潤風満帆☆ごきげん号!!

潤風満帆☆ごきげん号!!

May 25, 2002
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 幼児の手は、一体いつくらいから離してしまうものなんでしょう。その時々の状況にもよるのでしょうが、ちょとくらい、まあいいか、と手を離したり、目を離した隙に、魔の一瞬が重なってしまった時、後悔してもどんなに泣いても取り返しがつかない・・・・・いろんな幼児の事故の報道の度に、大人が防いであげれたかもしれない可能性について考えてしまいます。

 今日チビと電車を利用して出かけたんですが、ホームで電車待ちしていた時の事。地下鉄だったんですが、その駅の近くには大学があって、若い女性が結構多かったんです。目の前をミキハウスのナップザックをしょった女性が通り過ぎました。カジュアルな帽子、ジーンズで颯爽と歩いています・・・女子大生ではない感じだな~と思ってました。

 そんなあとに、しばらくして(1~2分後かな)ホームに降りてくる長い階段の端っこを壁面つたって危なっかしく歩いてくる子がいるんです。「子」といっても、どうみても1才半前後かどんなに大きめに見ても2才には達していない、ようやく階段が壁伝いに一歩づつ降りれるようになった、という感じの男の子。???え??お母さんか誰かは?とその子の付近を見ても、みんな少し離れていて、どの人も違う感じ。え????まさか、迷子???そんな!?電車のホームから転落したらどう寸の?と思いつつ、食べかけのウエハース握りしめながらも壁つたってどんどん降りてくるその子に駆け寄ろうとしました。その子の斜後ろから降りていた女子大生もおかしいと思ったらしく、その子の親を探す素振りで周りをキョロキョロ。私の方へ近付くその子の足はソックスがくい込むような、いわゆるぽちゃっとした赤ちゃん足!やっぱり1才数カ月?まさか?なんで地下鉄のホームに行こうとしてるの???こんな小さいのに????いろんなことがいっぺんに頭をめぐりました。

 そこに、電車がホームに入ってきたのです。すると、「ゆうと!早くっ!!早く!!」私の後ろから叫ぶ声。その声にびくっとしたその子は、最後の階段を降りてよちよち・・・・・なんと、そのミキハウスのナップザックの女性のもとへ。彼女はその子のお母さんだったようです。階段から10メートルくらい離れたところから叫んで、子供のもとに走りもせず。自分のとこにたどり着いた子をだっこして、電車に。周りの人も(特に年いってる人)びっくりしてました。

 最初に言った事故等とはつながらない出来事でよかったんですけど、私は階段を降りるその子の姿が目に焼き付いて・・・・・しばらく忘れられないでしょう。その子のお母さんは、ナップザックで両手はまる空き、赤ちゃんを別に連れているとかでもない・・・・それなのに、なぜ???階段を降りる前に、その子が何かでぐずったりして「もうおいて行くよ!!」とお母さんがぶち切れたのかな?とか思いましたが、それにしたって、あんなに小さなよちよち歩きの子の手を離して、自分がとっくに先にホームに降りてゆくなんて・・・・・・・どんな事情があったって、私には許せない光景でした。

 うちのチビは階段が大好きで、手すりや壁伝いでなくても上手に昇り降りも出来ますが、さすがにおりる階段で長い階段の時は、絶対に手をつないで降ります。どんなことでつまずいたりして、転落しないとも限らないからです。今日見たあの子がどうぞ今後事故等にあいませんようにと、祈らずにはいられませんでした。







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最終更新日  May 25, 2002 12:32:48 AM


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