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2005.10.31
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10月26日(水)付け当日記ブログ「 D-netの進化に期待 」&28日(金)付け「 D-netの進化に期待してるのに 」の続報:
(地方競馬の全国11主催者とソフトバンク社(10月3日設立の子会社ソフトバンク・プレイヤーズ)が、インターネットを介した馬券販売とレース映像のネット中継に関する業務提携に合意したとの報道を受けて)


(1)北國新聞
10月27日(木)付け 北國新聞 に「金沢競馬 ネット販売の強化は急務」と題する社説が掲載されました。
インターネット利用において、地方競馬が日本中央競馬会(JRA)に対して遅れを取っている現状について「 これまでは馬券を購入する世代がパソコンや携帯電話を利用しないミスマッチがある、と説明されてきたが、六十代のパソコン、携帯電話利用者は五割を超えた。これから退職ラッシュを迎える「団塊の世代」を有力な新規顧客として取り込んでいくためにも使い勝手の良い仕組みをつくらねばならない。 」と説き、「 各地方競馬のレースを生中継で見せる工夫に加え、調教の様子や関係者の予想、見どころなど、馬券を買う際の手がかりとなる情報も不足している。

個人差・職業差・地域差はあるとしても、馬券は中高年/デジタルは若年層、という色分けがもはや現実と乖離していることは言うまでもないでせう。(「 馬券日記 オケラセラ 」(by ガトーさん)の 関連記事
情報発信面では、現在でも一部専門紙がファックス配信などの有料情報サービスを行なっていますが、専門紙のウェブサイトが主催者ホームページからたどれないケースも多く、初心者には敷居が高くなっていることは否めません。マスメディア利用でレース情報&馬情報の絶対量を増やせればそれに越したことはありませんが、それがムリだとしてもIT企業の力を借りることで、ユーザーインターフェイスの改良と情報取得手段の整理&周知ができれば敷居は格段に低くできます。依然として一部専門家は懐疑的な見方をしているようですが、インターネット&デジタル機器の利用者の年齢的な広がりとあいまってこの方向への努力が新規顧客取り込みに直結することを期待しています。

また、社説は「 共同運営の提携先がソフトバンクでなければならぬ理由はあるのか。関連企業のヤフーはポータル(玄関口)サイトとしては圧倒的な実力を持つが、他のIT企業との交渉も進め、条件の良いところと組むべきである。 」との疑問も提示している。
正論です。最初に名乗りをあげたソフトバンクグループに飛びつくのではなく、競わせて費用を最小限に抑えることが望ましい。しかし、現状でこの難しい事業に取り組んでみようというIT企業がそれほど多くあるとは思えません。また、今後の展開を考えると、全国の多くの地方競馬主催者が同じシステムに参加してこそ、この試みは成功が見込めるのです。結論としては、おいしいところだけ持って行かれないように留意しつつ、ソフトバンク社を信頼して共同運営を推し進めるのが正解ではないでせうか。


(2)盛岡タイムス
10月26日(水)付け 盛岡タイムス の記事には、各当事者のコメントが掲載されていました。
現行D-netを運営する日本レーシングサービス(NRS):「 基本合意したということはない。さまざまな検討はしている。われわれは業務を委託されているだけで、(ソフトバンクを通じて)馬券発売をするかどうかはあくまで主催者の意思によるものだ
ソフトバンク広報室:「 インターネットレジャー事業については、さまざまな分野で検討しているが、現時点では何も決まっていない
柴田哲岩手県競馬組合副管理者:「 他の地方競馬がネット発売を模索しているという話は聞いていたが、ソフトバンクと基本合意したとは聞いてない。もしそうなるのなら、岩手競馬だけが単独でやるメリットはないが仮定の話には答えにくい。もし決まれば対応の仕方はあると思う

うーん、「Yahoo!」ポータルサイトに「岩手競馬」というコンテンツができるのと、「地方競馬」コンテンツ内に岩手競馬が含まれるのとでは、とてつもなく大きな違いがありますから、岩手主催者サイドに立つと1ヵ月半程度とはいえ業務提携バナシを先行させたメリットが何もなくなるのは厳しいなぁ、、、とは感じます。





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最終更新日  2005.10.31 23:01:54
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