Love and happy days
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♪魔術はささやく♪♪宮部みゆき♪♪僕たちの好きな宮部みゆき♪♪宮部みゆきが読まれる理由(わけ)♪久々の、宮部みゆき\(^▽^@)ノそれぞれは社会面のありふれた記事だった。一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。さらに魔の手は四人めに伸びていた・・・・・・。だが、逮捕されたタクシー運転手の甥、守は知らず知らず事件の真相に迫っていたのだった。日本推理サスペンス大賞受賞作。久々に宮部みゆき氏の小説を読みました、やはり面白いです。宮部氏の初期作品のせいか、始めは少し読み進めるのに、今までの本より時間がかかったように思いましたが、囲み記事を、パッと載せる辺り、また、全く関係のない事件が、実はひとつの事件に繋がる辺り、宮部みゆき作品の醍醐味を感じました。『魔術はささやく』というタイトル通り、トリックは、科学的証明の確かではないものでしたが、そのトリックだけが浮かないように、関連した伏線、心理的要素が上手く織り込んであり、読み進めて行く内に、自然にページを急がせました。恨みも、罪の意識も、両方感じることが出来る、ミステリーの中に、人間の心の善と悪を散りばめた作品です。心理的緊迫感が、非常に色濃く出ている小説だと思います。意表を突いたそれぞれの事件の関係、またそれに伴う人間関係。人間関係に於いては、事件のみだけではなく、主人公守の家族にまで発展しています。しかも、そこは、また一転二転と、読み手を良い意味で裏切ります。さすが、宮部みゆき作品、と思わせるミステリーに、また出会うことが出来ました。templates designed by himeco
2008.01.08
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