イカしたフィフティーズ・ミュージカル！★「グリース」（1978年米国）

2023.05.07

イカしたフィフティーズ・ミュージカル！★「グリース」（1978年　米国）

カテゴリ：独断と偏見に満ちた映画評

こんばんは、映画狂のモイラでございます。

今宵は、とびっきりゴキゲンで愉しいミュージカル映画をご紹介します。

ジョン・トラボルタ＆オリビア・ニュートン・ジョン主演の

「グリース」です！！

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時は1950年代、夏、アメリカ……
とあるビーチで、高校生のダニー（ジョン・トラボルタ）は、
オーストラリアから来た、やはり高校生のサンディ（オリビア・ニュートン・ジョン）と知り合い、
ひと夏の恋を体験した。
夏が終わると新学期が始まり、ダニーは通っているライデル・ハイスクールの3年生になるが、
なんと学校で、父の転勤でアメリカにやってきたサンディと再会するのだった……！

モイラは高校生の時、この映画をロードショーで観たのですが、
いやあ～、まずメイン・タイトル・バックに流れる「グリース」という歌のノリのよさと、
いかにもアメリカ的なポップなアニメーションに、魅入られてしまいました。
ハイスクールの不良グループ「T・バーズ」のリーダーで、
グリースたっぷりのリーゼント・ヘアスタイルのダニーは、なかなかイケていましたが、
落下傘スカート姿のオリビア演じるサンディも、とても可愛かったです。
「ピンク・レディーズ」と名乗る
お揃いのピンクのジャンパーを来たズベ公グループも、面白かったですね。
サンディが、このピンク・レディーズの面々から、
むりやりタバコや酒の味を覚えさせられ、
果ては、片耳にピアスの穴を開けさせられるシーンには、笑いました。
話は少し逸れますけど、モイラは現在両耳にピアスをしていますが、
自分でピアスの穴を開けるのがもう怖くて怖くて、
池袋の美容外科で6万円かけて開けてもらったものです（あんまり痛くなかったっす）。

アメリカのフィフティーズが舞台の映画だけあって、
ジュークボックス、風船ガムといった、令和の現在ではもう殆ど見かけない懐かしい物が
登場するのも、この映画の見どころです。
なぜかテレビ中継されるハイスクールのダンス・コンテストのシーンは素晴らしい！
女子高校生たちが色とりどりの華やかなドレスを着ているのですが、
純白のドレス姿のオリビアは、ひときわ目立っていましたね。
ショッキングピンクのオープンシャツにグレーのスーツのトラボルタも、イカしてました。

ただ、不良グループ同士のカーレース対決のシーンは、
もろ、かの名作史劇「ベン・ハー」の戦車レースのシーンのパクリでしたね。
これには、ちょっとシラケました。

そして……終盤のハイスクールの卒業パーティのシーンは…… 圧巻でした！
未見の方々のために詳しくは書きませんが……

音楽よし、ダンスよし、配役よしの、素晴らしいミュージカルですよ！