鋼材を引張ると粘りのある鋼材だとグネーっと伸びて断面が小さくなり、破断時には断面積は元の断面積の3/4程度に絞られます。その場合は元の断面積に比べて1/4 絞られたことになるので、絞り値は1/4=0.25=25%です。絞り値が大きいほどアメのように粘り強く伸びて、破断しにくく、靭性が高くなります。圧延時に板方向に結晶、不純物が伸ばされるので、板厚方向の引張りには弱くなります。板厚方向の靭性を低下させないため、SN400C材、SN490C材は板厚方向の絞り値は25%以上とされています。 EX 鋼は硫黄の含有量が少ないほど、シャルピー吸収エネルギーおよび板厚方向の絞り値は大きくなる。 A 硫黄が少ないほど粘り強さ、延性が向上して、シャルピー吸収エネルギー、絞り値ともに大きくなります。(答 〇)