Welcome to the Mentor’s world

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2024.11.30
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​​今日は夜まで予定がなかったので気が緩んだのか目が覚めたのが午前7時過ぎ。朝食後はコタツで朝寝。ようやく日常に戻れました。老人の日常ともいえますが(^^)

昨日、植木屋さんと雑談しましたが、最近、庭をやめる人が増えているそうです。この方は軽井沢での仕事が主なようで、逆に軽井沢では庭を作る人が増えているんだとか。
実際、僕の周りでも庭をやめる方が結構います。祖父母が亡くなったのを機に庭をつぶして駐車場にしたという話を何人かに聞きました。義兄の家も庭を潰して駐車場にしました。義兄は農地など広大な土地を持っていますが住んでいる場所は母屋や離れ、農機具倉庫などがあり手狭でした。庭を潰したことで軽トラックまで停められたり方向転換が楽になったりと生活の利便性があがりました。
庭というものの捉え方が変わってきているんだと思います。かつては「庭付き一戸建て」が売り文句でした。ある種、庭はステータスだったんですよね。日本風の家を作れば庭には松やツツジを植えて池なども作って小型の大名庭園みたいにして和室から庭を愛でるのが成功の証みたいにね。
今は利便性が優先します。街中でも車道に車を停めてハザードをつけて車が途切れるとバックで車庫にいれるのを結構見かけます。これを毎日やるのはストレスにもなるでしょう。父母が実家に住んでいた頃、父がそうしていました。現在、リフォームしている一階を片付けて車を室内で方向転換できるようにしたら父は大喜びでした。もし、庭を潰せば、それができるとすれば僕は迷わずするでしょう。それに狭い敷地に無理して庭を作るよりも駐車場や物置を作ったほうが生活の利便性が上がります。
それに庭には管理費用がかかります。見栄えのいい庭にするにはプロを雇うしかありません。管理せずに荒らしてしまうと見栄えどころか邪魔な存在でしかありません。お金を払って綺麗にしたところで愛でる余裕もないとすればないほうがいいですよね。
南禅寺別荘群の特集をみたら庭師10人が一年中入って手入れをしていると伝えました。人件費だけでも一年に数千万円です。それだけ庭に払えるというのが成功の証です。実際、植木屋さんが言うには、軽井沢だと、どの別荘も立派な庭を作り手入れに一週間以上通うこともあるんだとか。庭に数十万円払うことになるのだからお金持ちじゃないと無理です。
つまり、今、庭を作るというのはお金持ちのステータスなんですよね。我が家の庭も植木が沢山あるので、全部を管理してもらうとなると年に数十万円かかることになります。もちろん、僕は成功者でもなければ大金持ちでもないので、そんなお金は払えません。ですから、見栄えが重要な植木の手入れだけを一日ですませてもらい、残りは僕がコツコツ剪定します。
高齢になって畑を始めたという話もよく聞きます。自然が愛しくなってくるんですよね。僕もそうなりつつあるので気持ちはわかります(^^)
庭での作業は楽しくて時間を忘れます。現実逃避ともいいますが、こういう気持ちの切り替えが重要だと言われます。そのために人は旅行に出たりコンサートに行ったり趣味を愉しんだりするのでしょう。僕は大金をかけずに愉しむことができます。旅に出るより庭の手入れをしていたほうが実利もありますし。これからも庭仕事を愉しもうと思います。






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Last updated  2024.11.30 19:52:35


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