。試行錯誤を繰り返して、彼らが満足できる練習を追及していきたいと思いました。
2007/10/30
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日本にいた頃、「指導者をしています」というと、必ずと言っていいほど「小学生の?」と聞かれた。無理もない。大学生が一つや二つしか年齢の変わらない高校生を「指導」するなんて、到底結びつく発想ではない。 スペインに来てもそれは同じ。年齢を意識して相手と話すことは滅多にないにしろ、大凡の年齢は予測できるであろう、同じように僕が「指導をしています」と言うと、「¿a unos niños?(小さい子どもたちに?)」と返ってくる。 小学生の指導=指導の初歩、ステップアップのための最初の段階、と思われがちである。僕も最初はそう思っていた。現にライセンス制度などを覗いてみても、いわゆるD級ライセンスは規定では、『旧体系での公認少年少女サッカー指導員に相当』とされており、ライセンスが上がるにつれ指導が許可される年代も上がっていく。 スペインに来て、そこに大きなギャップを感じることになる。 生まれて初めて体験した小学生の指導。 http://plaza.rakuten.co.jp/matamala/diary/200710180000/ で記載したように、毎週火曜日に週1で日本人学校の子どもたちのためのサッカースクールにコーチとして勉強させてもらえることに決まったのだが、想像を絶する世界だった。 「おもしろくな~い」 練習が思うようにいかなかったり、つまらなくなると、すぐにこのような言葉を大声で平気で叫びだし、それを抑制する注意すら落ち着いて聞くことができない。 それもそのはず。彼らの大半は、サッカーが楽しくて、やりたくて入ってきた子どもたちではないのである。 「せっかくバルセロナにいるから、他に習い事があまりないから、レッスン料が安いからetc」 たまたまお父さんの仕事でバルセロナに来てるけど、正直言って来たくて来た子どもたちが多いわけではない。「サッカーがやりたくて」と思う子どもが多いかというとそういうわけではない。 その子どもたちのパワーは凄まじく、まさに言いたいこと、やりたいことし放題。最初は勿論、憤りにも似た感情を覚えた。そこは否定できない。「親のしつけ」「子どもの集中力」・・・責任を追及していけばキリのない話である。 しかし、逆にこうとも考えられる。それだけ大人たちに彼らは「考えさせる」ことができるのである。影響力は計り知れない。 子どもの指導が簡単だと思っていた過去の僕は、大きな見誤りをしていたように思う。子どもであるからこそ、もっと敏感に、もっと繊細に指導をしなければいけない。本当ならば、ライセンスによって「どの年代が指導できるようになる」っていう考え方から見直さなければいけないのかもしれないが、そこは置いておいて。。 スペインではどの年代においても、指導者が2~3人、しっかりとついている。小学生の指導=初歩といった考え方はどうやらなさそうだ。特にジュニアの指導はきめ細かく、少グループに分けてボールに触れる機会を多く設けている。この辺りからも色んなヒントは見えてくるはず。 根本的に考え方を覆された小学生の指導。勉強になることこの上ない。サッカーをやりたくない子どもたちに、少しでも何かしらの影響を。サッカーを通じて与えられたらと思う。勿論彼らが、サッカーを通じて学んだことで、他の分野に行ったとしても、それはそれで喜びであろう。 明日は待ちに待った火曜日。新しい発見にまた出会えそうだ。
2007/10/30
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市内で行われる、2部リーグの試合とは思えないような罵声に包まれながら、初めて自分の通っているチームの試合を観戦。 そこまでの汚い言葉がよく浮かぶなぁ。。というほど、一つ一つのファールや審判のジャッジに非難を浴びせかける。 「文化だ。伝統だ。当たり前だ。」と言われてしまえばそれだけで片付くのかもしれない。島国で外部からの進入も容易でなく、お互いに気を使いながら生活することを強いられてきた日本と違って、陸続きのヨーロッパ。外に対しての攻撃、味方に対する高い意識は日本のそれからは理解し難いものがある。 今日は勿論、試合を見にいった。残念ながら期待していたような内容を見ることはできなかった。戦術中心の練習の中に見た規律の数々は、数箇所の綻びから見事に崩れ落ちていった。 技術の問題よりも、メンタルの問題だと試合から、そして、ロッカールームの雰囲気から感じ取ることができた。そこは今日の大きな収穫。そして、日本が抱えている「個」と「組織」の問題を、その試合に照らし合わせながら、解決策と逆に、こちらに持ち込むべき部分を漠然と考えることもできた。 どんな化学変化が起こるか、今後が楽しみなチームであることは間違いはない。個々の技術は確かに高い。守備の技術、得点までのイメージもしっかり持っている。 しかし、今日何よりも目についたのは、汚いファールを繰り返す相手チームとそれに対し、必要以上に罵声を浴びせるうちのサポーター。
2007/10/28
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指導の勉強に行く機会に喜びを感じながらも、徐々に忙しくなる毎日に慣れることに精一杯。生活のリズムも変化しつつあります。 さて、日本人学校の方ですが、先日、U-17メキシコ代表の選手と、オリンピアコスでプロ選手で活躍されている二人のサッカー選手が、スクールに特別指導に来てくださいました。何でも同僚のコーチのお友達であるとか。バルセロナにてチームを探してるとかいないとか。 うちのスクールの子どもたちのレベルをいち早く理解し、できるであろうことだけをお手本として示してくれた彼らの大人っぷりに、いち人間としてのプロ意識を感じました。 Josep Maria Genéの方では、何とか水曜日からチーム帯同を許され、監督、コーチの横にべったり引っ付きながら練習を拝見。レベルが高い!あまりのボール回しの上手さ、フィジカルの強さ、個々の高いテクニックに瞬間、瞬間ごとに驚かされます。 それもそのはず。このチームは、毎年のようにバルサやエスパニョールに選手を輩出するいわば養成学校のようなもの。一部の噂ではバルサやエスパニョールのユースよりもテクニックやフィジカルに優れた選手が集まる模様(事実だと思わせてくれるくらい上手)。 レベルが高すぎて理解に苦しむ瞬間も多々ありますが、スペイン語も合わせてしっかり彼らから吸収したいと思います。josepに関する詳細は、練習試合を見てから自分が感じたことも踏まえて掲載しようと思います。
2007/10/27
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バルセロナに来て、1ヶ月と1週間が経ちました。生活には慣れたものの、語学面に悪戦苦闘中。感情を表現したい時は文法が、ゆっくり話せば内容が、それぞれ欠落していくのがすごく辛いですね。18日の木曜日に、スペインのチームとの交渉に行ってきました。Jpsep Maria Gené ってバルセロナで有名なチーム。何が有名かって、月謝がとにかく高いらしい。あのFCバルセロナのスクールよりも高い?って話でたまげたもんだ。聞いたところでは、『高い月謝払ってもらう代わりに、最高の指導しまっせ』ってコンセプトらしい。ホンマかいな。練習を一度見学に行ってビックリ。規律規律。これだけドリル形式で、選手たちも黙々と集中しながらそれらをこなす、こんな練習日本でもありえない!ってくらい拘束感がありました。が、確かに言うだけあって練習の質は非常に高い。以前に見学に行ったバルサのスクールよりも、内容自体は細かく、濃い練習をしていることは確か。いったいこれらの練習、自由な発想が求められるサッカーにおける抑圧のリスクはいかなるものか・・・!って興味がわき、『このチームで勉強させてもらいたい!』ってなったわけで。交渉に行ってビックリ。約束の5時に練習場下のカフェに行ったら、『あと3分で帰ってくるからちょっと待ってて』とGené。そう言い残し、待つこと2時間。笑 スペインらしいやって思いながらも、交渉へ。『なぜバルサやエスパニョールじゃなくうちなんだ?』『日本ではどの年代を指導してたんだ?』『何を学びにここへ来たんだ?』と、今の僕の語彙力ではかなり厳しい質問を40分ほど。なかなか大変でしたが、熱意は伝わったようで、『来週の水曜日に練習に来なさい』って言ってもらえました。そのチームの色んな印象や自分の考えたことなど、色々書きたいことは山々ですが、長くなるのでこの辺りで。また、後日に記載します。
2007/10/22
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今日からブログ始めることにしました。いまいち使い方わかっていませんが・・・。w簡単に自己紹介を。名前は、古賀康彦と申します。YASUでいいや。ちょっと持病でプレイヤーとしてはサッカーができないんですけど、高校1年生から指導者(マネージャー兼コーチ)としてチームに関わらせてもらい、本格的に指導者を目指す土台ができ、大学に入学した後、3回生の春まで大阪の啓光学園の方で、監督としてチームを任せてもらうという大きな経験をしました。そして、念願のバルセロナ留学。羽中田 昌さんとの出会いに影響を受け、スペインという未知なる国に興味がわいてはや5年。まさか今自分がこの場所でこんな感じでブログを書こうなんて夢にも思いませんでした正直。でも、来たからには何かせんと!ってか何かをするためにここに来たわけで。。日本人学校の子供たちへの指導に毎週火曜日に行かせてもらっています。その話は追い追い。明日はスペインのチームとの交渉日。この一年で色んな意味で成長できるように、勿論、ブログを通じて様々な人と触れ合い、色んな考え方を吸収できるように頑張っていきたいと思うので、よろしくお願い致します。今日はこの辺りで。
2007/10/18
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