潤風満帆☆ごきげん号!!

潤風満帆☆ごきげん号!!

February 6, 2004
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テーマ: 白い巨塔(291)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 今回の『白い巨塔』、里見先生の奥さん、出て行きましたね・・・・別れます、ってより、「お暇を頂きます」って感じだったから、里見先生に暗に「頭冷やせよ!」っていう脅しの入ったような行動ですね。う~ん。

 以前ドラマ中でも「私は平凡な人間だから」という理由で堂々と「私はあなたに教授になってもらいたいわよ」と言っていた奥さん。う~む、そうだろうか。私も平凡な人間だけど、私だったら、今助教授ならそこどまりか、勤務地を変わるか、転職か、を考えるけどなあ。平凡だからこそ、助教授の次は教授、と考えると原作者は考えたわけかな。

 財前が教授になっていなかったら、奥さんは離婚したのかな。財前は養子でもなくなり、もとの姓に戻って助教授を続けたのかな、とかいらぬことまで脱線して考えてしまいました。

 教授になれないかもしれない不安要項が、財前の時のようなら、里見先生の奥さんも耐え忍んだのだろうか。よりにもよって、患者さんの側に付いての証言に立つという、病院を敵にまわすような形だから、医師としての将来が終わりとまで思ってしまうのだろうか。

 前にも日記に書いたように、Dr.コトーになるのだよ、里見先生。実験伴う研究を続けて、それも世の中に貢献することになるけど、それが事情によって出来なくなるなら、医師免許をいかした職業でいくらでも世の中に貢献は出来るのだ、ってことを嫁にも子供にも理解してもらって、そうして前進するしかないぞよ。Dr.コトーでなくても、他にも選択肢はいくらもある。

 荷物を詰めて実家に帰ってしまった奥さん・・・・ちょっと信じられない、現実には。あれで出てゆくか?私には理解出来ません。

患者さんや仕事や研究や病院のこと、それよりも家族のコトをもっと考えて!という里見先生の奥さんの気持ちは、恋愛中の女性が言う「あなた!仕事と私とどっちが大事なの!?」と彼氏にブチ切れる、アレに似てる気がします。

 前回(だっけ?)の放送で、今まで話したいことも我慢してあなたの仕事がやりやすいように努めてきたわ、っていう奥さんなら、証言に立ちにゆく御主人を、そして証言を終えて帰ってきた御主人も、その見えない先々の将来も、みんな支えてゆけると思うけどなあ。

 なんか、違う、なんか、違うよ、水野真紀!(思わず役者さんの名前で・・・すみません)原作からしてああいう妻なの?里見先生の奥さんの三知代って。



 私が里見先生の嫁なら、というか、主人が里見先生のような状況になってたら、淡々と荷物を整理し始めます。実家に帰るのではなく、多分近々引っ越すだろうから、ダンボールに詰めこそしないけど、いつでも詰められるように整理を。家族って、普通そうじゃないの?助教授、という教授になるかもしれない地位が大事だと、その地位がなくなると困る、なんて家族って・・・・???地位を実際もってるのは里見先生なんだから、勘違いはいけません。家族まで助教授クラスの家族ではないんだし。

 御主人が元気で、仕事がなにかしらやっていけて、家族皆で暮らせたら、とりあえずは幸せだと思うけどなあ。

 前にも書いたんですが、助教授ったってお給料はそんなによくないし、アルバイト等で忙しくまわらないと稼げないし、まさか「病院おいだたれたら路頭に迷う・・・」なんて不安はないだろうし・・・家族のコトを考えてよ!と泣く里見先生の奥さんは、やっぱり地位をなくす不安が大きいのでは、と思ってしまいます。家族も大恥かいて、いい迷惑よ!って思ってる?あの三知代さんのイメージには無いですが。

 裁判の行方よりも、里見先生の家族がどうなってゆくのかが気掛かりです。ドラマやっちゅうのにね。





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最終更新日  February 10, 2004 11:49:14 AM


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