潤風満帆☆ごきげん号!!

潤風満帆☆ごきげん号!!

January 24, 2004
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 『奥様は魔女』をうっかり見忘れた昨夜、たまたまTVに映っていた高田向井夫妻の代理出産までの記録特番を見てしまいました。用事にうろついたり、子供を寝かせながらも、ほとんど最初から最後まで。

 国内で認められていないという代理出産、賛意両論あって当然ですが、私は心からよかったな~と思ったし(あの経緯の全てを見ると余計にね)、今後あのファミリーの末永い幸せを願いました。

 詳しくは、日記リンクさせてもらってる「みけママ(≧∇≦)ノさんの日記」1/26分に書かれているのと同意見で割愛させてもらいますが(単に自分が上手に文章表現出来なかったので・・・)、自然じゃない、なんて言われたら、ふたりとも子供を帝王切開で産んだ私は超不自然。

 上の子の場合、特に、帝王切開しなかったら(もし手術が行われていない時代に生きていたら)母子ともに死んでましたから。担当女医が自然分娩派で、破水して発熱してるのに陣痛促進剤を数日打ち続け、頼み込んで帝王切開してもらったら、お腹の中の子はどんなに頑張っても産道を肩が通らない程大きな4キロ以上だったのです。エコーではどんなに大きく見ても3600グラムでしょう、と破水前の検診で言った女医。

 とても評判のいい女医(総合病院の)ですが、赤ちゃんが頭でかかったまま放って、他の患者の出産に行ってしまい(看護婦さんも)、それが原因で重度の脳障害で生れた子供(実家と同じ町内に住んでおられます)の件で訴えられています。

 大変話がそれましたが、国内では認められていない代理出産、それを、あえていろんな手段で子供を手元に抱くべく頑張り続けた高田向井夫妻。体外受精でさえも、神への冒涜であるとか自然でないとか、そりゃあ批判は多くあるでしょう・・・でも、彼女は持って生まれた「子供を産むことができる機能」を、病気でやむなく失ってしまった・・・・自然に持ち合わせていた機能を、思いがけずに失った者が、子供をもつということに執着すること、誰が責められましょう。

 子供が産めなくなったって、「子供のいない生活」を選ぶ人もいるでしょう。それはそれで、いい。「みんなちがって、みんないい(金子みすず)」とはチト違いますが似たようなものでしょう。ひとそれぞれ。考えて自分がこうと決めたこと、他人にとやかく言われたくないでしょう、誰だって。

 心配しなくったって、世の中そんなに急に代理出産が大流行するわけでもないし、逆に遅かれ早かれ時代の流れの中で法改正など行われてゆくだろうし、あ~だこ~だ噛み付くような感じの反対意見は、結局時代に取り残されてゆく運命です。



 自分達の子供がどうしてもどうしてもどうしても欲しいんだよ~!という切なる気持ちは、本人達にしかわからないものです。

 私の母の知人の娘夫婦も長年に渡って不妊治療をし、体外受精もなんかいも失敗、ものすごい額のお金がかかったそうです。その御夫婦はともに開業歯科医で、今はもう40代半ば・・・・少し前に完全に諦めてふたりだけの生活をされています。ペットなども買わず、何千万の外車を乗り換えて楽しむのが休日趣味だそうです。

 私はあかんたれなので、もし子供が授からなければ、努力をしない方です。即行諦めて、「子供のいない生活」を選びます。人からうしろ指も指されましょう、あれこれ言われもしましょう、でも、きっと重い腰があがらないでしょう。

 ともあれ、高田向井夫妻!なんと二人も赤ちゃんが授かってよかったですね!「どこの国籍であろうと、同じ地球の上にのっかってるよ」みたいなセリフが向井さんから聞けたし、本当に授かってよかったと感動しました。見るつもりもなかったドキュメンタリー特番に心奪われた夜でした。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  January 27, 2004 11:22:24 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: