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March 19, 2006
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テーマ: F12006(124)
今日、F1第2戦目のマレーシアGPがセパン・インターナショナルサーキットで行われた。
決勝に臨む全22台のマシンのうち、5台のマシンがエンジン交換をする展開。
特にフェラーリは、F.マッサが2回のエンジン交換で20番グリッド降格、
M.シューマッハも1回のエンジン交換で10番グリッド降格となった。
エンジンを変えていないチームにも不安がないわけではなく、また天候悪化など、様々な波乱が予想された。

フォーメーションラップの後、シグナルがブラックアウト。
全車無事にスタートを切った。
その中でも好スタートを切ったのは、7番グリッドのF.アロンソ。
2列目スタートのウィリアムズ2台が互いを牽制し合う中、一気に3番手まで浮上。

注目の新人、N.ロズベルクやM.ウェバーに王者としての風格を見せ付けた。
4コーナーではマクラーレンの2台とレッドブルのC.クリエンが接近戦を演じるが、
イン側で行き場を失ったC.クリエンがK.ライコネンのマシンに接触。K.ライコネンのマシンはリアサスペンションを破損し、コントロールを失いクラッシュ。
優勝候補の一角がオープニングラップで姿を消す波乱の幕開けとなった。

レースはG.フィジケラを先頭に、J.バトン、F.アロンソ、M.ウェバーの順で進む。
そんな中、7周目に3番手スタートのN.ロズベルグがマシン後部から炎と白煙を上げてストップ。
最年少表彰台が期待されていただけに残念な結果となった。
また、16周目にはチームメイトのM.ウェバーもトラブルでリタイアするなど、
序盤から5台が姿を消すサバイバルレースとなった。

17周目、上位陣で最初に動いたのはトップのG.フィジケラであった。

ピット作業もそつなくこなし、無事にコースに戻る。
その2周後にはJ.バトンがピットへ向かう。
また、F.アロンソは、第2スティントを長く引っ張り、26周目にピットイン。
1回目のピットストップでは上位3台のポジションは変わらなかったが、順位が動いたのは第2スティント。
2番手を走行するJ.バトンのラップタイムが上がらず、2回目のピットストップでF.アロンソが2番手に浮上。


前戦で復活の印象を与えたフェラーリは、21番グリッドから1ストップ戦略で決勝に臨んだF.マッサ、
14番手から追い上げるM.シューマッハが、共に入賞圏内まで浮上。
BMWザウバーも2台が入賞圏内を走行するが、49周目にN.ハイドフェルドがマシン後部から白煙を上げストップ。
これにより、最後尾スタートから9番手まで追い上げたR.シューマッハが入賞圏内の8番手にポジションを上げた。
ちなみに心配された熱帯特有のスコールは、レース序盤にコースの一部を濡らしたものの、レース展開を左右する程ではなかった。

終盤、2番手のF.アロンソは、一時約12秒あったチームメイトとのタイム差を約4.5秒差まで詰めるが、
G.フィジケラがトップを守り切り、昨年のオーストラリアGP以来となるポール・トゥ・ウィン。
2位はF.アロンソが入り、ルノーは1982年の第11戦フランスGP以来となる24年振りの1-2フィニッシュを飾った。
3位は「オールHonda」体制で悲願の1勝が期待されたJ.バトン。
4位J-P.モントーヤ、5位F.マッサ、6位にM.シューマッハが続き、7位にJ.ビルヌーブ、8位R.シューマッハが入った。

フェラーリはエンジン交換が今回のGPの全て。
エンジン交換が無ければ、ルノーに迫っていたかもしれない。

日本勢はJ.バトンの3位が最高位。
前日スペアカーに乗り換えると共にエンジン交換により後方からの追い上げを余儀なくされたR.バリチェロは、
ピットインにの時にピットレーンでの速度違反を犯し、10秒間のストップ&ゴーのペナルティを科される等、
順位を下げ、10位。
一方のトヨタはR.シューマッハが8位入賞を果たしたが、J.トゥルーリは9位とあと一歩で入賞を逃している。

そして注目の“純日本チーム”SUPER AGURIは、17番手スタートの佐藤琢磨がミッドランド、トーロ・ロッソらとポジション争いを演じ、本来の“攻めのレース”を展開。
チームも19周目の2台同時ピットイン時には佐藤をV.リウッツィの前でコースに復帰させるなど、ドライバー、チームが一丸となって2戦目を戦った。
佐藤は3周遅れの14位ながら開幕戦に続く完走を果たした。
また、一時は17番手を走行した井出有治は、開幕戦同様トラブルに見舞われ、34周目にストップ。
第2戦でのチームの目標であった「2台が完走」は次戦以降に持ち越しとなった。


マレーシアGP決勝結果
ルノー )
 2.No. 1 F.アロンソ( ルノー )
 3.No.12 J.バトン( Honda )
 4.No. 4 J-P.モントーヤ(マクラーレン・メルセデス)
 5.No. 6 F.マッサ( フェラーリ )
 6.No. 5 M.シューマッハ( フェラーリ )
 7.No.17 J.ビルヌーブ( ザウバーBMW )
 8.No. 7 R.シューマッハ( トヨタ )
 9.No. 8 J.トゥルーリ( トヨタ )
10.No.11 R.バリチェロ( Honda )
11.No.20 V.リウッツィ( トーロ・ロッソ )
12.No.19 C.アルバース( ミッドランド )
13.No.18 T.モンテイロ( ミッドランド )
14.No.22 佐藤琢磨( SUPER AGURI F1 )
   No.16 N.ハイドフェルト( ザウバーBMW )
   No.21 S.スピード( トーロ・ロッソ )
   No.23 井出有治( SUPER AGURI F1 )
   No.15 C.クリエン( レッドブル・レーシング )
   No. 9 M.ウェバー( ウィリアムズ )
   No.14 D.クルサード( レッドブル・レーシング )
   No.10 N.ロズベルグ( ウィリアムズ )
   No. 3 K.ライコネン(マクラーレン・メルセデス)





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Last updated  March 22, 2006 04:35:53 PM
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Comments

MBマサ @ Re[1]:暇・・・(09/14) 神風スズキさん いつもありがとうござい…
MBマサ @ Re:時給(09/15) mihyo-さん >安いと凹みますよね・・・ そ…
神風スズキ @ Re:暇・・・(09/14) お早うございます。 ランキング伸び悩ん…
mihyo- @ 時給 安いと凹みますよね・・・ 4年生ってもうち…
MBマサ @ Re:愛想悪いと(09/10) mihyo-さん >やりたくなくなりますよね…

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