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砂原庸介さんのブログでは、拙著も「今年の◯冊(2011年)」に選んでいただきました。ありがとうございます!【送料無料】地方政府の民主主義 同ブログでは、砂原さんの出版された書物の書評にも飛べるようになっていたので、「西東京日記 IN はてな」を読ませて頂きました。そこには、砂原さんの以下の文章が引用されています。当初の改革派知事(首長)たちの挫折は、政治的なアクターが永続的に決定の「外部」に立ち続けられないことに起因すると考えられる。首長として地方政府の政策選択に携わる以上、いずれは自らが「現状維持点」の形成に深くかかわることになる。当初の改革派は新たなる改革の対象となり、次第にさらなる「外部」が要請される中で、地域住民の支持を保ち続けることは難しい。当初の改革派知事(首長)たちが去っていった後、数多くの首長たちが改革派を名乗り、その形容自体がすぐに陳腐化していったことは、地方政府において、組織化されない利益を「公益」として代表する特権的な改革なるものが存在するわけではなく、「公益」が定義されない中で次々にさらなる「外部」を要請していく運動が続く構造が存在することを示していると考えられる。(204p) この文章は、新党ブームが常にブームで終わってしまうことを分析する、大嶽秀夫さんのポピュリズムに関する議論にも通じるものがあると思いますが、橋下徹市長もまた、外部に立ち続けることによってダンス、ダンス、ダンスをしているということがよく分かる文章だと思います。 橋下氏が従来の改革派と異なり、巧妙なところは、大阪都構想という外部に「公益」を打ち上げ、市長となっても、首長としての政策選択については区長にまかせ、次は道州制という外部でダンスし、最終的には「首相公選制」というダンスで踊リ続けようとする点で、外部を確保し続けていることにあるのではないでしょうか。砂原さんなら指摘済みのことかもしれませんが。
2012.01.07
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