さて、出発当日。朝7時に自宅を出て、TCAT経由で成田に向かう。すでに梅雨入りしていたが、幸い曇り空で、しかも少し通勤ラッシュより早いということで、特に問題もなく空港に着く。チェックインをし、現金の両替へ。出国手続きをする前に両替したのだが、数日前にチェックした某T銀行のレートより3円弱低いレートに嬉しくなる。中に入って、別の銀行のレートを見てみると、ここはその2つの銀行の中間のレート。総額にすればたいした違いではないかもしれないが、なにせ、貧乏旅行なのだ。何事も節約節約。 この時期の平日ということもあって、機内はほどよく埋まってはいたが満席ではなく、3人並びの席でしかも窓際は空席。また、かなり新しい機体らしく、とてもきれいだ。各席に小さなTVスクリーンが付いていて、リモコンの表側でビデオを見たり音楽を聴いたりゲームをしたり・・ができる。そしてリモコンの裏側はなんと、機内電話になっている。クレジットカードを差し込んでかけられるようになっているのだ。記念にやってみたい気もしたが、節約節約。きっと高いに違いないからね。 ただ、機内でのサービスの説明がなく(特に日本語がほとんどない)、アテンダントもあまり親切ではなかった気がした。エールフランスに比べれば数段いいけれど、イタリア人の平均値からすると、相当、親切度、加えて容貌も劣ると思われる。「なんでだろう~♪」 飛び立ってしばらくすると機内食が運ばれてくる。メニューはなく、Japanese or Itanian?の選択肢。肉か魚か、ではなかった。何かで和食メニューがおいしい、と読んだように記憶していたので、Japaneseを選択する。今まで、態度は悪いがエールフランスの機内食はピカイチ!と思っていたのが、アリタリアに負けたね。おいしかった!! ミラノまでの十数時間のフライト中、2本ビデオを見た。ジェニファー・ロペス主演のMade in Manhattanと、ロバート・デ・ニーロのAnalyze that(邦題はアナライズ・ミーだっけ?)。映画は結局なかった。・・と思う。