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○午前8時 松本ホテルにて起床。身支度と朝食をすませて、関係各社のスタッフさんとロビーで待ち合わせ。寒さを覚悟して出かけたものの、いざ外出してみれば抜けるような青空と、思いのほかポカポカした陽気で、僕らの表情もゆるんできてしまう。いやー、これは絶好の撮影日和だ!○午前9時30分 松本深志高校松本駅前からタクシーに5分ほど乗車。映画「さよなら、クロ」のベースになった実話が生まれた、長野県有数の進学校でもある、松本深志高校に到着。 校内に入れるのは10時半以降だったため、まずは現地のスタッフのカメラクルーの皆さんと、学校の外観をいくつか撮影することに。○午前10時30分ようやく学校の中へ。実際に一部の撮影も行われただけに、映画の中でも見た光景が目の前に広がっていた。 懐かしき昭和の雰囲気が濃厚に残る、その年輪を感じさせてくれるたたずまいに感激。自分の代を最後に取り壊された、高校の校舎の記憶が蘇ってきたりもして。○午前11時30分いよいよ撮影開始。まずは、クロという犬が学校に住み着き始めた、昭和36年当時に高校1年生だった皆さんの談話を撮影。映画の中でも再現されたエピソードのモデルになった、仮装行列で西郷隆盛に扮してクロをお供につけた方、彼らの乗ったリアカーを押した方(笑)、そしてその最前列でプラカードを持って行進した方、その3名の方々に当時の思い出を語っていただいた。いやあ、皆さん、よく覚えていらっしゃる!こちらがあまりネタをふらずとも、どんどんご自分たちで会話を膨らませていくのに驚く!・・・ということで、30分ほどで撮影は終了。○午後1時30分もう一組の皆さんの撮影をスタート。今度は、クロの存在が学校に定着した、昭和40年代前半の先生と卒業生の方、そしてクロの葬儀で葬儀委員長を務められた方、こちらも3名の方々の思い出話をうかがった。なんと齢75歳くらいの、当時の先生の方の記憶と語り口の確かさに、こちらも本当に驚かされてしまう。そして皆さんが口々におっしゃっていたのは、いかにこの高校が自由な校風を持っていたかということ。迷い込んできた野良犬を校内に住まわせ、食事や身の回りの世話をしてあげ、ついには教員名簿にまで掲載してしまう・・・そんな“ちょっといい話”、いまの余裕なき教育機関で可能だろうかと、ちょっと真面目に考えさせられたりもして。ともあれ、DVDの素材としては、これ以上ないくらいに充実した内容の撮影が完了。スタッフ一同、ほくほくした気持ちと笑顔で帰京いたしました!
2003.11.22
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おとといと昨日の二晩をかけて、DVD「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔/スペシャル・エクステンデッド・エディション」を観る。劇場版よりも30分も長いため、各キャラクターの心情が深く掘り下げられており、確実にエモーショナルになっているのはもちろんだが・・・ドラマ全体に漂う緊張感が倍増していたのには驚いた。長尺になるがゆえの弱点になりうる緊張感の喪失・・・観るものが終盤にふとそれを感じはじめた瞬間に、主人公フロドを支えるキャラクター・サムが、“子供の頃に見聞きした、困難な冒険に挑む物語の主人公たちは、 なぜ彼が来た道を引き返さないのか?”という話をつぶやく。作品のテーマを雄弁に物語るこのダイアローグが実に素晴らしく・・・泣けたよ、劇場では涙出なかったのに。見せ場だらけの中間作という意味合いでは、かの傑作「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」にひけをとらぬ傑作。その「スター・ウォーズ」は「ジェダイの復讐」で残念ながら失速してしまうのだが・・・「王の帰還」は、あろうことかアカデミー賞を総なめしてしまった。「二つの塔」を超えることはできるのか・・・早く観たい!
2004.03.01
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