全3件 (3件中 1-3件目)
1
今回の観察会は、志摩市大王町登茂山ということで鳥羽からは車で約40分。ウミホタルということで観察会の中心は夜となりました。交通の便も悪いことから近くの登茂山観光ホテルに宿泊されての参加者もみえるなど、集まった方は会員内外で31名。ともやま公園事務所にあるチムニーホールを借りて解説を行いました。ここは中央でキャンプファイアーが出来るようになっています。つまり雨でも出来るキャンプファイアーということで驚きました。講師の川口先生から、ウミホタルと夜光虫の違いや、採集法などの解説があり、暗くなるのを待ちました。辺りが暗くなると海へ出動です。道中、キャンプ場を横切るのですが、この日も何組かテントが立っていました。岸壁には立派な筏があり、30人ほどが乗っても平気です。ガラス瓶にエサを入れ海底に沈めて15分ほど待ちます。その間、筏中央に開いた穴から夜の海中生物を観察しました。クラゲや魚が悠々と泳ぐ姿を見ているうちに時間はあっというまに過ぎ、沈めてあった瓶を引き上げます。その中にはウミホタルがたくさん採れていました。姿はまるでゲンゴロウみたい。。。でも、そのままでは光りません。瓶から網に移してちょっと刺激するのです。そうすることにより発光物質を体外に放出して強く幻想的な光を放ちます。しばらくこの神秘的な光を堪能した後、海に戻しますが、このとき海中に沈んでいくウミホタルたちが幾筋もの紫色の光を放ちます。まるで海中を照らすかのごとく。再びチムニーホールに戻って今度はウミホタルを顕微鏡で見たり、その姿を液晶モニターに映して観察したりしました。写真は、液晶モニターをそのままデジカメで撮影したものです。こうして参加者全員が大満足で8時半には散会しました。
2006.09.23
平成18年9月18日、鳥羽水族館にて三重動物学会総会が開催されました。午前10時半に始まり事業報告や、予算決算、事業計画案などを審議。そのあとパラオ共和国への自然調査に出向かれた市川先生の「パラオの野鳥」と題した講演会が約1時間あり無事終了しました。このあと鳥羽水族館のご厚意により総会参加者で希望者は鳥羽水族館を無料見学されました。事業計画 9月18日 総会 9月10日 鳴く虫の音を聞く会(津市河芸町) 9月23日 ウミホタル観察会(志摩市登茂山)10月15日 カモシカセンター見学と御在所の自然(菰野町御在所岳)11~12月 化石観察会平成19年 3月25日 野鳥観察会(津市階楽公園) 4月 磯の観察会 5月 里山の自然(津市白山町四季の里) 6月 会報30号発行
2006.09.18
朝から大雨で、風流な観察会もどうなるかと思いましたが、津市河芸町の環境保全事業団に着いたときには上がっていました。しかし、こんな日だったので参加者も10名と少なくアットホームな感じで進められました。まずは、村井先生から約1時間に渡り、この地域の鳴く虫についての解説がありました。その後、野道を歩きながらの観察です。虫の音はあちこちから聞こえますが、どの虫か種類を特定するのには少々時間を要しました。それにしても外来種のアオマツムシの音が一番大きいです。ほかの鳴き声も聞こえないくらいでした。こうして、21時過ぎまで観察会は続けられました。
2006.09.10
全3件 (3件中 1-3件目)
1