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2005.10.01
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<10月01日(土)付け 中国新聞 より>


『福山競馬、サラブレッド導入へ』

 福山市の羽田皓市長は三十日、市営競馬の競走馬確保に向けて、十月末にもサラブレッド馬の導入を正式に決定する方針を明らかにした。同競馬は全国で唯一、アラブ系競走馬だけで開催しているが、アラブ馬の生産頭数が激減し、レース継続が懸念されていた。

 羽田市長は同日の記者会見で、今年上半期(四―九月)の競馬事業について「なんとか黒字を確保できる見通しが立った」と説明。現在、競走馬の確保や競馬振興策などを諮問している「福山地方競馬健全化対策推進委員会」の答申と、正式な収支決算のまとまる十月末をめどに「サラブレッド導入に一定の方向性を出したい」と述べた。

 売上減による深刻な経営不振に陥っている市営競馬事業をめぐり、市は本年度から、賞金や奨励費など大幅な経費削減策を実施。「最低でも収支均衡」を掲げ、経営立て直しを進めている。サラブレッドの導入についても、羽田市長は「黒字確保の見通しが立たなければ、(事業継続を含めた)市民の理解が得られない」と慎重な姿勢を繰り返してきた。

 一方で、現在の年間八十五日のレース開催を確保するには、少なくとも五百頭の競走馬の在籍が必要だが、来年三月末には三百八十頭余りに減る見通し。レースを継続するためには、生産頭数が激減しているアラブ馬をカバーするため、サラブレッドの導入が不可欠となっていた。

 今後、競走馬の負担を軽くするための馬場改修などが必要となる可能性もある。市は、可能な限り新たな設備投資を抑えられるよう、監督官庁である農水省などと協議を重ねる構えでいる。



直接の競馬場存廃問題ではありませんが、園田・姫路の兵庫県競馬がサラブレッドに門戸を開いて以来、自他ともに認める「アラブのメッカ」だった福山競馬がとうとうサラブレッド導入に踏み切る模様です
これにより、アラブ専門の競馬場が消滅することになりますが、馬産地でほとんどアラブ馬が生産されなくなった以上、こうなることは時間の問題でした
むしろ、消え行くアラブ馬とともに競馬場廃止、という最悪の事態が避けられたことを喜ぶべきでせう
高知サラブレッドを招いて施行された今夏のアラブ・サラ混合レースもここへ繋がる準備の一環だったのですネ

サラブレッドのスピードに対応するために馬場そのものに何らかの手を加える必要も出てくるでせうが、多額の費用を要するコース改修が難しいとすれば、砂を深くする、コース幅は狭くなっても(=フルゲート頭数が減っても)仮サクを設けてコーナーを緩くする、といった工夫が求められます

当面はアラブ在厩馬のほうがサラブレッドより頭数が多い状態でのスタートになると思われますが、平均して アラブ9クラ+サラ1クラ/日という番組割合だった末期の益田競馬のイメージでせうか
間違いなく近い将来に全廃の日が来るアラブ競馬ですから、アラブ+サラの面白い混合レースを設定して最後まで盛り上げてほしいものです





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最終更新日  2005.10.01 18:41:21
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