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今日セッションした人が
「やばいな~、俺の音へぼいかの知れない」
と言った
多分何気なく発した言葉なのかもしれないが
正直その言葉にいらっとした
私は人が出す音を
「へぼい」と感じたことなどない
「音」に正解なんてない
音楽という本質に近づこうとすればするほど、そう思う
音楽=心の表現
だと私は思っている
人の心に正解なんてない、千差万別でいい
そうじゃないとおもしろくない
コーラスやってるおばちゃん
路上で歌ってる兄ちゃん
ピアノ教室のお姉さん
魂込めてうたうプロ、セミプロ
唄い、踊り、娯楽となる
それが人の心の救いとなり
人の心の喜びとなり
潤滑剤となる
音楽はどこでも誰が奏でても
最高だ
私がそういう人だと思われたことがすごい悔しい
そういう風に思う人がいることも悔しかった
年末、おばちゃんが歌った「時代」で泣く
友人のRIKIさんのオリジナル曲をステージで歌い、半泣きになる
音に理屈なんてぶっちゃけない
既成概念なんかみごとに取っ払われる
一生懸命やれば、感動する
私が目指す音はそこにある
図式はシンプルだ
だから魂込めて歌う
それを「へぼい」と言う一言で片付けるなんて
うーん、納得できない、というか
理解ができない
「人の心」を変えれるものは「心」だ
「音」はその表現に過ぎない
私は命をかけて「音」と一生向き合いたい
どこでもどんな場所でも
一生懸命、命かけて演奏したい
技術やセンスなんて
正直、どうにでもなる
要するにフォーカスをあてるべきところは「心」だ
私は音大出身
音大は音を評価するところ
うまい下手だけで評価してしまう
私にもそういう時期があった
でも社会に出て沢山の人と演奏することで
もっとミュージシャンとして大切なことがあることに気付いた
沢山のミュージシャンの演奏を聞くことで
心が技術は正比例しているということにも気が付いた
納得出来ない自分になんとなく安堵しました
今日はそう思わせてくれた周りの人に
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