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27年12月22日に最高裁に上告を却下され、高裁の結果が確定し堺市は、旧美原町の職員4名に対して372万0355円と 平成17年5月6日から支払い済みまで年5分の割合による損害金197万7394円 計569万7749円を請求することになりました。約11年の間に、金子弁護士ほか5名の弁護士さんが私達の住民訴訟に協力して下さいました。今回、私たちにとって不本意な裁判所の判断になりましたが今まで本当に多忙な中、私たちと一緒に戦って下さった弁護士の先生方に少しでも費用をお支払できることを感謝して今日は、堺市長竹山修身氏に対して、弁護士費用請求書を金子先生と一緒に提出いたしました。その後、記者会見をさせて頂きました。2時から3時半近くまで結構長い記者会見になり、少々ビックリしました。当時の合併の事を知っておられる記者さんは、誰もおられませんでした。年賀状で「ネットワークみはら」に関係して下さった皆さんに報告しましたが今回の弁護士費用の請求の事はまだお知らせしていなかったので、良い報告が出来ればと思います。竹山堺市長は平成元年、2年とこの旧美原町の助役をされていたのできっと、旧美原町の体制はよくご存じだったのではと思います。私達の請求の件よろしくお願い致します。2010年8月3日に亡くなられた「ネットワークみはら」代表薮内さんにもやっと報告が出来ます。最後まで裁判の事を気にされていましたからね。
2016.01.28
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私達が行っていた裁判の結果が27年12月22日に上告棄却・上告不受理決定により確定しました。このブログには、最後に25年3月29日の大阪地裁の判決結果と感想を3月31日に書いていました。山田明裁判長は「担当職員は徴収を怠った上、適切な処理をしなかったため、徴収の時効も成立してしまった」と認定。担当部長ら職員延べ10人に対し、計約1600万円を請求するよう竹山修身(おさみ)堺市長に命じた。 「第1審判決 元町長と元両助役に対する請求は棄却 その他の者については時効消滅の責任を認める 但し、損害は50% (保健福祉部長) 413万9255円と遅延損害金 (保険課長) 332万5560円と遅延損害金 (収納室長) 107万1915円と遅延損害金 (収納室長) 98万1145円と遅延損害金その後、26年3月13日に大阪高裁の判決が出ました。 第2審判決 第1審判決を変更し (保健福祉部長) 372万0355円と遅延損害金 (保険課長) 293万4085円と遅延損害金 (収納室長) 135万2290円と遅延損害金 (収納室長) 21万2290円と遅延損害金 の支払を命じた 第1事件で、国保についての時効消滅の責任を認めており、現実にも回収できているため、回収可能性がないとはいえなかった高裁に皆で聞きに行ったのですが26年1月13日の私のブログに感想を書いていました。合併問題で出てきた、旧美原町の怠慢行政地裁では違法と認められたことが、高裁では逆転して、ちょっとショックでした。2件あって、国保の違法徴収の件はそのまま一部勝訴でしたが町税が・・・(;'∀')なんだか、払わない人が徳で真面目に税金を払っている人が損をしている様な結果でした。この事件の発端になった、20年間税金を徴収しなかった問題では、町長にも補填の勧告が出たのに高額になれば責任がなくなると言うのは、ちょっと裁判が信じられなくなりそうです。最高裁の上告では、 大阪地裁でも認められなかった 「高岡元町長ら幹部の責任は「問題が発覚するまで部下から報告がなく、指揮監督する義務がなかった」と判断し、原告側の請求を退けた。」この事については、一番納得できないので元町長や助役を含め全体責任であると訴えましたが・・・最高裁で上告が却下された、高裁の判決が確定しました。確定した結果は、大変不満ではありますが10年以上に渡る裁判で、本当にたくさんの皆さんの協力や特に金子先生をはじめとする弁護団の先生方には大変お世話になりました。少しでも今回の結果が、これから先のこういう問題で役に立つことを願っています。又、多少でも弁護団の先生方にお礼が出来ればと今検討中です。
2016.01.18
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