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ちょっと読み終わるのに時間が掛かりました。山なんて嫌いだった [ 市毛良枝 ]ヤマケイ文庫で、比較的最近(2012年)刊行された本ですが、初版は1999年です。20世紀。前世紀です。最近は諸般の事情であまり山へ出掛けられないでいる女優の市毛良枝さんの山行と、その中で感じたことなどが、読みやすい文章で綴られています。「十年前に山に登っていなかったら、女優を辞めていたかもしれない」「山に登らずに、今、この歳を迎えていたら、本当につまらない人生だっただろうとゾッとする」山登りのスタイルは違うと思うけど、あとがきに書かれているこの言葉には、ものすごく共感します。山に登りたくなりますね。
2016/09/04
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今朝もトレーニング出来る時間に目を覚ましたのですが、外は雨。ということで、7時過ぎまで2度寝。しあわせ~さて、夏休みに入ってから読んでいる本がこちら。八月の六日間 [ 北村薫 ]5つの話(山行)が収められた全270ページの本で、本を読みながら通勤している僕なら1週間と掛からず読了してしまうはずのものですが、通勤の無い1週間(九日間)では40ページしか進まず。汗先日ようやく、一番初めの話を読み終えました・・・嵩張るハードカバー本なので、通勤時には読んでなかったので。さて、第1話の「九月の五日間」では槍ヶ岳に登りました。僕も昔、登りました。調べてみると2005年の10月でした。このブログを始めたのが2006年なので、ここには記事はありません=データを引っ張り出してきてアップしてみるのもいいかな?さてさて。「八月の六日間」のほうですが、事件は起こりません。山に登って、降りる。そういう話です。山の中の話の合間に、仕事に追われる下界の話が挿入される。すると、山に登る気持ちが、すごく共感出来てしまう。「そりゃ、登らにゃね」という気になります。山岳小説としては笹本稜平が好きで、よく読んでいるが、あちらは事件・事故が欠かせない。こちらは、心あたたまる感動話がある訳でもないんだけれど、静かに惹かれます。ちなみに文庫本判はこちら。八月の六日間 [ 北村薫 ]・・・「この本は、文庫本にはならないんじゃないか?」なんて思っていたところ、ちょうどブックオフで見掛けたのでハードカバー版を買いましたが、その直後に文庫本判が。
2016/08/28
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