潤風満帆☆ごきげん号!!

潤風満帆☆ごきげん号!!

September 28, 2004
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親は元気で長生きしてくれたらそれで結構なんですが、その結構だけを見つめて行けないものなんですね・・・。私の実母、相変わらず実家と我が家を行ったり来たりしていて、主人が事情も何もすべて理解してくれていて優しいので、厚意に甘えて我が家に居ればいいものを、感情の波のまま「パパに気を使う」「パパに悪い」と、主人の帰宅時間が近付くと実家へ帰ったり、土日は実家にこもったり、その結果私の実父のことでまた嫌な思いをして突然我が家に来たり。

昨夜も母がうちにやってきそうなので待っていたけどなかなか来ず、むすこが外出したがったのででかけ、成りゆき上、塾帰りのむすめと仕事帰りの主人と落ち合って、外で食事をすることに。8時15分には私達帰宅したのですが、実母に携帯電話を持たせてる(勿論費用はこっち持ち)ものの電池切れ、うちのマンションの鍵も持たせてるのに実家に忘れてきたらしく、私の携帯の番号も控えていなかったため公衆電話から電話もして来れず、8時まで食材を持ったまま待ちぼうけして、仕方なく実家に帰ったというのです。

機嫌損ねてる実母の機嫌とりのために、豆腐湯葉会席のランチを予約して街まで食事に連れて行きました。なんせ、実家の方にいると、近くに店もない(コンビニもない)し、ひとり分の食事を作るのも面倒でろくに食事しない母です。時間があると、煮炊きものやらおかずを作る母ですが、実父もなかなか食べず(外食が多いし、野菜嫌い)結局余って腐らせてしまうようです。それでも、移動販売の八百屋さんからいっぱい見栄で買い物をするので、食べ切れず、結局うちに持ってくるんです。

今日も、ランチ後デパートによって、うちに帰宅し、くつろいだあと、夕食を早めにうちで食べて、「明日集金(保険など)の人がくるから」と実家に帰ったかと思いきや、9時頃電話があって、実父とやりあったらしく、またうちに来るという。実父のいる時間帯や日は(実父は隔日出勤)うちにいるように、むすめともども引き止めるのですが、ちょっとしたきっかけがあって(母の携帯にかかった父の言葉がちょっとばかり優しかったもので)実家に帰ったら、言わんこっちゃない!やっぱり実家に居られなくて出てきたのです。

10時半くらいにうちに来た母、両手に移動販売の高い京野菜や食材をいっぱいもって(実家に置いておいて実父に食べられたら困ると)来て、「重いのを持ってきた」と恩着せがましくあまりいうものだから、私もかちんと来て(うちもうちで計画的に食材を買ってるので、正直迷惑なんです。冷蔵庫も冷凍庫も満杯で、家族みんながまともな食事するのは一日一回夜だけだし、主人は少食だし、むすめも実母がもってくるようなオツな味の食材がわからない口だし)「私が車運転できたら(主人が車を普段使ってるし、ペーパードライバー化しました私)いいねんけど」と嫌みと思いやりもどきで答えたら、母も面白く無いらしく、「どこにも行くところがないから駅前のホテルにでも泊まる!」と御立腹。母のようなプライドの高い贅沢ものが、そこらへんのビジネスホテルに泊れるわけも無く、フロントにたどりつくのもおぼつかない世間知らずの癖に、口ばかり偉そうに・・・と思いながらも「なに言ってるの!?そんなとこに泊れるわけないやん!うちにいればいいやん!どれだけしたら満足なの!?」とちょっときつく言ってしまいました。

いつも、言いたいことも我慢して、母の暴言や愚痴もフンフン聞いてるのですが、さすがに私も普段の鬱積が爆発しました。何に関しても(実父との解決策にしろ、居住問題にしても)あれもいや、これもいや、わがままきままばかり・・・・・実父に「利己的自尊心が強い!」となじられても自分でそれを否定するだけでなく「お母さん利己的か?こんなにみんなに尽くしてきてるのに」とか「自尊心が強く無かったら、芸術の仕事でトップに立って、これだけ稼げて来れたか?」とか言う人ですから。

私に言われて、ホテル行きはとりやめた母、今度は寝付くむすめの横に行って、むすめがだるいというフクラハギをマッサージしながら、延々と11時過ぎてもむすめに実父(おじいちゃん)の悪口や自分の栄光ある昔話をし続け、むすめも返答してる声が聞こえるので、思いあまって注意しに行きました。10時にベッドに入っても11時にしか眠れない子を、11時過ぎても起こして12時まで眠らせないのか!って、言いはしませんけど、そういう気持ちでですよ。

5時くらいに夕食をとった母、必ず夜中にお腹がへって眠れなかったと翌朝愚痴られるので(夜中になにか食べようと探してもよその家だから何がどこにあるかわからない、とか嫌み言うし)、おにぎりとフルーツとお茶を出しました。

そのあと、主人も優しいので、気がいらついてる私の代わりに、ビールやチューハイを実母にすすめて、食卓で母の語り(いつもの愚痴&苦労話&自分や親戚の自慢話)を聞いてくれて・・・・・



本当なら、11時すぐに眠れたはずの主人、結局寝たのは(私も)2時。実母はしゃべったあと、睡眠薬飲んで(もともと不眠ぎみで、興奮していると余計に眠れないので服用させました)すぐ寝たようですが。

主人には頭が上がりません。ごめんね、と謝っても、主人は気にもとめない感じで、いいよいいよと言ってくれるけど、私としたら、あんな母をいつもいつも受け入れてもらって、優しくしてくれて、申し訳なくて。旅行やレジャーにもいつも実母までつれてってくれたり、私と二人で高級料理を食べに行かせてくれたり(母は仕事仕事で、旅行も外食もまともに行ったことが無く、父に連れて行ってもらったことも勿論ない人なので)・・・・主人はいいよと言ってくれても、私はちっちゃくなっていなければならない・・・・

こんな生活をしなくても、一人大事な高級家具に囲まれてうちの近所にでも住んだら(離婚せずの完全別居)と言っても、実家は自分が買った家だから、出てきたら放棄したことになる、と嫌がるし、離婚は財産を半分父にあげることになるから嫌だとか言うし。でも、離婚しなくても、結局父の生活費から何から使って行かなくちゃならないんだから、半分あげて、そこから今まで貸してあげていたお金を返してもらえば(貸していたお金=結納金、父が独身時代に購入した家の借金、家の改装費、などなど)いいじゃない、と言うんですけどね。弁護士さんに依頼するのも、お金がかかる、マンション借りるのもお金がかかる、と、普段贅沢三昧、人への贈答品などにはバンバンお金使うし、貯蓄型だからやめたら損という保険料金も月々30万以上払ってるし、・・・わけわかりません。結局見栄はりの金の亡者みたいで、とってもいやなんですけど。貯蓄を解約してまで、保険の勧誘の人にいい顔したくて、どんどん契約するタイプの母。契約してすぐに解約というのも度々。収入がないのに、多額の保険料を払っている価値観がわからない。

知らない方のためにここで解説。うちの両親は普通と逆で、母親の方が莫大なお金を稼ぎました。商売では無く、自分の腕一本で芸術の仕事で睡眠時間2~3時間という忙しさでした。こちらから探さなくても、むこうからバンバンお願いしますと頭をさげて仕事を依頼してくる状況だったのです。20代後半から60代前半まで仕事をしていた母、常に父親より収入はよく、父親の10倍20倍の収入はあたりまえにあることがあり、今持ってる家も土地も(車も家具も全て)全て母が働いたお金で購入したのに、固定資産のほとんどを勝手に父親名義にしていたのです。実家のみが夫婦半々名義で。母も世間知らず(社会に出て勤めた経験ゼロ・仕事のもとは師匠に弟子入りしていただけなので)で、つい最近まで父名義になってることを知らなかったのです。自分の名義になってるものと思っていたのです。手続きを父に任せていて、お金を出した自分の名義にしてるものだと信じていたというのです。

自分の稼いだ財産をあんな男(父)に少しでもやりたくない、って言うんですね。だから、嫌でも我慢して実家の二階で完全別居してるんですが、やはりひとつ屋根の下はいろいろあって、平穏に健康に暮らせるわけがなくて。で、ちょこちょこうちに来るんです。長く居候することも(去年は3ヶ月近くうちに住んでいました)ありますが、母の機嫌ひとつで急に実家に戻ったり。

細木数子スペシャルでも言ってましたけど、ホント、どんな父親でも子供に悪口言っちゃいかんですよ・・・・私は物心ついたころから父の悪口聞かされ、その父に似ていると言って母や兄からからかわれいじめられ、今だにず~~~っと父の悪口を「悪口じゃ無い、本当のことを言ってるだけ!」と言い続ける母。私・・・自分の人格まで否定されてるような気になってくるんですよね。父との間に生まれた子供なわけだし。それか、いっそ、「実はお母さんが心底愛していた別の恋人との間に生まれたのがあなたよ」と大嘘ついてくれた方がよかった。

それどころか、私が30過ぎたから言ってもいいだろうと思ったのか、母は、私に「慰安旅行(母の弟子やお手伝いさを連れて)の時にお父さんにいたずらされて出来たのがあんた」と言った母。主人に言っても「本心じゃない」と笑うけど、何回も同じように言うところをみれば、真実なんでしょう。その後6回堕胎してる母ですが、その度深夜まで飲んで帰ってきた父が、仕事し続けてる母に力づくで襲ってきた結果のこと、と力説します。そんな話は聞かせないでくれと頼んでも、よっぽど聞いてほしいのか、何度も言うのです。母も父も40代半ばから別々に寝てるんですが、大昔から夫婦ではなくなってる、とも言います。子供のために離婚が出来なかった、と言われる度に辛いです。母程収入があったら、いくらでも一人で子供ふたりと暮らして行けたのに、結局今でもそうですが、離婚は世間体が悪い、格好悪い、というのが本音のようです。

年寄りの愚痴、それも実の親の愚痴は、黙って聞いてやるのが子供の役目だと主人にも諭されて、我慢して聞いてるのですが、もうかれこれひどい状態になって10年以上経つので、私も応えきれなくなってきました。子供の事だけでも大変なのに、ああでもない、こうでもない、という発展性もなにもない愚痴いうばっかりの足踏みの人につきあってられません。

弁護士さんに相談するのも手配したし、女性センターのカウンセリングにも連れて行ったし、易学の先生にもアドバイスもらいにいったのに、結局何にも前に進もうとしないで、同じことばかり言ってる母。娘の私の立場になって考えてみたことないんだろうか。

母の母、つまり私のおばあちゃんが生きていた時、そんな難問も嫁(長男夫婦と同居してたので)の悪口も聞かさず、お土産おいて泊まりもせず帰っていて、亡くなってから解ったことには、母のだんな(私の父)への不満をこぼしていたり、嫁に冷たくされていたそうで、でも、娘(つまり私の母)には心配かけたり嫌な思いをさせまいと、決して口に出さなかったというのに・・・・そういう自分の母親の事思えば、もう少し態度も変わってくれると思うんだけど・・・私は私、なんだろうか・・・。





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最終更新日  September 29, 2004 01:18:06 PM


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