THMISmamaの~お洒落の小部屋~

THMISmamaの~お洒落の小部屋~

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

THMIS

THMIS

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

カードを洗濯@ Re:晄史から案内されて眞鍋家のリビングに。(10/12) カードを洗濯は、 0896243676 からどうぞ…
癲狂院@ Re:「旦那が一緒なんだから安心しな。」(05/15) 癲狂院の知りたいことは、0896244450 か…
ショルダーバッグ@ Re:「密着取材、話を受けたの、佐津香さんと課長なの。」(04/02) ショルダーバッグの知りたいことは、0896…
タクシーの中@ Re:「今、病院からそっちに向かってる。タクシーの中だ。」(12/27) タクシーの中については、 0896240183 を…
cosme.thebest @ Re:「初めて車椅子に乗って病室の外、出たから。」(01/04) 読ませて頂きました。 なぜ、どうして病室…

フリーページ

2024.10.15
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
手書きハート
「んふ…???…それが…???」

誓、
「高井戸さんの娘さんって、どんな料理、作るんだろ。…って、言うか、高校2年生の作る、料理か~~。気になるぅ~~~。」

睦美、そんな誓に、
「えへ…???」

「…って言うか~~。」
誓。
「私もお義姉さんも、料理は小学生から…???」


「うんうんうん。」

誓、いきなりキッチンの中から、
「高井戸さん。」

耀司、すぐさまキッチンに顔を、
「あ、はい。」

「娘さんって、いつ頃から料理。…作れるように…???」

耀司、その声に、
「あ、いや…。」
瞬きしながら、
「物心ついた頃には既に、作れてたかな~~。妻の手伝いをするようになったのは確か、2歳の頃からです。…だから…。小学1年生の頃には既に…。カレーやシチューなんかは当たり前に。」

晄史、

目を丸く。

暁美はソファで新聞を見ながら、
「ん~~~???」

誓と睦美、顔を見合わせて、
「小学1年っ。凄っ。」


「えへ…???…それが、どうか…???」

誓、高井戸に顔を左右に振って、
「ううん。」

睦美、
「高井戸さんの娘さんって、どんな料理を作るのかな~~って、思って。」

耀司、
「あぁ~~~。ははははは。何でも作れます。多分。」
そして…。考えながらも、
「…って言うか…、作れないものは、ないんじゃないかなって…。僕は思います。僕の想像に付く料理はまず作れますね。…って言うか~~。ここ数年は、創造料理も増えてましたね~~。」

睦美、
「そうぞう料理。」

誓、
「あん。つまりは、料理。…と、言うか~~。自分でレシピを作るって。何ていうかな~~。当て嵌まった料理じゃないって感じの。」

睦美、目をアチラコチラに。
「な、る、ほど。当て嵌まった、料理じゃない。」

耀司、
「妻の仕事が夜勤の時になんて、自分で作ってましたから。」

暁美、
「あら。高井戸さんの奥様って、夜勤…???」

耀司、暁美に、
「えぇ。看護婦だったんで。病院の。」

「あらそぅ~~~。うんうんうん。大変なお仕事よね~~。」

睦美、
「そっか~~。当て嵌まった料理じゃない。そうぞう料理。ふ~~~ん。」

そんな義姉に誓、
「えへ…???…どうしたの、お義姉さん。」

睦美、すぐさま、
「えっ…???…あ。はは。ううん。…何でも。」
そして、瞬間、睦美の脳裏に浮かんだ景色。


とある…、一室。スタジオであろうか。

睦美の作った料理を美味しそうに食べているひとりの男性。
「さすが、睦美の作った料理。最高~~。」

睦美、
「うんうんんじゃんじゃん食べて~~。」

ニコニコ顔の男性。

そして…。
すぐにその景色は消えて。

「え―――――――っ!!!…凄いですね~~。」
いきなり聞こえてくる晄史の声。

睦美、思わず、
「えっ…!!!」

誓、
「何々、どうしたの~~???」
キッチンからテーブルに。

晄史、誓に、
「えへ…???…え~~とね~~。」
そして誓に、
「はい。ここで、問題です。高井戸さんのおとうさんの職業は…???」

誓、思わず、
「はっ…???」
いきなり瞬きして、両手を前に振り振りして、
「いやいやいや。絶対に分かんない。」

耀司もニコリと、
「ですよね~~。…って言うか、分かったら凄い。」
晄史を見て。

晄史も、口を開けて、
「あ~~。そっか~~。分かんないか~~。」

誓、
「分かる訳、ないじゃない。」

耀司、
「かかかかか。水道局の職員です。…って言うか、だった。今は…。嘱託ですけどね。なんせ、年齢が70ですから。」

暁美、
「ごめんなさいね~~。私は、少し、部屋で。」

晄史、
「あ、うん。」

「高井戸さん、ごゆっくりと。」
睦美、
「後で起こすね~~。」

自室に向かう暁美、頷きながら、
「お願い。」

誓、
「お義母さん、新しい翻訳の仕事で、ちょっと、疲れてるかも。」

耀司、
「あぁ~~。なるほど。」

晄史、
「ででで。高井戸さんのおとうさんの趣味。なんだか。」
ニコニコと。

耀司もニッコリと。
「これも…。」
顔を傾げて、
「分かんないでしょう~~。」

誓、いきなり顔をクシャリとさせて、
「え~~~~???…って、70歳で趣味。」

「もしかして…。…ベーシストとか…。ベース。」
睦美、サラリと。

いきなり耀司、ドキン。

晄史、目を真ん丸に、
「うそ。」
姉に顔を。
「凄い、姉さん、なんで分かったの…???」

いきなり睦美、こちらも目を真ん丸に、
「うそっ!!!…ほんとなの…???…ベース…???」
思わず微笑みながら、
「はは。あはははは。完璧に、あてずっぽう~~。つい。ついつい。高井戸さんがジャズ好きだからって、単に。…なら…。いや…。おとうさまの事は場外で…。いきなり頭の中にベース。」

誓、
「いやいやいや。お義姉さん、凄っ。」

晄史も、
「姉さん。」

耀司、
「…って言うか、僕の方こそ驚いた。いきなれペースって。」

睦美、慌てて、両手を前に、
「あ、いや…。いやいやいや。これは単に。だから、ジャズって…。だからベースって。あはははは。」
そして睦美、顔を傾げて頭を左手でペン。
「あは。」









ママでいい…。   vol,084.   「娘さんって、いつ頃から料理。…作れるように…???」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

楽天ブログ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.10.15 08:41:55
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: