★モイラの名画座★

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2007.01.01

はじめはやっぱりあの超名作から

(3)

カテゴリ：独断と偏見に満ちた映画評

新年あけましておめでとうございま～す!!

私こと、万年映画少女モイラは、新たな年の幕開けを記念して（？）
愛してやまない古今東西の名作映画のご紹介を
つたないながらもさせていただきたいと思い、このブログを立ち上げました。
あくまで私個人の好きな映画ばかりを選んでご紹介いたしますので、
「なんだ、こんなつまんねー映画ほめやがって」と思われる方もおいででしょうが、
何卒ご了承下さい‥‥

では、最初にご紹介するのは、
ご年配の映画ファンの方々なら誰でも一度は観たことのある
「駅馬車」

時は西部開拓時代のアメリカ。町を追われた娼婦、酒で身を持ち崩した医者、
紳士然とした博徒、エリート軍人の妻、酒の行商人など、様々な境遇の人たちが
同じ駅馬車に乗り合わせ、一路ニューメキシコはローズバーグへ向かいます。
途中、指名手配中のならず者、リンゴー・キッド（ジョン・ウエイン）が乗りこみ
人間模様はさらに複雑に展開。
「いつアパッチの襲撃が‥‥？」という恐怖と不安にさいなまれつつ、駅馬車は行く。
そして、「やれうれしや。終着駅ローズバーグも目前だ‥‥」という矢先、
アパッチが放った一条の矢が、駅馬車に!!

この映画の見せ場は、なんといってもジョン・ウエインとアパッチとの銃撃戦です。
それはもう、息もつかせぬ興奮の嵐！　「ここまでやるか?!」と思うようなアクション・シーンの数々！
モイラはこの映画を17歳の時に名画座で観て、思わずため息をついたものです。
それまで、ウエスタンはどちらかというと食わず嫌いをしていたのですが
「この映画はただのウエスタンじゃない。壮大な人間ドラマだ！」と痛感しました。
若い人たちは、モノクロ映像に慣れていなくて
あまり古い映画は観ないようですが（当たり前か）
この映画は超おすすめです！