★モイラの名画座★

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2009.03.08

韓国映画界の演技派★チェ・ミンシク

カテゴリ：永遠に輝け！モイラ的銀幕のスターたち

ひところ、ペ・ヨンジュンやイ・ビョンホンといった
いわゆる韓流スターが日本でもてはやされましたが、
韓国のスターといえば、この人を忘れてはいけません。
モイラが、韓国映画界の演技派中の演技派と讃えてやまぬチェ・ミンシクです！

【DVD】酔画仙／チェ・ミンシク

一見、日本の俳優・本田博太郎に似ています。
モイラは初めてこの人を、ソウルの映画館のスクリーンで観た時、
その二枚目半的な風貌と、抜群の演技力に、親近感を抱きました。
韓国映画としては日本で初めて大ヒットした「シュリ」（'99年）では、
北朝鮮のスパイの親玉を見事に熱演。
「クワイエット・ファミリー」（'98年）の、いいかげんなおじさん役も印象に残っています。
それ以前にも彼、韓国の名作にたくさん出演しているんですよね。
「九老アリラン」（'89年）、「われらの歪んだ英雄」（'92年）とか。
'99年の「ハッピーエンド」でも、妻の不倫を知って嫉妬に狂う夫役で、
持ち前の演技派ぶりを発揮していました。
モイラは「われらの歪んだ英雄」、「クワイエット･ファミリー」、「酔画仙」、「オールドボーイ」を
ソウルの映画館で観ました。
どれも半分ほどしか台詞がわからなかったのですが、
チェ・ミンシクの確かな演技力は伝わってきましたね。

数年前、モイラは短期間、ソウルで語学留学したのですが、
あるとき学校の授業で、連想ゲームみたいなことをやり、
そのとき、モイラは「チェ・ミンシク」を出題し、
「シュリ」、「酔画仙」、「韓国人なら誰でも知ってる映画俳優」とヒントを出したのですが、
すぐにわかってくれたのは韓国人の先生だけ。
クラスメイトだった二十歳の男の子などは、「崔洋一！」と答える有様。
みんな韓国が大好きで語学留学しているのに、韓国映画をあまり観ていないのかと
ちょっとびっくりしました。

チェ･ミンシクはほかにも、「パイラン」「春が来れば」「親切なクムジャさん」などに出演し、
国内外で数々の賞を獲得している名優です。

★チェ･ミンシク出演作品★