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2011年03月25日　大分旅行４日目（その２）

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2019年11月17日

義母が、ソーのサッカーの試合を観に行きたいと言い出した。
県大会の決勝戦があり、高校３年生のソーにとっては、負けたら最後のゲーム。
ただ、先月、ケガをしたからと帰省してきていたくらいなので、出るとしても大差がついて勝敗が決してから記念にというくらいではなかろうか。
それでも構わないと言うので、連れて行ってやる事に。
あそこへ日帰りで往復するのかぁ。

９時過ぎに家を出て義母を迎えに行き、高速道路で目的地を目指す。
好天だが、流れは良い。

途中で、カミさんがサービスエリアで季節限定販売されるパフェを昼食代わりにしようと言い出す。
足りなければフードコートで他の物を食べれば、と言うので同意。

そう言われても我々は日帰りだからなあ。
断念してフードコートで昼食。
名物の丼を食べたかったがそれだけでは足りないなあと思っていたら、かけうどんとのセット（￥９７０）があったので迷わずそれに。
セットがなければ、丼と麺類を別々に頼むなんて事はしなかっただろう。
ちなみに味は、可もなく不可もなく。

１３時頃、会場に到着。
プロの本拠地でもあるし、国際試合も行なわれる所でとても立派。
予選なのに、インターハイが行なわれた沖縄の競技場よりもはるかに良い。
観客席は東側と西側に分かれていて、東側は生徒や保護者といった学校関係者（義妹はこちら）、我々は西側の一般席へ。
入場すると一旦外に出ないと行き来できない為、義妹には会わなかった。
その代わり携帯で、反対側から見た応援席の様子を写してといった指示が。

ソーは出場しないだろうからと、たくさん写真を撮っておいた。
ただ、練習シーンではなあ。

１４時０５分キックオフ。
ソーはもちろんベンチで待機。
前半は選手交代もないまま、０－０で終わった。

カミさんもそう思っているようで、休憩時間中に待機選手達が行なっている練習まで写せと言ってくる。

後半が始まってもソーは出て来ない。
両チーム共に得点できない事もあって、うつらうつら。
するとカミさんから、不意に背中を突かれた。
「ほら、ソーが出て来たから写して！」。
見ると、ソーがピッチに入る準備をして交替のタイミングをうかがっている。
間もなく、プレーが途切れたところでソーがピッチへ。
交替した相手はエースストライカーだ（ソーはFW）。
だが、特に見せ場もないまま９０分とアディショナルタイムの４分が終了。

０－０のまま前後半１０分ずつの延長戦に突入した。
延長に入るとすぐに、相手チームのゴール前にボールが集まった。
FWのソーもそこにいる。
開始して２～３分経った頃、ゴールが決まった。
９０分以上続いた０－０の均衡を破る値千金のゴール。
あれ、蹴ったのソーじゃなかったか？
半信半疑だったが、すぐに場内アナウンスがあり、ソーが決めた事が確認された。
テレビ中継があったせいか、ドームの大画面にもそのシーンが映し出される。
このまま終われば大殊勲だ。
涙が出そうになる。

これでエンジンがかかったのか、ソーのチームはさらに１点加えて延長の前半が終了。
後半は、ソーのキックオフからスタート。
１点加えた後、ソーが２ゴール目を決める。
７月に沖縄で行なわれたインターハイではこれといった活躍をしなかったが、今日はすごい。
こうなればハットトリックをと思ったが、さすがにそれは出来ず。
結局、４－０で大勝した。
ゲームが終わり、表彰式が行なわれる直前に、ソーはマスコミから取材を受けていた。
でも、地元のテレビや新聞でしか見られないんだろうなあ。
表彰式の際、ソーはこちらに向かって手を振っていた。
カミさん達は我々にと思っていただろうが、実は後ろの方に彼女がいたりして。
ソーとも義妹とも話せないので、混雑する前にドームを後にする。

ここまで来たら温泉に入りたい。
以前に１回行った温泉へ。
ちょうど夕陽が沈む直前で、西側の空が少し赤くてきれいだった（もう少し早く着いていればもっときれいだっただろうが）。
天然温泉と高濃度炭酸泉（よそより若干高温）を楽しんだ。

夕食も館内のカフェバーで。
ソーの活躍を祝してカミさんと義母はビールで、自分はノンアルコールビールで乾杯。
昼の丼に続き、夜も似たような丼を食べた。
どちらも、街で食べた方が美味いんだろうなあ。
食べ終わるとすぐに福岡へ。
どこにも寄らずに義母を送り届けて帰った。

－－翌日追記－－
現地に泊まった義妹からカミさんに、ソーがインタビューを受けているシーンの映像が送られてきた。
また、新聞社のサイトにも記事が写真付きで載っていた。

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