Meatcutting


肉きり。

このクラスはまさに、肉の勉強でした。
一年次で最もハードといわれるクラス。
なぜかというと、
・内容が専門的
・講師陣のあたりはずれが激しい
・教室が寒い
この三つに尽きます。

もともとは2年生向けのクラスだったらしいけど
カリキュラムの変更に伴い一年生向けのクラスになったとか。

このクラスを教えるchefは、私の知ってる限りでは3人。
一人はすごく優しい、おじいちゃんタイプの先生。
残りの二人はもんのすごーーーーーーく厳しい。
それはもう、もんのすごく。

私が当たったのは、その厳しいほうの一人。
シェフと呼ばれてはいるけど実際は肉屋でずっと働いていた人で
気難しい人。
そうかと思えば怒鳴ったりするし
怒鳴ったかと思えば歌いだすし踊りだすし
生徒に歌え!!ってどなるし
しっちゃかめっちゃか。

シェフ「この問いの答えは何だ!!??」
生徒「…Aです」
シェフ「…は!!??本気でいってるのか!!!」
生徒「!は、はい!!」
シェフ「この答えは、A、なんだな?」
生徒「…そう思います」
シェフ「はぁー(ため息とともに首を振りながら)。」
生徒「!!あ、やっぱりBです!」
シェフ「(ぎろりとにらんで)…答えはAだ。」

こんなやり取りが普通でした。
もう当てられたらどうしようってどきどきもんでした。
だって怖いんだもんどなるから。

でもそれもシェフの性格なんだと後からわかりました。
厳しい人だけど生徒には好かれてるし。

実際このクラスではすごくいろんなことを勉強しました。
動物のどのパートがどういう名前で、
ここの肉はこういう性質で、こういう形で、て言うのを
牛から始まって豚、子牛、羊、鶏と、
普段使うものは全部カバー。
肉のさばきかた、鶏のばらし方、筋肉の走り方、
そういうのって今まで全く知らなかったらすごく面白かった。

毎日ある小テストもやたら難しいし
覚えなきゃいけない事いっぱいあるし
すんごい勉強した記憶がありますあのクラスの間。

フィジカル的に大変だったのが、あの教室の気温。
生肉を扱う教室なので
教室がまるまる冷蔵庫の気温になってます。摂氏5度ないくらい。

もうほんと寒かった。
このクラスとってたのは9月だけど、
下は厚手の靴下にタイツはいて、
上は制服の下に起毛のトレーナー着こんで
それでも寒かった記憶がある。

運悪く3日目くらいで風邪を引いてしまい
咳が止まらなかったりふらふらしたりと
もうコンディションは最悪。
それでも休むわけには行かないから根性で学校行きました。


このクラスの実技のテストは、肉の識別。
最初の実技は、肉の写真を見て、
この肉はどの動物のどこの肉、っていうのを言うの。
その次の実技は、実際の肉を目の前にして、その識別。

写真では私すごくよくできたけど、実物は全然ダメだった記憶がある。
それでも、
このクラスの一日目の時の自分と九日目の自分を比べると
その知識の差ってすごいと思う。すごいたくさん学んだ。

このシェフは今でも大好きです。
私のことも覚えててくれて会ったら声かけてくれるし。

制服とかみだしなみのチェックがすごく厳しい人で
それを嫌がる生徒って結構いるんだけど
プロ意識、ていうのかな、
人からどう見られるかってやっぱ大事だと思う。
ピシッとしたかっこうしないとピシッと働けないと思うし。


ちなみに私が当たらなかったほうの厳しいシェフは
最初の授業で制服のアイロンがけの仕方まで指導するらしい(笑
それはいくらなんでもやりすぎだと思うけど。
この学校で一番厳しいといわれているその先生は
一番恐れられています。
彼の家庭事情に関するうわさがまことしやかに流れていたりとか
すでに伝説的存在(笑
彼に当たらなかったのは運がよかったのか悪かったのか・・・


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