2009年03月17日
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カテゴリ: ヒヨドリ飼育日記
最後はあっけ無いほど自然に、ぴーちゃんは去っていきました。


ぴーちゃんと過ごした2ヶ月半はあっという間の出来事でしたが、無事に育てることが
できたと同時に、私たちもたくさんの事を教えてもらいました。

野鳥と人がこれほども信頼し合えるものだとは思ってもみませんでした。
本当に、野鳥の適応能力の高さには驚かされ、そして助けられました。

ぴーちゃんが自然に帰ることが出来たのは、近くに野生のヒヨドリがたくさん居た事も
良かったのだと思います。仲間のヒヨドリたちにも助けられましたね。

さて、冬になり裏の雑木林のヒヨドリたちも徐々に減っていきました。

います。

ぴーちゃんも野生のヒヨドリにうまく仲間入りが出来たみたいで、一緒に渡って行って
しまったようです。

家の周りにヒヨドリが飛んでいると、ぴーちゃん!と呼んでみますが、無視されます。
そうですよね、ぴーちゃんではありませんから。

もう私たちの事は忘れて、どこかで仲間と楽しくすごしているのだと思います。

そうそう、ぴーちゃんに買ってあげた九官鳥の餌が残っています。
お皿に入れて外に置いてみたところ、少し時間が掛かりましたがヒヨドリが寄って来る
ようになりました。

やはり冬は餌が少ないみたいで、食べられるものには積極的です。
ぴーちゃんがあれ程食べなかった九官鳥の餌が大人気です。



「もし今年もヒヨドリのヒナがはぐれていたらどうする?」とかみさんに聞いて
みましたが「ひろわない」と言っていました。

ぴーちゃんの面倒を一番みていたのはかみさんです。
やはり、私たちにとってぴーちゃんは特別な存在なのです。

 おわり






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最終更新日  2009年03月17日 18時12分14秒
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