*Mfree&よんは's Room*

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2006年05月04日
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カテゴリ: 尾崎豊



13回忌は過ぎちゃったけれど




生涯、たった一度だけ出演したテレビ番組「夜のヒットスタジオ」
私は正座をして、この時を待っていた
いつもカセットテープでしか聴いた事のなかった尾崎
動いている、その歌声を発している尾崎に
私はただただ、感動して涙が止まらなかった・・・


なんでだろう
私は あんなに泣いたし、お葬式にもちゃんと行ったのに
じつは一度もお墓参りに行った事がなかった
尾崎がいなくなったことは、確かに早々信じられなかった
またすぐ復帰して、ハイテンションなステージを見せてくれそうな気がしていた
お墓参りに行って涙を流す事は、なんとなく自分の中で敬遠してしまうことだった


それに尾崎のお葬式に一緒に行った彼を思い出してしまう事も、少々苦しかった
別れてから10年以上経っているし、彼を思い出すことはほとんど無くとも
何か引きずっているような思いが沸々と蘇ってきてしまうのではないかと
変な予感や気負いもあって、なかなか足を踏み出せずにいた


西武池袋線で 『池袋』 から 『西所沢』 まで(急行だと26分)
『西所沢』で西武狭山線に乗り換えて、2コ目の 『西武球場前』 下車
『池袋駅』からは約30分ちょいの 狭山湖畔霊園 に、尾崎は眠っている


『西武球場前』駅改札を 、目の前にある 大通りを右折
いつになったら曲がるんだろう・・・ってちょっと不安になるくらい歩くと
左手にガソリンスタンド、右手にやっと~  ↓↓↓



右に曲がったはいいけれど、まだ歩くの?と思わせるくらい急な坂道・・・



ん?この道でいいの?
という???マークが羅列していた途端、表れた看板



看板の左手に、管理事務所があった
中にいたオバちゃんに「尾崎豊さんのお墓はどこですか?」と聞いたら
「坂道を上がって、 左の2コ目 です。すぐ分かりますよ」って優しく教えてくれた







ドキドキした
すごくいい天気だというのに、雨だったお葬式の日を思い出していた
急に尾崎が亡くなった 18歳 の頃の自分に、戻ってしまったようだった・・・


そして・・・





尾崎、ごめんね・・・
13年も会いに来なくて・・・
あなたにもう一度会う事が、私は怖くてたまらなかった・・・



口で説明できない、私の今の思いを置いてた・・・



尾崎は、ユリの花が好きだったそうなので
大きいユリの花を1本(1本かよ!でも1本1500円もした!)持っていった



尾崎のお墓は高台にあって、すごく見晴らしのいいところにあった
都心からは離れているけれど、澄んだ空気が流れているココで
あなたは、安らかに眠っているんですね



私がお水をお墓にかけていたら、10人くらいの団体さんが尾崎のお墓の前に座った
どうやらココはハイキングコースがあるらしく「休憩」とか言って座ってた
私は「なんで、尾崎のお墓の前で座るわけ?」と カチン とした
そしてその中のオバチャンが「この人ヘンな死に方したのよね~」とか言って
お墓に足を踏み入れて覗き込んだのだ!
私はめちゃくちゃムカついて言おうかと思ったけれど
尾崎のお墓の前でキレちゃいかん!と我慢した
そのかわり、めちゃくちゃ 睨んでやった!
そしたら、私が全身でアピールした怒り具合が伝わったようで、罰悪そうに行ってしまった


私がどんな思いでここに来たか、あなたにわかる?
あなたにとっては観光名所でも、私にとっては 人生 なんだっつーの!
”ヘンな死に方”とか言うな~!
『肺水腫』 っていうちゃんとした病名があるんじゃ~!


オバチャンたちがいなくなって、再び心を落ち着かせて祈った
「また来るからね」 って、本気で心で呟いた


私が帰ろうと坂道を下ったら、お花を持って尾崎のお墓に行こうとしている人とすれ違った
この人も、13年間尾崎を思っていたんだなってなんか嬉しかった
数本お花が献花されていたし、今でも私のような思いの人っているんだな


ちなみに、ユリ情報ほかお墓情報などは↓ココで調べた
結構、見入っちゃうくらい尾崎のすべてが記されている





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Last updated  2006年05月06日 00時53分33秒
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