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反復記号 5
大きく見開いた目で勇一の目を覗きこんでいた洋子は
息を吐き、勇一の足元に目をやるとつぶやいた。
「面白くない」
顔を上げた。
「そんな冗談、面白くも何ともない!」
「信じられない・よな」
「当たり前だろ!『異次元の俺の町』だなんて、
ふざけないでよ!」
洋子は振り返って後ろに石壁があるのを確かめた。
右ひざを曲げ、真新しいバッシュのアウトソールを
壁面に押し当て、支えとして背中を預けた。
腕を組んでいるのは、ご機嫌斜めということ。
「じゃあさ、こうしよう!」
何か閃いたわけだ。
「どんな作戦が閃いたのさ・・・」
勇一の目が大きく見開いた。
(テレパスか?) それは置いといて
「俺んち、行こう」
「え!いいのかよ・・・」
洋子の背中は石壁から離れ、組んでた腕も解かれた。
「俺の感が当たってりゃ、不自然な事に出くわす」
「不自然な事?」
「そうだ、今から俺が高二の時にどじった事を教える
から、それを憶えてくれ」
「・・・・・・・・?」
洋子の首を傾げる仕草、勇一のフェチだが、今は忘れる。
「家族なら誰でも憶えてる事だ、その話をして誰も
憶えて無かったら・・・変だろ?」
「笑える話なの?」
「まあな・・・けど笑ったら後悔させてやる」
ふん!洋子は鼻を鳴らした。
「上等だね、やれるもんならだけど・・・
さあ、聞こうか、あんたのドジ話」
勇一は顎をなでながら、空を見た。
記憶が鮮明に蘇ってくる・・・
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